到達目標
1. 地域・地区の分析方法を説明できる
2. 地域・地区の分析を通じ、必要機能とデザインの整合性等を含め、まちづくりの観点から設計ができる。
3. 地域特性を加味した居住スタイル等と形態を提案できる
4. 自身の提案を、図面等のプレゼンテーションによって的確に表現できる
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 地域・地区の分析方法を明確に説明できる | 地域・地区の分析方法を説明できる | 地域・地区の分析方法を説明できない |
評価項目2 | 地域・地区の分析を通じ、必要機能とデザインの整合性等を含め、まちづくりの観点から設計が明確にできる | 地域・地区の分析を通じ、必要機能とデザインの整合性等を含め、まちづくりの観点から設計ができる | 地域・地区の分析を通じ、必要機能とデザインの整合性等を含め、まちづくりの観点から設計ができない |
評価項目3 | 地域特性を加味した居住スタイル等と形態を明確に提案できる | 地域特性を加味した居住スタイル等と形態を提案できる | 地域特性を加味した居住スタイル等と形態を提案できない |
評価項目4 | 自身の提案を、図面等のプレゼンテーションによって的確に表現できる | 自身の提案を、図面等のプレゼンテーションによって表現できる | 自身の提案を、図面等のプレゼンテーションによって表現できない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
地域・地区の分析を行い、町について学び、まちづくりに必要な観点を養い、地域特性からの提案を行う。
この科目は学修単位科目のため、自学自習として発表資料作成のための調査・資料作成を行うものとする。
授業の進め方・方法:
町の分析と分析結果の発表から、提案に対するエスキスチェックを行う。提案による図面作成等のを演習として行う。
事前事後学習を必須とし、事前事後の自学自習する内容は、下記の授業計画の授業内容・方法において、< >内の項目である。
注意点:
小山市を基本題材とするが、その特定の町におけるターゲットとするテーマは、年によって変更予定である(例えば、空き家について、改修について、施設活用について など)
授業の属性・履修上の区分
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
課題説明、地域統計資料・地域ガイド資料講義 <文献・現地調査> |
市街地について説明できる。文献や現地から、その町の問題点や環境対策と景観形成について説明できる。
|
2週 |
課題(地域)に対する実態講義 <文献・現地調査> |
市街地について説明できる。文献や現地から、その町の問題点や環境対策と景観形成について説明できる。
|
3週 |
文献・現地調査の図化 <発表資料の作成> |
市街地について説明できる。文献や現地から、その町の問題点や環境対策と景観形成について説明できる。
|
4週 |
文献・現地調査の発表(地域施設状況書) <基本企画提案検討・事例調査> |
市街地について説明できる。文献や現地から、その町の問題点や環境対策と景観形成について説明できる。
|
5週 |
基本企画実習・敷地コンセプトの決定 <基本企画提案作成> |
計画の立案ができる。
|
6週 |
提案個別エスキスチェック <基本企画提案作成> |
計画の立案ができる。
|
7週 |
基本企画発表(地域施設提案書) <基本設計提案検討> |
計画提案書がでくる。
|
8週 |
基本設計 エスキスチェック(配置図・平面図) <基本設計提案エスキス> |
動線について説明できる。ゾーニングについて説明できる。
|
4thQ |
9週 |
エスキスチェック(平面細部) <基本設計提案エスキス> |
与えられた条件をもとに、動線・ゾーニングのエスキスができる。
|
10週 |
エスキスチェック(平面細部) <基本設計提案エスキス> |
与えられた条件をもとに、動線・ゾーニングのエスキスができる。
|
11週 |
エスキスチェック(平立断) <基本設計提案エスキス> |
与えられた条件をもとに、配置図、各階平面図、立面図、断面図などが描ける。
|
12週 |
エスキスチェック(平立断) <基本設計提案エスキス> |
与えられた条件をもとに、配置図、各階平面図、立面図、断面図などが描ける。
|
13週 |
エスキスチェック(細部) <基本設計提案エスキス> |
敷地と周辺地域および景観などに配慮し、配置、意匠を検討できる
|
14週 |
エスキスチェック(細部) <基本設計提案エスキス・発表資料作成> |
敷地と周辺地域および景観などに配慮し、配置、意匠を検討できる
|
15週 |
発表・講評会(地域施設基本設計書) <発表資料作成> |
講評会等において、コンセプトなどをまとめ、プレゼンテーションができる。
|
16週 |
|
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建築系分野 | 設計・製図 | 製図用具の特性を理解し、使用できる。 | 5 | |
線の描き分け(3種類程度)ができる。 | 5 | |
文字・寸法の記入を理解し、実践できる。 | 5 | |
建築の各種図面の意味を理解し、描けること。 | 5 | |
図面の種類別の各種図の配置を理解している。 | 5 | |
図面の尺度・縮尺について理解し、図面の作図に反映できる。 | 5 | |
立体的な発想とその表現(例えば、正投象、単面投象、透視投象などを用い)ができる。 | 5 | |
ソフトウェアを用い、各種建築図面を作成できる。 | 5 | |
各種模型材料(例えば、紙、木、スチレンボードなど)を用い、図面をもとに模型を製作できる。または、BIMなどの3D-CADにより建築モデルを作成できる。 | 5 | |
与えられた条件をもとに、コンセプトがまとめられる。 | 5 | |
与えられた条件をもとに、動線・ゾーニングのエスキスができる。 | 5 | |
与えられた条件をもとに、配置図、各階平面図、立面図、断面図などがかける。 | 5 | |
設計した建築物の模型またはパースなどを製作できる。 | 5 | |
講評会等において、コンセプトなどをまとめ、プレゼンテーションができる。 | 5 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 提出物(状況書) | 提出物(提案書) | 提出物(設計書:計画性・建築物・プレゼン) | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 0 | 10 | 20 | 70 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 0 | 0 | 10 | 20 | 70 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |