都市防災論 

科目基礎情報

学校 小山工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 都市防災論 
科目番号 0007 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 複合工学専攻(建築学コース) 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 防災リテラシー,太田・松野,森北出版
担当教員 大和 征良

到達目標

1.それぞれの災害時において起こりうる事柄について説明できる。
2.災害時に被害を低減するための建築的な事前および事後の対策について説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
それぞれの災害時において起こりうる事柄について説明できる。それぞれの災害時において起こりうる事柄について十分に理解し、明確に説明できる。それぞれの災害時において起こりうる事柄について概ね説明できる。それぞれの災害時において起こりうる事柄について説明できない。
災害時に被害を低減するための建築的な事前および事後の対策について説明できる。災害時に被害を低減するための建築的な事前および事後の対策について十分に理解し、明確に説明できる。災害時に被害を低減するための建築的な事前および事後の対策について概ね説明できる。災害時に被害を低減するための建築的な事前および事後の対策について説明できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 ④ 説明 閉じる
 学習・教育到達度目標 ④ 説明 閉じる
JABEE (A) 説明 閉じる
JABEE (D) 説明 閉じる
JABEE (d-1) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
地域・都市・建物の災害や防災について理解し,事前・事後の対策の立案および応用力を養う。
この授業は,企業に所属して工法開発(研究)・技術認証取得・性能評価試験・部材設計に携わっていた者がその経験を生かして授業を遂行する。
授業の進め方・方法:
授業は,毎回ppt等を用いて学生が発表し,その後参加者全員でQ&A及びディスカッションを行い,解決困難な課題に対して考察を加える。必要に応じて教員が関連補足説明を行う。毎回レポート課題が出題される。
注意点:
隔年開講科目( 令和6年度は開講 )
授業前にその日行う部分の教科書の該当範囲を通読し,不明な用語などは予め学習した後,授業に臨むことを推奨する。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 大震災(阪神,東日本) 東日本大震災、阪神淡路大震災で起こったことを理解する。
2週 災害とは(~3.2) 自然災害について理解する。
3週 地震 地震および被害について理解する。
4週 津波(~5.1) 津波および被害について理解する。
5週 台風と豪雨 台風・豪雨および被害について理解する。
6週 火災 火災および被害について理解する。
7週 災害と住宅 災害時の住居について理解する。
8週 ライフライン ライフラインおよび被害について理解する。
2ndQ
9週 災害情報(~9.3) 災害時の情報について理解する。
10週 復興計画(~10.4) 復興計画・まちづくりについて理解する。
11週 南海トラフ 南海トラフの地震・被害想定について理解する。
12週 エネルギと温暖化 エネルギや温暖化について理解する。
13週 原子力と災害 原子力発電所と災害について理解する。
14週 災害リスク管理 災害リスク管理について理解する。
15週 事業継続計画 事業継続計画について理解する。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建築系分野構造マグニチュードの概念と震度階について説明できる。5
地震被害を受けた建物の破壊等の特徴について説明できる。5

評価割合

試験提出物(レポート)発表(Q&A含む)態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合05050000100
基礎的能力0000000
専門的能力0302000050
分野横断的能力0203000050