都市防災論

科目基礎情報

学校 小山工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 都市防災論
科目番号 0008 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 複合工学専攻(建築学コース) 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 日本防災士機構:防災士教本
担当教員 横内 基

到達目標

1.都市防災、建築防災対策を実施するうえで、考慮しなければならない事項を説明できる。
2.建築物の耐震診断・耐震補強、都市の地震被害想定、都市防災計画、防災教育の手法について説明できる。
3.地域の防災リーダーとして必要な知識を説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
都市防災、建築防災対策を実施するうえで、考慮しなければならない事項を説明できる。都市防災、建築防災対策を実施するうえで、考慮しなければならない事項を十分に理解し、明確に説明できる。都市防災、建築防災対策を実施するうえで、考慮しなければならない事項を概ね説明できる。都市防災、建築防災対策を実施するうえで、考慮しなければならない事項を説明できない。
建築物の耐震診断・耐震補強、都市の地震被害想定、都市防災計画、防災教育の手法について説明できる。建築物の耐震診断・耐震補強、都市の地震被害想定、都市防災計画、防災教育の手法について十分に理解し、明確に説明できる。建築物の耐震診断・耐震補強、都市の地震被害想定、都市防災計画、防災教育の手法について概ね説明できる。建築物の耐震診断・耐震補強、都市の地震被害想定、都市防災計画、防災教育の手法について説明できない。
地域の防災リーダーとして必要な知識を説明できる。地域の防災リーダーとして必要な知識を十分に理解し、明確に説明できる。地域の防災リーダーとして必要な知識を概ね説明できる。地域の防災リーダーとして必要な知識を説明できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 ④ 説明 閉じる
JABEE (A) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本科目では、都市および地域の防災を考えていく際に必要な知識や評価手法を修得する。
授業の進め方・方法:
授業は、課せられた課題に対するプレゼンテーションを学生が行い、それを足掛かりにみんなで考える方式で行う。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 東日本大震災、阪神淡路大震災で起こったことを理解する。
2週 近年の自然災害 近年の自然災害について理解する。
3週 自然災害のしくみと被害、対策 自然災害のしくみと被害、対策について説明できる。
4週 自然災害のしくみと被害、対策 自然災害のしくみと被害、対策について説明できる。
5週 耐震診断と補強 耐震診断と補強について説明できる。
6週 災害とライフライン、交通インフラ、災害医療 災害とライフライン、交通インフラ、災害医療について説明できる。
7週 行政の災害対応、避難と避難所運営 行政の災害対応、避難と避難所運営について説明できる。
8週 災害復旧と支援制度
災害とボランティア活動
災害復旧と支援制度、災害とボランティア活動について説明できる。
2ndQ
9週 緊急救助技術 緊急救助技術について説明できる。
10週 防災拠点の施設計画と救急救命 防災拠点の施設計画と救急救命について説明できる。
11週 災害情報と災害報道 災害情報と災害報道について説明できる。
12週 公的機関による予警報
被害想定・ハザード、マップと避難行動
公的機関による予警報
被害想定・ハザード、マップと避難行動について説明できる。
13週 都市防災の特徴/災害と危機管理 都市防災の特徴/災害と危機管理について説明できる。
14週 企業防災と事業継続計画/災害と損害保険 企業防災と事業継続計画/災害と損害保険について説明できる。
15週 地域の再建と復興 地域の再建と復興について説明できる。
16週 定期試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建築系分野構造地球の構造と地震発生機構について説明できる5
マグニチュードの概念と震度階について説明できる。5
地球の構造について説明できる。5
地震活動度について説明できる。5
地震被害を受けた建物の破壊等の特徴について説明できる。5
地震による構造物の被害と対策について説明できる。5

評価割合

試験提出物発表態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合702010000100
基礎的能力3510500050
専門的能力3510500050
分野横断的能力0000000