到達目標
1.地震応答解析の基本的な方法を説明できる。
2.地震動,地盤の揺れ,建物の挙動について考察できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
地震応答解析の基本的な方法を説明できる。 | 地震応答解析の基本的な方法を明確に説明できる。 | 地震応答解析の基本的な方法を説明できる。 | 地震応答解析の基本的な方法を説明できない。 |
地震動,地盤の揺れ,建物の挙動について考察できる。 | 地震動,地盤の揺れ,建物の挙動について的確に考察できる。 | 地震動,地盤の揺れ,建物の挙動について考察できる。 | 地震動,地盤の揺れ,建物の挙動について考察できない。 |
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学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 ④
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教育方法等
概要:
地震時の建物挙動を把握するための手法である地震応答解析に関する講義、演習を行う。
講義においては振動論、地震動、地盤の揺れ、建物の挙動について説明を行い、応答解析や応答スペクトルの解析を行う演習を行う。さらに、建物に作用する地震力と建物挙動の関係について説明を行う。
最終的に、地震応答解析に関する理解及び建物に作用する地震力について説明できるようになってもらう。
授業の進め方・方法:
1.授業内容は講義を基本として行う。
2.地震応答解析や応答スペクトルの解析の演習を行う。
3.演習での結果について説明する。
注意点:
隔年開講科目(2022年度は開講)
1.地震応答に関する幅広い内容を扱うので,実現象の理解に非常に役立つ。
2.Excel等を使って応答解析及び応答スペクトルの算出を行う。
2022.9.27 授業内容修正(16周)、評価割合修正
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
1自由度系の自由振動 |
具体的な振動現象の理解
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2週 |
1自由度系の応答,応答スペクトル |
単純な系での外力応答や地震応答の理解
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3週 |
1自由度系のエネルギー,減衰 |
エネルギー,複素数の適用理解
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4週 |
多自由度系の自由振動 |
マトリクス,固有値,固有ベクトルの適用理解
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5週 |
多自由度系の応答 |
刺激係数,地動による応答の理解
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6週 |
応答の数値計算法 |
固有値計算法,数値積分法,加速度法の理解
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7週 |
弾塑性応答の基本 |
復元力特性,履歴曲線形状,定常応答の理解
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8週 |
弾塑性地震応答 |
弾塑性応答の性質の理解
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4thQ |
9週 |
フーリエ解析の利用 |
周波数領域での計算,FFT(高速フーリエ変換)の理解
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10週 |
地震動・実地震動 |
観測された地震動の理解
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11週 |
模擬地震動,地盤振動 |
連続体,波動伝播の理解
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12週 |
地盤上の剛基礎,質点系建物モデル |
地盤と基礎,建物のモデル化(質点系)の理解
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13週 |
骨組の応答,地盤との相互作用 |
骨組の弾塑性モデル,建物の応答の理解
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14週 |
過去の地震被害と耐震計算 |
地震被害の歴史,設計用外力の理解
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15週 |
耐震規定 |
塑性変形と耐震設計法,限界耐力法の理解
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建築系分野 | 構造 | 各種構造の設計荷重・外力を計算できる。 | 5 | |
不静定構造物の解法の基本となる応力と変形関係について説明できる。 | 5 | |
いずれかの方法(変位法(たわみ角法)、固定モーメント法など)により、不静定構造物の支点反力、応力(図)を計算できる。 | 5 | |
軸力、曲げを受ける部材の設計の計算ができる。 | 5 | |
曲げ材の設計の計算ができる。 | 5 | |
主筋の算定ができる。 | 5 | |
せん断補強筋の算定ができる。 | 5 | |
MNインターラクションカーブについて説明できる。 | 5 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 40 | 0 | 0 | 60 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 0 | 40 | 0 | 0 | 60 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |