地域設計Ⅰ

科目基礎情報

学校 小山工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 地域設計Ⅰ
科目番号 0011 科目区分 専門 / 選択
授業形態 演習 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 複合工学専攻(建築学コース) 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 大島 隆一

到達目標

1. 地域・地区の分析方法を説明できる
2. 地域・地区の分析を通じ、必要機能とデザインの整合性等を含め、まちづくりの観点から設計ができる。
3. 地域特性を加味した居住スタイル等と形態を提案できる
4. 自身の提案を、図面等のプレゼンテーションによって的確に表現できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1地域・地区の分析方法を明確に説明できる地域・地区の分析方法を説明できる地域・地区の分析方法を説明できない
評価項目2地域・地区の分析を通じ、必要機能とデザインの整合性等を含め、まちづくりの観点から設計が明確にできる地域・地区の分析を通じ、必要機能とデザインの整合性等を含め、まちづくりの観点から設計ができる地域・地区の分析を通じ、必要機能とデザインの整合性等を含め、まちづくりの観点から設計ができない
評価項目3地域特性を加味した居住スタイル等と形態を明確に提案できる地域特性を加味した居住スタイル等と形態を提案できる地域特性を加味した居住スタイル等と形態を提案できない
評価項目4自身の提案を、図面等のプレゼンテーションによって的確に表現できる自身の提案を、図面等のプレゼンテーションによって表現できる自身の提案を、図面等のプレゼンテーションによって表現できない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 ② 説明 閉じる

教育方法等

概要:
地域・地区の分析を行い、町について学び、まちづくりに必要な観点を養い、地域特性からの提案を行う。
授業の進め方・方法:
町の分析と分析結果の発表から、提案に対するエスキスチェックを行う。提案による図面作成等のを演習として行う。
注意点:
小山市を基本題材とするが、その特定の町におけるターゲットとするテーマは、年によって変更予定である(例えば、空き家について、改修について、施設活用について など)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 課題説明
文献・現地調査
市街地について説明できる。文献や現地から、その町の問題点や環境対策と景観形成について説明できる。
2週 文献・現地調査 市街地について説明できる。文献や現地から、その町の問題点や環境対策と景観形成について説明できる。
3週 文献・現地調査の図化 市街地について説明できる。文献や現地から、その町の問題点や環境対策と景観形成について説明できる。
4週 文献・現地調査の発表 市街地について説明できる。文献や現地から、その町の問題点や環境対策と景観形成について説明できる。
5週 敷地コンセプトの決定 計画の立案ができる。
6週 計画提案・発表 計画提案書がでくる。
7週 エスキスチェック(配置図・平面図)・発表 動線について説明できる。ゾーニングについて説明できる。
8週 エスキスチェック(配置図・平面図)・発表 動線について説明できる。ゾーニングについて説明できる。
4thQ
9週 エスキスチェック(平面細部)・発表 与えられた条件をもとに、動線・ゾーニングのエスキスができる。
10週 エスキスチェック(平面細部)・発表 与えられた条件をもとに、動線・ゾーニングのエスキスができる。
11週 エスキスチェック(平立断)・発表 与えられた条件をもとに、配置図、各階平面図、立面図、断面図などが描ける。
12週 エスキスチェック(平立断)・発表 与えられた条件をもとに、配置図、各階平面図、立面図、断面図などが描ける。
13週 エスキスチェック(細部)・発表 敷地と周辺地域および景観などに配慮し、配置、意匠を検討できる
14週 エスキスチェック(細部)・発表 敷地と周辺地域および景観などに配慮し、配置、意匠を検討できる
15週 発表・講評会 講評会等において、コンセプトなどをまとめ、プレゼンテーションができる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建築系分野計画・歴史建築計画・設計の手法一般について説明できる。5後5
設計・製図製図用具の特性を理解し、使用できる。5後15
線の描き分け(3種類程度)ができる。5後15
文字・寸法の記入を理解し、実践できる。5後15
建築の各種図面の意味を理解し、描けること。5後15
図面の種類別の各種図の配置を理解している。5後15
図面の尺度・縮尺について理解し、図面の作図に反映できる。5後15
立体的な発想とその表現(例えば、正投象、単面投象、透視投象などを用い)ができる。5後15
ソフトウェアを用い、各種建築図面を作成できる。5後15
各種模型材料(例えば、紙、木、スチレンボードなど)を用い、図面をもとに模型を製作できる。または、BIMなどの3D-CADにより建築モデルを作成できる。5後15
与えられた条件をもとに、コンセプトがまとめられる。5後7
与えられた条件をもとに、動線・ゾーニングのエスキスができる。5後7
与えられた条件をもとに、配置図、各階平面図、立面図、断面図などがかける。5後9,後10,後11
設計した建築物の模型またはパースなどを製作できる。5後15
講評会等において、コンセプトなどをまとめ、プレゼンテーションができる。5後12,後15

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合03000070100
基礎的能力0000000
専門的能力03000070100
分野横断的能力0000000