バリアフリー・デザイン論

科目基礎情報

学校 小山工業高等専門学校 開講年度 2019
授業科目 バリアフリー・デザイン論
科目番号 0015 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 複合工学専攻(建築学コース) 対象学年 専2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 崔 熙元

到達目標

高齢者・障害者の特徴を理解し、空間的ニーズについて説明できる。
バリアフリーのためのプランニングのポイントについて説明できる。
住宅のバリラフリーデザインについて提案できる。
バリアフリーデザインの視点で環境評価ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1高齢者・障害者の特徴を的確に理解し、空間的ニーズについて説明できる。高齢者・障害者の特徴を理解し、空間的ニーズについて説明できる。高齢者・障害者の特徴を理解していない。
評価項目2バリアフリーのためのプランニングのポイントについて具体的に説明できる。バリアフリーのためのプランニングのポイントについてある程度説明できる。バリアフリーのためのプランニングのポイントについて説明できない。
評価項目3住宅のバリラフリーデザインについて様々なアプローチから提案できる。住宅のバリラフリーデザインについてある程度提案できる。住宅のバリラフリーデザインについて提案できない。
評価項目4バリアフリーデザインの視点で環境評価ができ、その改善方法が提案できる。バリアフリーデザインの視点で環境評価ができる。バリアフリーデザインの視点で環境評価ができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 ① 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 ④ 説明 閉じる
JABEE (D) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
高齢者や障害者の特性について特徴を理解し、バリアフリーデザインの具体的な提案方法について学ぶ。
授業の進め方・方法:
講義の他に、高齢者・障害者の特性を理解するため体を動かしたり、バリアフリーデザインのための図面を作成する。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 「バリアフリーデザイン」について(イントロ) バリアフリーの概念を理解する。
2週 動作の原理 基本的なバリアのバリアフリー化の原理を理解する。
3週 高齢者の特性Ⅰ 高齢者の身体特性を理解する。
4週 高齢者の特性Ⅱ 高齢者の心理特性を理解する。
5週 高齢者の特性Ⅲ 高齢者に多い疾病を理解する。
6週 視覚障がいについてⅠ 視覚障がいの特徴を理解する。
7週 視覚障がいについてⅡ 視覚障がい者のための環境について理解する。
8週 聴覚障がいについてⅠ 聴覚障がいの特徴を理解する。
4thQ
9週 聴覚障がいについてⅡ 聴覚障がい者のための環境について理解する。
10週 プランニングのポイントⅠ 高齢者・障がい者のための基本的なプランニングの手法について理解する。
11週 プランニングのポイントⅡ 高齢者・障がい者のための基本的なプランニングの手法について理解する。
12週 空間別バリアフリーデザインⅠ 住宅の空間別のバリアフリーデザインについて理解し、図面として表現できる。
13週 空間別バリアフリーデザインⅠ 住宅の空間別のバリアフリーデザインについて理解し、図面として表現できる。
14週 事例分析及びバリアフリーデザインの提案Ⅰ 事例を分析し、実際の図面でバリアフリーデザインを提案する。
15週 事例分析及びバリアフリーデザインの提案Ⅱ 事例を分析し、実際の図面でバリアフリーデザインを提案する。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合05000050100
基礎的能力000005050
専門的能力050000050
分野横断的能力0000000