ロボット工学特論

科目基礎情報

学校 小山工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 ロボット工学特論
科目番号 0008 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 複合工学専攻(電気電子創造工学コース) 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 配布資料
担当教員 サムアン ラホック

到達目標

1.ロボットの運動モデルについて説明ができる。(A, d-1, g)
2.ロボットのセンサと計測について説明ができる。(A, d-1, g)
3.モデルを使った簡単な計算ができる。(A, d-1, g)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)未到達レベルの目安(不可)
評価項目1ロボットの運動モデルについて明確に説明ができ、これに関する演習問題を正確に解くことができる。ロボットの運動モデルについて説明ができ、これに関する演習問題を解くことができる。ロボットの運動モデルについて説明ができず、これに関する演習問題を解くことができない。
評価項目2ロボットのセンサと計測について明確に説明ができ、これに関する演習問題を正確に解くことができる。ロボットのセンサと計測について説明ができ、これに関する演習問題を解くことができる。ロボットのセンサと計測について明確に説明ができず、これに関する演習問題を解くことができない。
評価項目3運動モデルを使った計算を正確に解くことができる。運動モデルを使った計算を解くことができる。運動モデルを使った計算を解くことができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 ④ 説明 閉じる
JABEE (A) 説明 閉じる
JABEE (d-1) 説明 閉じる
JABEE (g) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
移動ロボットとアームロボットの運動モデル、ロボットのセンサ、およびより正確なモデルを得るためのフィルタリング法を学ぶ。
授業の進め方・方法:
1.授業方法は講義と演習を組み合わせて行う。 2.授業内容に応じて課題を出し、翌週に提出を求める。
注意点:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 イントロダクション ロボットの歴史、現状、およびこれからの発展を理解する。
2週 移動ロボットの運動モデル 移動ロボットの運動モデルを理解する。
3週 運動モデルのノイズ 運動モデルのノイズを理解する。
4週 移動ロボットの運動モデルの計算① 移動ロボットの運動モデルの計算法を理解する。
5週 移動ロボットの運動モデルの計算② 移動ロボットの運動モデルの計算法を理解する。
6週 計測モデル センサを用いて計測する方法を理解する。
7週 ベイズフィルタ ベイズフィルタの原理と仕組みを理解する。
8週 ベイズフィルタの計算 ベイズフィルタを使った計算法を理解する。
2ndQ
9週 カルマンフィルタ カルマンフィルタの原理と仕組みを理解する。
10週 カルマンフィルタの計算 カルマンフィルタを使った計算法を理解する。
11週 パーティクルフィルタ パーティクルフィルタの原理と仕組みを理解する。
12週 アームロボットの運動モデル①(順運動学) アームロボットの運動モデルを理解する
13週 アームロボットの運動モデル②(逆運動学) アームロボットの運動モデルを理解する
14週 アームロボットの運動モデルの計算① アームロボットの運動モデルの計算法を理解する。
15週 アームロボットの運動モデルの計算② アームロボットの運動モデルの計算法を理解する。
16週 定期試験 これまでの理解を確認できる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000030100
基礎的能力0000000
専門的能力70000030100
分野横断的能力0000000