画像情報工学

科目基礎情報

学校 小山工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 画像情報工学
科目番号 0010 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 複合工学専攻(電気電子創造工学コース) 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 安居院猛,中嶋正之 「画像情報処理」森北出版
担当教員 小林 康浩

到達目標

1.画像データのディジタル化やデータ量について説明できる。
2.画像の縮小、拡大表示について簡単に説明できる。
3.画像の空間フィルタリング手法について説明できる。
4.画像の直交変換を利用したフィルタリング処理手法について説明で きる。
5.画像の符号化について簡単に説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1画像データのディジタル化やデータ量・画像の縮小、拡大表示について正確に説明でき、これに関する演習問題を正確に解くことができる。画像データのディジタル化やデータ量・画像の縮小、拡大表示について説明でき、これに関する演習問題を解くことができる。画像データのディジタル化やデータ量・画像の縮小、拡大表示について説明できず、これに関する演習問題を解くことができない。
評価項目2画像の空間フィルタリング手法・直交変換を利用したフィルタリング処理手法・画像の符号化について正確に説明でき、これに関する演習問題を正確に解くことができる。画像の空間フィルタリング手法・直交変換を利用したフィルタリング処理手法・画像の符号化について説明でき、これに関する演習問題を解くことができる。画像の空間フィルタリング手法・直交変換を利用したフィルタリング処理手法・画像の符号化について説明できず、これに関する演習問題を解くことができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 ④ 説明 閉じる
JABEE (C) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
画像情報に関する専門知識(画像データ、画像縮小拡大、フィルタリング手法,符号化)を学ぶ。
講義は板書とスライド資料による教授で行う。
授業の進め方・方法:
講義を中心として、適宜課題を与える。
この科目は、画像情報に関する専門知識を学ぶとともに一部画像処理を体験し理解を深める。
科目担当者は、企業でソフトウェア設計を担当していたものである。
注意点:
授業前には事前学習に、授業後には課題にしっかり取り組むこと。
理解困難な点は随時学習相談に応じる。電子メールでも受け付ける。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス、画像情報工学概要 画像情報工学概要を理解する
2週 ディジタル画像のデータ量、 ベクトル量子化法 ディジタル画像のデータ量、 ベクトル量子化法を理解する
3週 画像の空間フィルタリング 画像の空間フィルタリングを理解する
4週 画像の直交変換とフィルタ
リング
画像の直交変換とフィルタ
リングを理解する
5週 画像の表示、画像の拡大縮
画像の表示、画像の拡大縮
小を理解する
6週 モルフォロジー モルフォロジーを理解する
7週 クラスタリング、画像特徴 クラスタリング、画像特徴を理解する
8週 中間試験 これまでの範囲から理解した内容を元に、解答する.
2ndQ
9週 中間試験解説、ファクシミ リ信号処理 中間試験解説、ファクシミ リ信号処理を理解する
10週 ランレングス符号化 ランレングス符号化を理解する
11週 2 次元ランレングス符号 2 次元ランレングス符号を理解する
12週 画像の可逆符号化法 画像の可逆符号化法を理解する
13週 ビットプレーン符号化法 ビットプレーン符号化法を理解する
14週 画像の非可逆符号化法 画像の非可逆符号化法を理解する
15週 画像の解析 画像の解析を理解する
16週 定期試験 これまでの範囲から理解した内容を元に、解答する.

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

中間試験定期試験レポート態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合353530000100
基礎的能力0000000
専門的能力353530000100
分野横断的能力0000000