高周波工学

科目基礎情報

学校 小山工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 高周波工学
科目番号 0011 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 複合工学専攻(電気電子創造工学コース) 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 使用しない。適時資料を配布。
担当教員 大島 心平

到達目標

伝送線路,受動部品,能動部品を用いた高周波回路の基本的な設計方法が説明できること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1伝送線路,受動部品,能動部品を用いた高周波回路の基本的な設計方法について明確に説明でき,これに関する演習問題を正確に解くことができる.伝送線路,受動部品,能動部品を用いた高周波回路の基本的な設計方法について説明でき,これに関する演習問題を解くことができる.伝送線路,受動部品,能動部品を用いた高周波回路の基本的な設計方法について説明できず,これに関する演習問題を解くことができない.
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 ④ 説明 閉じる
JABEE (A) 説明 閉じる
JABEE (d-1) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
伝送線路,受動部品,能動部品を用いた高周波回路の基本的な設計方法を学習する。
授業の進め方・方法:
1. 授業方法は講義を中心に行う。
2. 授業内容に応じて課題提出を求める。
※授業前には事前学習、授業後には復習して,レポートの提出が必要な科目です。
注意点:
・隔年開講の科目である。
・この講義は、学修科目単位のため、自学自習レポート(事前・事後学習成果)の提出を求める。
・本科目は高周波工学における基礎的な知識について講義形式で授業を行うものであり,企業での無線通信に関連した回路設計の実務を経験したものが講義を行う。
※2022 5/27 注意点の一部を修正

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス、回路の概要と基礎
事前課題 授業内容に該当する内容を配布資料で精読する。
事後課題 講義後に指示された内容について、A4で1枚以内にまとめること。
高周波回路の概要と基礎について理解する。
2週 受動素子の高周波特性
事前課題 授業内容に該当する内容を配布資料で精読する。
事後課題 講義後に指示された内容について、A4で1枚以内にまとめること。
受動素子の高周波特性について理解する。
3週 Sパラメータ
事前課題 授業内容に該当する内容を配布資料で精読する。
事後課題 講義後に指示された内容について、A4で1枚以内にまとめること。
Sパラメータについて理解する。
4週 分布定数線路の基礎
事前課題 授業内容に該当する内容を配布資料で精読する。
事後課題 講義後に指示された内容について、A4で1枚以内にまとめること。
分布定数線路の基礎について理解する。
5週 分布定数線路の特徴
事前課題 授業内容に該当する内容を配布資料で精読する。
事後課題 講義後に指示された内容について、A4で1枚以内にまとめること。
分布定数線路の特徴について理解する。
6週 代表的な分布定数線路
事前課題 授業内容に該当する内容を配布資料で精読する。
事後課題 講義後に指示された内容について、A4で1枚以内にまとめること。
代表的な分布定数線路について理解する。
7週 スミスチャート
事前課題 授業内容に該当する内容を配布資料で精読する。
事後課題 講義後に指示された内容について、A4で1枚以内にまとめること。
スミスチャートについて理解する。
8週 スミスチャートの使い方
事前課題 授業内容に該当する内容を配布資料で精読する。
事後課題 講義後に指示された内容について、A4で1枚以内にまとめること。
スミスチャートの使い方について理解する。
4thQ
9週 インピーダンス整合
事前課題 授業内容に該当する内容を配布資料で精読する。
事後課題 講義後に指示された内容について、A4で1枚以内にまとめること。
インピーダンス整合について理解する。
10週 フィルタ理論
事前課題 授業内容に該当する内容を配布資料で精読する。
事後課題 講義後に指示された内容について、A4で1枚以内にまとめること。
フィルタ理論について理解する。
11週 高周波フィルタ
事前課題 授業内容に該当する内容を配布資料で精読する。
事後課題 講義後に指示された内容について、A4で1枚以内にまとめること。
高周波フィルタについて理解する。
12週 高周波フィルタ
事前課題 授業内容に該当する内容を配布資料で精読する。
事後課題 講義後に指示された内容について、A4で1枚以内にまとめること。
高周波フィルタの設計方法について理解する。
13週 高周波能動回路
事前課題 授業内容に該当する内容を配布資料で精読する。
事後課題 講義後に指示された内容について、A4で1枚以内にまとめること。
高周波能動回路の設計で用いるデバイスについて理解する。
14週 高周波能動回路
事前課題 授業内容に該当する内容を配布資料で精読する。
事後課題 講義後に指示された内容について、A4で1枚以内にまとめること。
PINダイオードを用いたスイッチ回路について理解する。
15週 高周波能動回路
事前課題 授業内容に該当する内容を配布資料で精読する。
事後課題 講義後に指示された内容について、A4で1枚以内にまとめること。
増幅器のインピーダンス整合設計について理解する。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000030100
基礎的能力0000000
専門的能力70000030100
分野横断的能力0000000