電気電子創造工学実験

科目基礎情報

学校 小山工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 電気電子創造工学実験
科目番号 0015 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 複合工学専攻(電気電子創造工学コース) 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 各回、各担当教員から資料等を配布する。
担当教員 鹿野 文久,小林 康浩,平田 克己,大島 心平

到達目標

1.本科での実験能力を基礎にして、より高度な実験ができる。
2.電子機器におけるノイズの発生とノイズの測定方法について理解し、ディジタル回路におけるノイズ対策の基礎の実験ができ、報告ができる。
3.ディジタル信号処理に関する実験ができ、報告ができる。
4.画像処理プログラミングに関する実験ができ、報告ができる。
5.高周波回路に関連した実験ができ、報告ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1本科での実験能力を基礎にして、より高度な実験を正確にでき、これに関してレポートで明確に記述できる。本科での実験能力を基礎にして、より高度な実験ができ、これに関してレポートで記述できる。本科での実験能力を基礎にして、より高度な実験ができず、これに関してレポートで記述できない。
評価項目2電子機器におけるノイズの発生とノイズの測定方法について理解し、ディジタル回路におけるノイズ対策の基礎の実験が正確にでき、報告が明確にできる。電子機器におけるノイズの発生とノイズの測定方法について理解し、ディジタル回路におけるノイズ対策の基礎の実験ができ、報告ができる。電子機器におけるノイズの発生とノイズの測定方法について理解できず、ディジタル回路におけるノイズ対策の基礎の実験ができず、報告ができない。
評価項目3ディジタル信号処理に関する実験が正確にでき、報告が明確にできる。ディジタル信号処理に関する実験実験ができ、報告ができる。ディジタル信号処理に関する実験実験ができず、報告ができない。
評価項目4画像処理プログラミングに関する実験が正確にでき、報告が明確にできる。画像処理プログラミングに関する実験ができ、報告ができる。画像処理プログラミングに関する実験ができず、報告ができない。
評価項目5高周波回路に関連した実験が正確にでき、報告が明確にできる。高周波回路に関連した実験ができ、報告ができる。高周波回路に関連した実験ができず、報告ができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
専攻科生に対して、電気電子創造工学科で学んだ知識、技術の上に、高度な実験を行い、報告を行う。
授業の進め方・方法:
1)ガイダンスで定められた日程に従い、班ごとに担当教員の下でローテーションにより実験を行う。
2)詳細は別途通知する。
3)評価
  1.実験への出席、及び実験態度, 報告書の提出状況、及び内容により評価する
  2−6.報告書の内容が、テーマの理解に対して明確に表現されているかどうかで評価する
注意点:
実験場所や実験方法は、担当教員から指示があるので、それに従い実験を行うこと。
授業計画の週は、ある班に当てはまるが、他の班では異なる順番になる。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス ガイダンスを行う。
2週 電子機器のノイズ測定とディジタル回路のノイズ対策に関する実験:1(鹿野) 実験内容を理解する。
3週 電子機器のノイズ測定とディジタル回路のノイズ対策に関する実験:2(鹿野) 実験内容を理解する。
4週 電子機器のノイズ測定とディジタル回路のノイズ対策に関する実験:3(鹿野) 実験内容を理解する。
5週 ディジタル信号処理に関する実験:1(平田) 実験内容を理解する。
6週 ディジタル信号処理に関する実験:2(平田) 実験内容を理解する。
7週 ディジタル信号処理に関する実験:3(平田) 実験内容を理解する。
8週 予備日 これまでの実験内容を理解する。
2ndQ
9週 画像処理プログラミングに関する実験:1(小林康浩) 実験内容を理解する。
10週 画像処理プログラミングに関する実験:2(小林康浩) 実験内容を理解する。
11週 画像処理プログラミングに関する実験:3(小林康浩) 実験内容を理解する。
12週 高周波回路に関連した実験:1(大島) 実験内容を理解する。
13週 高周波回路に関連した実験:2(大島) 実験内容を理解する。
14週 高周波回路に関連した実験:3(大島) 実験内容を理解する。
15週 予備日 これまでの実験内容を理解する。
16週 定期試験は実施しない これまでの内容を理解する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の工学実験・実習能力電気・電子系分野【実験・実習能力】電気・電子系【実験実習】オシロスコープを用いて実際の波形観測が実施できる。5
電気・電子系の実験を安全に行うための基本知識を習得する。5
情報系分野【実験・実習能力】情報系【実験・実習】与えられた仕様に合致した組合せ論理回路や順序回路を設計できる。5

評価割合

提出物態度合計
総合評価割合7030100
基礎的能力201030
専門的能力301040
分野横断的能力201030