到達目標
1.科学技術の発展過程と科学技術が現在直面する問題を技術史を踏まえて技術者の立場から説明できる。
2.企業に勤める技術者として直面する倫理的問題と技術者のあるべき姿を多面的総合的に説明できる。
3.科学技術をめぐる問題の解決策について創造的に持論を構築できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 科学技術の発展過程と科学技術が現在直面する問題を技術史を踏まえて技術者の立場から正しく説明できる。 | 科学技術の発展過程と科学技術が現在直面する問題を技術史を踏まえて技術者の立場から説明できる。 | 科学技術の発展過程と科学技術が現在直面する問題を技術史を踏まえて技術者の立場から説明できない。 |
評価項目2 | 企業に勤める技術者として直面する倫理的問題と技術者のあるべき姿を多面的総合的に正しく説明できる。 | 企業に勤める技術者として直面する倫理的問題と技術者のあるべき姿を多面的総合的に説明できる。 | 企業に勤める技術者として直面する倫理的問題と技術者のあるべき姿を多面的総合的に説明できない。 |
評価項目3 | 科学技術をめぐる問題の解決策について創造的に持論を正しく構築できる。 | 科学技術をめぐる問題の解決策について創造的に持論を構築できる。 | 科学技術をめぐる問題の解決策について創造的に持論を構築できない。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 ①
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学習・教育到達度目標 ⑥
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JABEE (D)
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JABEE (E)
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教育方法等
概要:
ケースメソッド及びグループワークを用いて企業に勤める技術者として直面する倫理的問題と技術者のあるべき姿を多面的総合的に理解し、科学技術をめぐる問題の解決策について創造的に持論を構築できることに重点をおく。
授業の進め方・方法:
前半はケースメソッド、後半はグループワークを主に用いる。
達成目標2:各ケースにおいて設定した設問に対する考察(事前学習レポート提出)。(前半7回)
レポートの評価基準 [設問条件の理解] 設問の条件を踏まえている。(5点)
[課題内容理解] 課題の内容を理解している。(5点)
[説得力]論理的・現実的な考察を独自の視点でおこなっている。(5点)
※クラス討議で、上記の自分の考察を「口頭で自分の意見として伝える」ことも含む。
達成目標1及び3:グループ発表/個人レポート。(後半)
1)グループ発表により、設問条件の理解、課題内容の理解、論理的・現実的考察内容の視点で評価する
2)課題に対する個人レポート提出を求めて、条件理解、課題内容理解、論理性・現実性を踏まえた考察内容で評価する。
グループ発表評価40%、個人レポート60%で評価し、全体60%以上を合格とする.
達成目標1及び3にかかわるグループ発表/個人レポート(100点満点)および達成目標2にかかわるレポート(7回・15点×7回=105点満点)について、合計点が60%以上の場合、達成とする。
注意点:
特になし。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
技術者倫理と企業倫理(1)―ケースメソッドで倫理を考える― |
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2週 |
技術者倫理と企業倫理(2)―「あるコンビニエンスストアの現金違算」検討― |
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3週 |
技術者倫理と企業倫理(3)―「なぜ会社を辞めるのか?」検討― |
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4週 |
技術者倫理と企業倫理(4)―「ベンチャー電子工業株式会社」検討― |
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5週 |
技術者倫理と企業倫理(5)―「(株)花王のクイックルワイパー開発活動」検討― |
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6週 |
技術者倫理と企業倫理(6)―「青色LED訴訟・2004年200億円判決」検討― |
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7週 |
技術者倫理と企業倫理(7)―「スターバックスとコンサベーション・インターナショナル」検討― |
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8週 |
技術者倫理と企業倫理(8)― 「青梅慶友病院と大塚宣夫」検討― |
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2ndQ |
9週 |
技術者として責任ある行動とは―企業での開発業務を通して― |
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10週 |
実践的技術者倫理 |
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11週 |
重大事故・失敗事例(1) |
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12週 |
重大事故・失敗事例(2) |
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13週 |
重大事故・失敗事例グループ討議 |
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14週 |
グループ討議発表準備 |
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15週 |
グループ発表・質疑応答 |
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16週 |
まとめ |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 社会 | 地歴 | 人間活動と自然環境との関わりや、産業の発展が自然環境に及ぼした影響について、地理的または歴史的観観点から理解できる。 | 4 | |
社会や自然環境に調和した産業発展に向けた現在までの取り組みについて理解できる。 | 4 | |
文化の多様性を認識し、互いの文化を尊重することの大切さを理解できる。 | 4 | |
公民 | 諸思想や諸宗教において、好ましい社会と人間のかかわり方についてどのように考えられてきたかを理解できる。 | 4 | |
現代社会の政治的・経済的諸課題、および公正な社会の実現に向けた現在までの取り組みについて理解できる。 | 4 | |
地歴・公民 | 現代科学の考え方や科学技術の特質、科学技術が社会や自然環境に与える影響について理解できる。 | 4 | |
社会や自然環境に調和し、人類にとって必要な科学技術のあり方についての様々な考え方について理解できる。 | 4 | |
環境問題、資源・エネルギー問題、南北問題、人口・食糧問題といった地球的諸課題とその背景について理解できる。 | 4 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 50 | 0 | 0 | 0 | 50 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 20 | 0 | 0 | 0 | 10 | 30 |
専門的能力 | 0 | 20 | 0 | 0 | 0 | 20 | 40 |
分野横断的能力 | 0 | 10 | 0 | 0 | 0 | 20 | 30 |