到達目標
1.専攻科生・社会人として必要な日本語表現法の知識を獲得し、それらを場面に応じて運用できる。
2.実践的訓練を通じて、口頭や文章における的確で論理的な表現力を身につけ、積極的に提案し説得できる。
3.チームを組んでディスカッションやディベートに取り組むことにより、協調しながら計画的に物事を進めることができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 専攻科生・社会人として必要な日本語表現法の知識を十分に獲得し、それらを場面に応じて十分に運用できる。 | 専攻科生・社会人として必要な日本語表現法の知識を獲得し、それらを場面に応じて運用できる。 | 専攻科生・社会人として必要な日本語表現法の知識を十分に獲得し、それらを場面に応じて十分に運用することができない。 |
評価項目2 | 実践的訓練を通じて、口頭や文章における的確で論理的な表現力を十分に身につけ、非常に積極的に提案し説得できる。 | 実践的訓練を通じて、口頭や文章における的確で論理的な表現力を身につけ、積極的に提案し説得できる。 | 実践的訓練を通じて、口頭や文章における的確で論理的な表現力を身につけることができず、積極的に提案し説得できない。 |
評価項目3 | チームを組んでディスカッションやディベートに取り組むことにより、協調しながら計画的に物事を進めることが十分にできる。 | チームを組んでディスカッションやディベートに取り組むことにより、協調しながら計画的に物事を進めることができる。 | チームを組んでディスカッションやディベートに取り組むことにより、協調しながら計画的に物事を進めることができない。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 ②
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学習・教育到達度目標 ⑥
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JABEE (B)
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教育方法等
概要:
論理的に分かりやすく「書く」、説得力を持って「話す」ための手法を学び、実践的トレーニングを行う。
授業の進め方・方法:
授業前半では、パラグラフライティングを通じて、レポートや論文を論理的にわかりやすく「書く」ための手法を学ぶ。後半では、パネルディスカッション・ディベート・プレゼンテーションの実践を通して、研究発表や議論の場で説得力をもって「話す」ためのトレーニングを行う。
注意点:
参考書:「論理が伝わる『書く技術』―パラグラフライティング入門」(倉島保美 講談社ブルーバックス)コメント:「最後は表現力」とは多くの先輩たちから漏れ聞こえてくる言葉です。泳げるようになるには水の中に入って泳いでみるしかないように、表現力を高めるには実際に表現してみるしかありません。「とりあえずやってみよう」という姿勢を持つだけで、自分の中に嬉しい変化が生じてきます。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス、パラグラフライティング①論理的に書くために |
パラグラフライティングの有用性を理解する。
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2週 |
パラグラフライティング②パラグラフの定義 |
パラグラフの定義を理解し、パラグラフを作成できるようにする。
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3週 |
パラグラフライティング③総論のパラグラフの組み立て方 |
総論のパラグラフの組み立て方を知り、総論のパラグラフが組み立てられるようにする。
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4週 |
パラグラフライティング④1つのトピックだけを述べる |
1パラグラフ=1トピックのルールを理解し、そのルールに則ってパラグラフを作成できるようにする。
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5週 |
パラグラフライティング⑤要約文で始める |
パラグラフを要約文で始めるルールを理解し、そのルールに則ってパラグラフを作成できるようにする。
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6週 |
パネルディスカッション①…準備 |
パネルディスカッションとは何か理解する。議論ための準備ができる。
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7週 |
パネルディスカッション②…討論、総括 |
論理的で分かりやすい話し方で議論をする。
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8週 |
ディベート(単独反駁形式)①…準備 |
試合の流れについて理解する。議論のための準備を行う。
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2ndQ |
9週 |
ディベート(単独反駁形式)②…準備 |
立論、反駁について理解する。議論のための準備を行う。
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10週 |
ディベート(単独反駁形式)③…リハーサル、試合 |
論理的で説得力のある話し方で議論をする。
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11週 |
ディベート(単独反駁形式)④…試合 |
論理的で説得力のある話し方で議論をする。
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12週 |
ディベート(単独反駁形式)⑤…試合、総括 |
論理的で説得力のある話し方で議論をする。
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13週 |
企画プレゼンコンテスト②…準備 |
印象的で説得力のある表現の方法について理解する。発表の準備を行う。
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14週 |
企画プレゼンコンテスト③…発表 |
印象的で説得力のある発表を行う。
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15週 |
企画プレゼンコンテスト④…発表、総括 |
発表の改善点を考察し、今後に活かす。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 国語 | 国語 | 論理的な文章を読み、論理の構成や展開の把握にもとづいて論旨を客観的に理解し、要約し、意見を表すことができる。また、論理的な文章の代表的構成法を理解できる。 | 4 | |
情報の収集や発想・選択・構成の方法を理解し、論理構成や口頭によるものを含む表現方法を工夫して、科学技術等に関する自らの意見や考えを効果的に伝えることができる。また、信頼性を重視して情報を分析し、図表等を適切に活用・加工してコミュニケーションに生かすことができる。 | 4 | |
他者の口頭によるものを含む表現について、客観的に評価するとともに建設的に助言し、多角的な理解力、柔軟な発想・思考力の涵養に努めるとともに、自己の表現の向上に資することができる。 | 4 | |
相手の意見を理解して要約し、他者の視点を尊重しつつ、建設的かつ論理的に自らの考えを構築し、合意形成にむけて口頭によるコミュニケーションをとることができる。また、自らのコミュニケーションスキルを改善する方法を習得できる。 | 4 | |
社会で使用される言葉を始め広く日本語を習得し、その意味や用法を理解できる。また、それらを適切に用い、社会的コミュニケーションとして実践できる。 | 4 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
基礎的能力 | 0 | 50 | 0 | 0 | 0 | 50 | 0 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |