日本語概説

科目基礎情報

学校 小山工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 日本語概説
科目番号 0007 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 複合工学専攻(共通科目) 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 プリント教材
担当教員 柴田 美由紀

到達目標

1.専攻科生・社会人として必要な日本語表現法の知識を獲得し、それらを場面に応じて運用できる。 2.実践的訓練を通じて、口頭や文章における論理的でわかりやすい表現を身につける。 3.チームでディベート等の表現活動に取り組むなかで、協調しながら計画的に物事を進めることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1専攻科生・社会人として必要な日本語表現法の知識を十分に獲得し、それらを場面に応じて十分に運用できる。専攻科生・社会人として必要な日本語表現法の知識を獲得し、それらを場面に応じて運用できる。専攻科生・社会人として必要な日本語表現法の知識を十分に獲得し、それらを場面に応じて十分に運用することができない。
評価項目2実践的訓練を通じて、口頭や文章における論理的でわかりやすい表現力が身についている。実践的訓練を通じて、口頭や文章における論理的でわかりやすい表現力が身についている。実践的訓練を通じて、口頭や文章における論理的でわかりやすい表現力が身についていない。
評価項目3チームを組んでディスカッションやディベートに取り組むことにより、協調しながら計画的に物事を進めることが十分にできる。チームを組んでディスカッションやディベートに取り組むことにより、協調しながら計画的に物事を進めることができる。チームを組んでディスカッションやディベートに取り組むことにより、協調しながら計画的に物事を進めることができない。

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
日本語で表現するための知識と手法を実践的に学ぶ。
授業の進め方・方法:
①論理で分かりやすい文章を「書く」力、②社会的活動に必要な実用文を「書く」力、③説得力をもって「話す」力、以上3つの力の獲得を目指す。また、基礎ドリルでは大人の日本語常識力を身につける。
注意点:
「最後は表現力だ」と多くの先輩たちが語っています。技術は伝わってこそ意味を持ちます。表現力を兼ね備えた技術者を目指して、一緒にトレーニングを積んでいきましょう。
なお、授業は専攻科棟4階多目的ホールで行います。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス、自己紹介と他己紹介、基礎ドリル① 授業の目標と方法を理解する。紹介の仕方について理解し,実践する。
2週 論理的に書く:情報の収集と整理の方法、基礎ドリル② 情報の収集と整理の方法を理解する。
3週 論理的に書く:論理を構成する、基礎ドリル③ 文章を論理的に構成する方法を理解し、実践する。
4週 論理的に書く:パラグラフライティング、小テスト1 パラグラフの定義を理解し、パラグラフを作成する。
5週 論理的に書く:パラグラフライティング、基礎ドリル④ 総論のパラグラフの組み立て方を理解する。
6週 論理的に書く:文章の作成、基礎ドリル⑤ 論理的に書く方法を応用して、文章を作成する。
7週 ディスカッション:意見交換の方法・議事録の取り方、基礎ドリル⑥ 意見交換の方法と議事録の取り方を理解する。協調しつつ集団思考を行う。
8週 ディベート(単独反駁形式):議論の方法・リンクマップの作成、小テスト2 議論の方法について理解する。リンクマップ作成を通じてチームで論理的に思考する。
2ndQ
9週 ディベート(単独反駁形式):データ収集・立論作成 情報を収集・整理しデータとして活用する。論理的に構成された立論文を書く。
10週 ディベート(単独反駁形式):リハーサル、試合 チームで説得力のある議論を組み立てる。審判の立場で議論内容を分析する。
11週 ディベート(単独反駁形式):試合、講評 チームで説得力のある議論を組み立てる。審判の立場で議論内容を分析する。
12週 自分を伝える:自己PR文・履歴書・送付状、基礎ドリル⑦ 自己PR文・履歴書・送付状の書き方を理解し、実践する。
13週 礼儀正しく伝える:敬語・電話対応・口頭表現のマナー、基礎ドリル⑧ 敬語のルール、電話対応・口頭表現のマナーを理解し、実践する。
14週 公的な通信文:場面に応じたメール・手紙の書式、小テスト3 場面に応じたメール・手紙の書き方を理解し、実践する。
15週 総括 学びを振り返り、今後に活かすための発展的課題を理解する。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合0000000
基礎的能力030000700
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000