到達目標
1.専攻科生・社会人として必要な日本語表現法の知識を獲得し、それらを場面に応じて運用できる。 2.実践的訓練を通じて、口頭や文章における論理的でわかりやすい表現を身につける。 3.ディベート等の表現活動に取り組むなかで、協調しながら計画的に物事を進めることができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 専攻科生・社会人として必要な日本語表現法の知識を十分に獲得し、それらを場面に応じて十分に運用できる。 | 専攻科生・社会人として必要な日本語表現法の知識を獲得し、それらを場面に応じて運用できる。 | 専攻科生・社会人として必要な日本語表現法の知識を十分に獲得し、それらを場面に応じて十分に運用することができない。 |
評価項目2 | 実践的訓練を通じて、口頭や文章における論理的でわかりやすい表現力が身についている。 | 実践的訓練を通じて、口頭や文章における論理的でわかりやすい表現力が身についている。 | 実践的訓練を通じて、口頭や文章における論理的でわかりやすい表現力が身についていない。 |
評価項目3 | ディスカッションやディベートに取り組むことにより、協調しながら計画的に物事を進めることが十分にできる。 | ディスカッションやディベートに取り組むことにより、協調しながら計画的に物事を進めることができる。 | ディスカッションやディベートに取り組むことにより、協調しながら計画的に物事を進めることができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
日本語で表現するための知識と手法を実践的に学ぶ。
授業の進め方・方法:
①論理で分かりやすい文章を「書く」力、②社会的活動に必要な実用文を「書く」力、③説得力をもって「話す」力、以上3つの力の獲得を目指す。また、基礎ドリルでは大人の日本語常識力を身につける。
注意点:
◆「最後は表現力だ」と多くの先輩たちが語っています。技術は伝わってこそ意味を持ちます。表現力を兼ね備えた技術者を目指して、一緒にトレーニングを積んでいきましょう。
◆当面は遠隔授業で行います。対面授業で行う場合は、専攻科棟4階多目的ホールを使用します。
◆授業計画を変更:2020.5.11 シラバスは今後も状況に応じて変更することがあります。
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
授業の目標と方法について理解する。
|
2週 |
論理的に書く:情報の収集と整理の方法、基礎ドリル① |
情報の収集と整理の方法を理解し実践する。
|
3週 |
論理的に書く:論理を構成する、基礎ドリル② |
文章の構成方法を理解し実践する。
|
4週 |
論理的に書く:パラグラフライティング、基礎ドリル③ |
総論のパラグラフを書く方法を理解し実践する。
|
5週 |
論理的に書く:パラグラフライティング、基礎ドリル④ |
各論のパラグラフを書く方法を理解し実践する。
|
6週 |
論理的に書く:パラグラフライティング、基礎ドリル⑤ |
要約文を効果的に用いる方法を理解し実践する。
|
7週 |
論理的に書く:パラグラフライティング、基礎ドリル⑥ |
パラグラフライティングの手法で文章を作成する。
|
8週 |
自分を伝える:自己PR、小テスト |
自己PRポイントの整理の仕方や、効果的な自己PR文の書き方を理解し、実践する。
|
2ndQ |
9週 |
礼儀正しく伝える:敬語、口頭表現のマナー、電話対応 |
敬語のルールや口頭表現のマナーを学び、具体的な場面を想定した言葉のやり取りの演習を行う。
|
10週 |
公的な通信文:添え状、お礼・依頼・問い合わせのメール、敬語テスト |
場面に応じたメールの書き方を理解し、実践する。
|
11週 |
ディベート:ディベートの方法、リンクマップの作成、データの収集と整理 |
議論の方法について理解する。リンクマップを用いて思考を整理する。
|
12週 |
ディベート:立論作成 |
情報を収集・整理しデータとして活用する。論理的に構成された立論文を作成する。
|
13週 |
ディベート:リハーサル、第1試合 |
説得力のある議論を組み立てる。また、審判の立場で議論内容を分析する。
|
14週 |
ディベート:第2・3試合、講評 |
説得力のある議論を組み立てる。また、審判の立場で議論内容を分析する。
|
15週 |
ディベート:第4・5試合、講評 |
説得力のある議論を組み立てる。また、審判の立場で議論内容を分析する。
|
16週 |
総括、提出物返却、アンケート |
学びを振り返り、今後に活かすための発展的課題を理解する。
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 国語 | 国語 | 論理的な文章を読み、論理の構成や展開の把握にもとづいて論旨を客観的に理解し、要約し、意見を表すことができる。また、論理的な文章の代表的構成法を理解できる。 | 4 | |
情報の収集や発想・選択・構成の方法を理解し、論理構成や口頭によるものを含む表現方法を工夫して、科学技術等に関する自らの意見や考えを効果的に伝えることができる。また、信頼性を重視して情報を分析し、図表等を適切に活用・加工してコミュニケーションに生かすことができる。 | 4 | |
他者の口頭によるものを含む表現について、客観的に評価するとともに建設的に助言し、多角的な理解力、柔軟な発想・思考力の涵養に努めるとともに、自己の表現の向上に資することができる。 | 4 | |
相手の意見を理解して要約し、他者の視点を尊重しつつ、建設的かつ論理的に自らの考えを構築し、合意形成にむけて口頭によるコミュニケーションをとることができる。また、自らのコミュニケーションスキルを改善する方法を習得できる。 | 4 | |
社会で使用される言葉を始め広く日本語を習得し、その意味や用法を理解できる。また、それらを適切に用い、社会的コミュニケーションとして実践できる。 | 4 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
基礎的能力 | 0 | 30 | 0 | 0 | 0 | 70 | 0 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |