概要:
ケースメソッド及びグループワークを用いて企業に勤める技術者として直面する倫理的問題と技術者のあるべき姿を多面的総合的に理解し、科学技術をめぐる問題の解決策について創造的に持論を構築できることに重点をおく。
この科目は、技術者が身につけるべき専門職としての倫理について,講義形式で授業を行うものである。全15週のうち,第9週から第15週の授業は実務経験のある教員が担当する。【複数教員担当方式】
授業の進め方・方法:
前半はケースメソッド,後半はグループワークを主に用いる。
1~8講は上野哲が担当,9~15講は武内恒成が担当する。
達成目標2:各ケースにおいて設定した設問に対する考察(事前学習レポート提出)。(前半7回)
レポートの評価基準
[設問条件の理解] 設問の条件を踏まえている。(5点)
[課題内容理解] 課題の内容を理解している。(5点)
[説得力]論理的・現実的な考察を独自の視点でおこなっている。(5点)
※クラス討議で,上記の自分の考察を「口頭で自分の意見として伝える」ことも含む。
達成目標1及び3:グループ発表/個人レポート。(後半)
1)グループ発表により,設問条件の理解,課題内容の理解,倫理的論点の認識・現実的考察内容の視点で評価する。
2)課題に対する個人レポート提出を求めて,条件理解,課題内容理解,論点の整理・現実性を踏まえた考察内容で評価する。
グループ発表評価40%,個人レポート60%で評価し,全体の60%以上を合格とする。
達成目標1及び3にかかわるグループ発表/個人レポート(100点満点)および達成目標2にかかわるレポート(7回・15点×7回=105点満点)について,合計点が60%以上の場合,達成とする。
注意点:
後半は武内恒成が担当する。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
| 前期 |
| 1stQ |
| 1週 |
技術者倫理と企業倫理(1)―ケースメソッドで倫理を考える― 【上野】(4/12) |
左記内容を理解する
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| 2週 |
技術者倫理と企業倫理(2)―「あるコンビニエンスストアの現金違算」検討― 【上野】(4/19) |
左記内容を理解する
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| 3週 |
技術者倫理と企業倫理(3)―「なぜ会社を辞めるのか?」検討― 【上野】(4/26) |
左記内容を理解する
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| 4週 |
技術者倫理と企業倫理(4)―「ベンチャー電子工業株式会社」検討― 【上野】(5/10) |
左記内容を理解する
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| 5週 |
技術者倫理と企業倫理(5)―「(株)花王のクイックルワイパー開発活動」検討― 【上野】(5/17) |
左記内容を理解する
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| 6週 |
技術者倫理と企業倫理(6)―「青色LED訴訟・2004年200億円判決」検討― 【上野】(5/24) |
左記内容を理解する
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| 7週 |
技術者倫理と企業倫理(7)―「スターバックスとコンサベーション・インターナショナル」検討― 【上野】(5/31) |
左記内容を理解する
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| 8週 |
技術者倫理と企業倫理(8)― 「青梅慶友病院と大塚宣夫」検討― 【上野】(6/14) |
左記内容を理解する
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| 2ndQ |
| 9週 |
技術者倫理の必要性(集中講義形式:夏期休業前2日間) 【武内】 |
左記内容を理解する
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| 10週 |
実践的技術者倫理(集中講義形式:夏期休業前2日間) 【武内】 |
左記内容を理解する
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| 11週 |
失敗事例(集中講義形式:夏期休業前2日間) 【武内】 |
左記内容を理解する
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| 12週 |
技術者が意思決定を迫られる状況―個人課題― (集中講義形式:夏期休業前2日間)【武内】 |
左記内容を理解する
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| 13週 |
技術者の倫理的意思決定 ―グループ討議― (集中講義形式:夏期休業前2日間)【武内】 |
左記内容を理解する
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| 14週 |
グループ討議発表準備―事例の倫理的・技術的問題の検討―(集中講義形式:夏期休業後1日間)【武内】 |
左記内容を理解する
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| 15週 |
グループ発表と質疑応答―事例の反省点・行動案の検討結果発表・討議―(集中講義形式:夏期休業後1日間)【武内】 |
左記内容を理解する
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| 16週 |
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| 分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
| 基礎的能力 | 人文・社会科学 | 社会 | 地歴 | 人間活動と自然環境との関わりや、産業の発展が自然環境に及ぼした影響について、地理的または歴史的観観点から理解できる。 | 4 | |
| 社会や自然環境に調和した産業発展に向けた現在までの取り組みについて理解できる。 | 4 | |
| 文化の多様性を認識し、互いの文化を尊重することの大切さを理解できる。 | 4 | |
| 公民 | 諸思想や諸宗教において、好ましい社会と人間のかかわり方についてどのように考えられてきたかを理解できる。 | 4 | |
| 現代社会の政治的・経済的諸課題、および公正な社会の実現に向けた現在までの取り組みについて理解できる。 | 4 | |
| 地歴・公民 | 現代科学の考え方や科学技術の特質、科学技術が社会や自然環境に与える影響について理解できる。 | 4 | |
| 社会や自然環境に調和し、人類にとって必要な科学技術のあり方についての様々な考え方について理解できる。 | 4 | |
| 環境問題、資源・エネルギー問題、南北問題、人口・食糧問題といった地球的諸課題とその背景について理解できる。 | 4 | |
| 工学基礎 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 説明責任、製造物責任、リスクマネジメントなど、技術者の行動に関する基本的な責任事項を説明できる。 | 4 | |
| 国際社会における技術者としてふさわしい行動とは何かを説明できる。 | 4 | |
| 技術者の社会的責任、社会規範や法令を守ること、企業内の法令順守(コンプライアンス)の重要性について説明できる。 | 4 | |
| 技術者を目指す者として、諸外国の文化・慣習などを尊重し、それぞれの国や地域に適用される関係法令を守ることの重要性を把握している。 | 4 | |
| 全ての人々が将来にわたって安心して暮らせる持続可能な開発を実現するために、自らの専門分野から配慮すべきことが何かを説明できる。 | 4 | |
| 技術者を目指す者として、平和の構築、異文化理解の推進、自然資源の維持、災害の防止などの課題に力を合わせて取り組んでいくことの重要性を認識している。 | 4 | |