プロジェクトデザイン

科目基礎情報

学校 小山工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 プロジェクトデザイン
科目番号 0016 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 複合工学専攻(共通科目) 対象学年 専2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 必要に応じて資料を配布する
担当教員 那須 裕規

到達目標

・与えられたテーマに対して自らの発想でプロジェクトが設定できる
・プロジェクト達成のための適切なプロセスを探すことが出来る
・専門分野の異なるチームの中で問題解決能力を持って協力できる
・プロジェクトの進展内容と結果をデザインし革新技術に対応できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1与えられたテーマに対して自らの発想でプロジェクトが明確に設定できる与えられたテーマに対して自らの発想でプロジェクトが設定できる与えられたテーマに対して自らの発想でプロジェクトが設定できない
評価項目2プロジェクト達成のための適切なプロセスを明確に探すことができるプロジェクト達成のための適切なプロセスを探すことができるプロジェクト達成のための適切なプロセスを探すことができない
評価項目3専門分野の異なるチームの中で問題解決能力を持って明確に協力できる専門分野の異なるチームの中で問題解決能力を持って協力できる専門分野の異なるチームの中で問題解決能力を持って協力できない
評価項目4プロジェクトの進展内容と結果をデザインし革新技術に明確に対応できるプロジェクトの進展内容と結果をデザインし革新技術に対応できるプロジェクトの進展内容と結果をデザインし革新技術に対応できない

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
本科目は、グループを編成し、与えられたテーマに対して自らの発想でプロジェクトを設定・展開し、問題解決をしながらプロジェクトの進展内容と結果をデザインする。
全15週のうち、第1週~4週、12週~15週の計8週の授業は企業で自動車のデザインを担当していた者が行う。
授業の進め方・方法:
1.授業方法は講義とグループディスカッションを組み合わせて行なう。
2.2名の教員により、技術動向・ロードマップの調査、デザインの手法、創造力などの講義を行う。
3.各グループで提案するモビリティをディスカッションし、内容をまとめて発表する。
注意点:
同一グループによるフィードバック作業により、実現性のある提案をすることになります.アイデア創出、主張と統制、グループ協力が達成度評価のキーになります.応用したいと感じた点、グループ全員の知恵を協調したい点、着眼した点、挑戦したい点など常に考えながら進めてください。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 課題「現行モビリティを分析し、再提案する」 現行モビリティの観察結果をまとめ、技術課題を明確にまとめる
2週 マーケットリサーチ、技術リサーチ ガソリン車とモビリティの比較をする
販売台数の推移を見積もる
3週 ターゲット策定 ターゲット策定にいたる設定・分析の根拠をまとめる
4週 仮説設定 仮コンセプト立案討議をまとめる
5週 課題「次世代モビリティを提案する」 現行モビリティの未達成問題点を書き出す
6週 ロードマップによる技術変遷の確認 モビリティのロードマップを描いてみる
7週 TRIZ「9画面法」を使った未来システム予測 未来システムを描いてみる
8週 コンセプトプレゼンテーション 発表とQ&Aをまとめる
4thQ
9週 モビリティの性能把握:システム部品理解 モビリティの構成、要求事項のまとめを行う
10週 「走る」「曲がる」「止まる」の技術調査 「走る」「曲がる」「止まる」の将来像を描く
11週 EV走行体験・コンセプト修正 アイデアをまとめ最終提案につなげる
12週 デザインワーク(スケッチ) スケッチを仕上げる
13週 コンセプトシートの作成 コンセプトシートを仕上げる
14週 次世代モビリティのまとめ 全体を通して内容を見直し、提案するモビリティのチラシ(広告)を作成
15週 課題・プレゼンテーション 未来技術とアイデアを駆使して技術者としての実践的立場で発表する
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力創造性・デザイン能力創造性創造性工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。5
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。5

評価割合

主体性チームワーク実行力プレゼンレポートその他合計
総合評価割合20202030100100
基礎的能力20202030100100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000