特別研究II

科目基礎情報

学校 小山工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 特別研究II
科目番号 0017 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 学修単位: 11
開設学科 複合工学専攻(共通科目) 対象学年 専2
開設期 通年 週時間数 5.5
教科書/教材 研究に必要な専門書や文献
担当教員 鈴木 真ノ介,小林 康浩,平田 克己

到達目標

研究テーマにおいて解決すべき課題を認識し、目標・目的を設定できる。課題解決のために研究計画を立案し、それに基づき研究を自主的に遂行できる。これまで学んだ知識を総合的に利用し、問題解決ができる。技術者・研究者としての社会的責任を自覚し、倫理観を持て研究に取り組むことができる。研究に関連する他者との協調をはかり、コミュニケーションができる。研究内容を論文等として論理的に簡潔な科学技術文章としてまとめることができ、他者にプレゼンテーションで説明できる。


ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1研究背景に基づいて、課題を整理し、目的・目標を設定できる発表やレポートにおいて目標を述べている目標設定ができない
評価項目2自らの研究の位置づけを理解し、課題を取捨選択し、優先順位を配慮して研究計画を立案し、遂行できる進捗状況を報告することができる報告することができない
評価項目3実験等の結果から問題点を見いだし、問題解決できる図表に結果を表現し、自らの成果を説明できる成果を説明できない
評価項目4自分の研究内容と他者の研究について切り分けができ、研究内容について指導教員に相談することができる指導教員等の指導により、他者の成果や文献を引用することができる他者の成果や文献を引用することができない
評価項目5研究に対するコメントや質問について真摯に受け止め、議論することができる研究打ち合わせなどができる研究打ち合わせができない
評価項目6研究内容を論理的に最終論文としてまとめることができ、その内容について適切な発表ができる学内の発表会だけでなく、学会等で発表することができる発表することができない

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
担当教員の指導の下に研究を行い、研究課題に対する独自のアプローチや結果の分析など問題解決能力を高める意識を持つことが期待される。【オムニバス方式】【複数教員担当方式】

【機械工学コース】
「機械システム」分野である機械材料、材料力学、機械工作、生産工学、設計工学、機械要素、トライボロジー、機械力学、制御、知能機械
「エネルギーシステム」分野である流体工学、熱工学、エネルギー工学、 環境工学に関連する座学および実験を基礎として、特別研究においてこれらの学修内容に関わる研究活動を実施する。

【電気電子創造工学コース】
「環境共生エネルギー」分野である電力工学、プラズマ工学、光工学、電子工学、エネル ギー応用、先端材料、各種エネルギー変換デバイス
「制御システム」分野である計測工学、システム工学、電力変換工学、制御工学,ロボット工学
「情報デザイン」分野であるソフトウェア工学、情報工学、通信工学、高周波技術 ,デジタル工学、ネットワーク、マルティメディアに関連する座学および実験を基礎として、特別研究においてこれらの学修内容に関わる研究活動を実施する。

【物質工学コース】
物理化学、無機化学、有機化学、生物化学、化学工学の各分野に関連する座学および実験を基礎として、特別研究においてこれらの学修内容に関わる研究活動を実施する。

【建築学コース】
「建築構造材料施工」分野である鉄筋コンクリート構造、鋼構造,木構造、耐震構造、荷重,骨組解 析法,防災,建築材料,コンクリート材料,施工法
「建築計画・環境設備・意匠設計」分野である建築計画一般,建築 意匠,歴史,まちづくり,構法・改修,温熱環境,省エネルギー計画,に関連する座学および実験や調査を基礎として 、特別研究においてこれらの学修内容に関わる研究活動を実施する。


授業の進め方・方法:
各分野において特例認定等を受けている研究テーマに取り組む。発表会・概要書において指導教員、審査教員によって評価され、60%以上の評価で達成とする。指導教員(主査)の評価80 %、指導教員以外の教員(副査)の評価の平均20 %として算出する。

研究テーマと指導教員
【機械工学コース】
<機械システム分野>ハンドベルの製作と機械および音響特性/オーステナイト系ステンレス鋼の 塑性と破壊/AEセンサによる材料物性評価/非対称歯車の強度と寿命/新しいMEMSの開発と評価
<エネルギシステム分野>マイクロバブルに関する気液二相流/スロッシングの流体力学/エネルギー変換用素子・デバイスの開発 /デバイスの構成や機能発現に適した有機無機複合材料の研究/低毒性推進剤を用いた宇宙機用小型推進機/衝突噴流型インジェクタ

【電気電子創造工学コース】
<環境共生エネルギー分野>電磁界エネルギー応用に関する研究/次世代アクチュエータ 開発に関する研究/再生可能エネルギーの応用に関する研究/半導体素子開発に関する研究
<制御システム分野>
自走式ロボットに関する研究/パワーエレクトロニクスに 関する研究/非線形制御に関する研究/感覚量の制御・推定に関する研究

<情報デザイン分野>AI・画像処理技術の実用化に関する研究/通信,ネットワーク・コンピューティングに関する研究/AR・VRの実用化に関する研究

【物質工学コース】
<物理化学分野>セラミックス電子材料の合成・物性評価/界面化学に関する研究
<無機化学分野>ハイドロキシアパタイトに関する研究/生体材料や細胞の足場材料に関する研究
<有機化学分野>機能性高分子の合成と物性、有機金属錯体を用いた精密構造高分子の合成、高立体選択的炭素-炭素結合生成反応の開発
<生物化学分野>微生物酵素の利用に関する研究、iPS細胞の分化・増殖に関わる因子の研究、微生物が生産する機能性物質に関する研究
<化学工学分野>微生物を用いた廃水処理に関係する反応装 置設計・解析/生体材料や分子集合体を用いた分子の合成/分離プロセスと担体の開発

【建築学コース】
<建築構造材料施工分野>既存建物の耐震性能の調査や補強方法/立体骨組の地震応答や弾塑性座屈 解析,耐火解析/環境に配慮したコンクリートの実験/建築の構造や材料や施工に関わるその他の研究
<建築計画・環境設備・意匠設計分野>省エネルギーと居住者の 快適性に関する住宅計画、空き家の有効活用に関する研究及び設計、歴史的まちなみの改修や保存の研究及び設計、地 域の活性化に関する研究及び設計

注意点:
研究結果を学術学会などをはじめとする学外発表出来るまでの成果が期待され、発表することが必要となります。研究室の後輩などの指導も積極的に行うよう心掛けること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 特例認定研究テーマに関わる研究を進める 研究の進捗に合わせた設定目標の到達を目指す
2週 以降、同様(各教員が1年間を通じて全日程を担当する) 以降、同様
3週
4週
5週
6週
7週
8週
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週 研究発表会(コース別)
研究概要を作成し、口頭発表を行う
16週 研究発表会(コース共通) 英文による概要を作成し、英語での口頭発表を行う

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。6
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。6

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合03500065100
基礎的能力0000000
専門的能力0200004060
分野横断的能力0150002540