到達目標
□工業力学や材料力学の初歩的事項について設計技術の観点から説明できる。(GNCT)
□機械要素や機械システムをデザインするための基礎的な事項について実際に設計計算できる。(MMC)
□許容応力、安全率、応力集中について説明できる。(MMC)
□歯車の種類、強度計算を説明できる。(MMC)
□ボルト締結に関する設計計算ができる。(MMC)
□軸と軸継手の種類と用途を理解し、説明できる。(MMC)
□軸受について種類と寿命を説明できる。(MMC)
□リンク、カム機構を説明できる。(MMC)
□ベルト、チェーン伝動を説明できる。(GNCT)
□ブレーキ、つめ車について説明できる。(GNCT)
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 許容応力、安全率、応力集中について十分に説明できる。 | 許容応力、安全率について説明できる。 | 許容応力、安全率、応力集中について説明できない。
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評価項目2 | 歯車の種類、強度計算を十分に説明できる。 | 歯車の種類、強度計算をほぼ理解して利用できる。 | 歯車の種類、強度計算を説明できない。 |
評価項目3 | ボルト締結に関する設計計算ができる | ボルト締結に関する設計計算ができる。 | ボルト締結に関する設計計算ができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
(1)機械設計の基礎
(2)歯車機構の設計
(3)軸受け
(4)動力軸の設計
(5)溶接部の強度計算
(6)締結要素
授業の進め方・方法:
必要に応じてプリント配布
注意点:
本科目は学修単位科目であり,授業時間30 時間に加えて,自学自習時間60 時間が必要である.
授業時間は授業に出席して学習を行うことであり,授業以外の自学自習時間は授業以外の学習時間である.自学自習に60時間以上の学習時間が求められる.
工業力学、材料力学などの基礎知識が必要である.
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
機械設計の基本・ 設計と標準化 許容応力と安全率 |
機械設計の方法を理解できる。 標準規格の意義を理解できる。
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2週 |
歯車の基本 |
歯車の種類、各部の名称を説明できる。
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3週 |
歯車の強度計算その1 標準歯車
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歯型曲線、歯の大きさの表しかたを説明できる。
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4週 |
歯車の強度計算その2 かみあい率 |
すべり率、歯の切下げ、かみあい率を説明できる。
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5週 |
軸と伝動・動力伝達軸の設計式 |
軸の種類と用途を理解できる。 軸の強度、変形を計算できる。
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6週 |
軸と伝動・危険速度 |
軸継手の強度、変形、危険速度を計算できる。
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7週 |
歯車減速機とトルク
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歯車列の速度伝達比を計算できる。
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8週 |
中間試験 |
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4thQ |
9週 |
軸受 |
滑り軸受の構造と種類を説明できる。
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10週 |
軸受の寿命計算その1 |
転がり軸受の構造、種類、寿命を説明できる。
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11週 |
締結用機械要素・キーの強度計算 |
キーの強度を計算できる。
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12週 |
ねじの種類と規格 |
ねじ、ボルト・ナットの種類、特徴、用途、規格を理解できる。
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13週 |
締結用機械要素・ボルトに作用する力と締結力 |
引張り応力、せん断応力、接触面圧の計算
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14週 |
制動装置 |
ブレーキ、つめ車の構造を説明できる。
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15週 |
期末試験 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 30 |
専門的能力 | 60 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 60 |
分野横断的能力 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 |