卒業研究

科目基礎情報

学校 群馬工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 卒業研究
科目番号 5M007 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 6
開設学科 機械工学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 6
教科書/教材 なし
担当教員 機械工学科 科教員

到達目標

 与えられたテーマに対して1 年間にわたって研究を行うことで機械工学へのより深い理解を得るとともに,解決すべき課題に対して主体的に取り組むことで高い問題解決能力の獲得を目指す.具体的には以下の項目を到達目標とする.
□ 研究背景を理解し,適切な研究目的を設定できる.
□ 目的を達成するためにの研究計画を立て,その進捗を適切に管理できる.
□ 研究遂行に必要な文献の調査や学習ができる.
□ 実験や解析の結果をグラフなどを用いて整理できる.
□ 得られた結果について考察できる.
□ 発表予稿や報告書を作成できる.
□ プレゼンテーション資料を用いた発表ができる.
□ 指導教員などと研究についてのコミュニケーションができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1研究背景を十分に理解した上で研究目的を適切に設定し,計画的に研究を遂行して十分な成果が得られる.研究背景を理解した上で研究目的を設定し,研究を遂行できる.研究背景の理解と目的の設定が不十分で,計画的に研究の遂行ができない.
評価項目2実験や解析の結果を十分に理解して,適切な説明ができる.実験や解析の結果を理解して,説明ができる.実験や解析の結果の理解が不十分で,適切な説明ができない.
評価項目3プレゼンテーション資料を効果的に用いた情報の提示とわかりやすい口頭発表ができ,質疑応答にも適切に対応できる.プレゼンテーション資料を用いた情報の提示と口頭発表ができ,質疑応答にも対応できる.プレゼンテーション資料を用いた口頭発表ができる.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
 数名ずつ各研究室に所属し,教員の指導のもとでそれぞれの分野の課題に対して 1 年間にわたって研究を行う.研究の途中経過は秋の中間発表会にて発表し,1 年間の成果は学年末の卒業研究発表会で発表する. また,卒業研究報告書に,取り組んだ研究内容や得られた成果を詳細にまとめ,指導教員に提出する.
授業の進め方・方法:
 機械工学科で扱う研究は,実験,理論解析,コンピュータシミュレーションなどの多岐にわたり,それぞれの手法も様々であるが,いずれの場合においても,卒業研究を通して専門分野の理解を深め,能動的な問題解決能力を養うことが大きな目的となる.研究とは,自ら見出した未解決の課題に挑戦し,解決に向けた取り組みを主体的に行っていくことである.そのためには,研究背景や基盤となる学問分野について,より深く理解する努力が求められるとともに,問題解決に向けて積極的に取り組む強い意思と行動力が不可欠である.状況に応じて,時間割の枠組みに制限されることなく,自主的に取り組むことが求められる.高専における学修の総仕上げとして,自覚を持って研究に取り組み,技術者としての感性を修得してもらいたい.
注意点:
 秋の中間発表及び学年末の卒業研究発表会では,学生ごとに発表や質疑応答について機械工学科教員による評価を行い,その平均点が60点相当よりも低い学生には後日の再発表を義務づける.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 研究室の教員により指示された教材によって進める
2週 研究室の教員により指示された教材によって進める
3週 研究室の教員により指示された教材によって進める
4週 研究室の教員により指示された教材によって進める
5週 研究室の教員により指示された教材によって進める
6週 研究室の教員により指示された教材によって進める
7週 研究室の教員により指示された教材によって進める
8週 研究室の教員により指示された教材によって進める
2ndQ
9週 研究室の教員により指示された教材によって進める
10週 研究室の教員により指示された教材によって進める
11週 研究室の教員により指示された教材によって進める
12週 研究室の教員により指示された教材によって進める
13週 研究室の教員により指示された教材によって進める
14週 研究室の教員により指示された教材によって進める
15週 研究室の教員により指示された教材によって進める中間発表会準備
16週 中間発表会
後期
3rdQ
1週 研究室の教員により指示された教材によって進める
2週 研究室の教員により指示された教材によって進める
3週 研究室の教員により指示された教材によって進める
4週 研究室の教員により指示された教材によって進める
5週 研究室の教員により指示された教材によって進める
6週 研究室の教員により指示された教材によって進める
7週 研究室の教員により指示された教材によって進める
8週 研究室の教員により指示された教材によって進める
4thQ
9週 研究室の教員により指示された教材によって進める
10週 研究室の教員により指示された教材によって進める
11週 研究室の教員により指示された教材によって進める
12週 研究室の教員により指示された教材によって進める
13週 研究室の教員により指示された教材によって進める
14週 研究室の教員により指示された教材によって進める
15週 研究室の教員により指示された教材によって進める 卒研発表会準備
16週 卒研発表会

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎工学リテラシー工学リテラシー物理、化学、情報、工学についての基礎的原理や現象を、実験を通じて理解できる。3
基礎的原理や現象を理解するための実験手法、実験手順、実験データ処理法等について理解する。3
実験装置や測定器の操作、及び実験器具・試薬・材料の取扱いに慣れ、安全に実験を行うことができる。3
実験データの分析、誤差解析、有効桁数の評価、整理の仕方、考察の進め方について理解し、実践できる。3
実験テーマの内容を理解し、実験・測定結果の妥当性評価や考察等について論理的な説明ができる。3
実験ノートの記述、及び実験レポートの作成の方法を理解し、実践できる。3
技術者倫理技術者倫理技術者倫理が必要とされる社会的背景や重要性を理解し、社会における技術者の役割と責任を説明できる。3
説明責任、内部告発、製造物責任、リスクマネジメントなど、技術者の行動に関する基本的事項を理解し、説明できる。3
技術者を目指す者として、社会での行動規範としての技術者倫理を理解し、問題への適切な対応力(どうのように問題を捉え、考え、行動するか)を身に付けて、課題解決のプロセスを実践できる。3
情報技術の進展が社会に及ぼす影響、及び個人情報保護法、著作権などの法律との関連について理解できる。3
技術者を目指す者として、環境問題について配慮することができる。3
技術者を目指す者として、社会と地域について配慮することができる。3
技術者を目指す者として持続可能な開発を通じて全ての人々が安心して暮らせる未来を実現するために配慮することができる。3
専門的能力専門的能力の実質化PBL教育PBL教育工学が関わっている数々の事象について、自らの専門知識を駆使して、情報を収集することができる。3
集められた情報をもとに、状況を適確に分析することができる。3
与えられた目標を達成するための解決方法を考えることができる。3
状況分析の結果、問題(課題)を明確化することができる。3
各種の発想法や計画立案手法を用いると、課題解決の際、効率的、合理的にプロジェクトを進めることができることを知っている。3
各種の発想法、計画立案手法を用い、より効率的、合理的にプロジェクトを進めることができる。3
共同教育共同教育クライアント(企業及び社会)の要求に適合するシステムやプロセスを開発することができる。3
企画立案から実行するまでのプロセスを持続可能性の実現性を配慮して実行することができる。3
品質、コスト、効率、スピード、納期などに対する視点を持つことができる。3
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識・教養が、企業及び社会でどのように活用されているかを理解し、技術・応用サービスの実施ができる。3
地域や企業の現実の問題を踏まえ、その課題を明確化し、解決することができる。3
問題解決のために、最適なチームワーク力、リーダーシップ力、マネジメント力などを身に付けることができる。3
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などの必要性を理解できる。3
技術者として、生きる喜びや誇りを実感し、知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践創造的な活動を楽しむことを理解できる。3
技術者として、社会に対して有益な価値を提供するために存在し、社会の期待に十分応えられてこそ、存在の価値のあることを理解できる。3
企業人としても成長していく自分を意識し、継続的な自己研さんや学習が必要であることを理解できる。3
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能相手の意見を聞き、自分の意見を伝えることで、円滑なコミュニケーションを図ることができる。3
相手を理解した上で、説明の方法を工夫しながら、自分の意見や考えをわかりやすく伝え、十分な理解を得ている。3
集団において、集団の意見を聞き、自分の意見も述べ、目的のために合意形成ができる。3
目的達成のために、考えられる提案の中からベターなものを選び合意形成の上で実現していくことができ、さらに、合意形成のための支援ができる。3
ICTやICTツール、文書等を自らの専門分野において情報収集や情報発信に活用できる。3前1
現状と目標を把握し、その乖離の中に課題を見つけ、課題の因果関係や優先度を理解し、そこから主要な原因を見出そうと努力し、解決行動の提案をしようとしている。3
現状と目標を把握し、その乖離の中に課題を見つけ、課題の因果関係や優先度を理解し、発見した課題について主要な原因を見出し、論理的に解決策を立案し、具体的な実行策を絞り込むことができる。3
事象の本質を要約・整理し、構造化(誰が見てもわかりやすく)できる。3
複雑な事象の本質を整理し、構造化(誰が見てもわかりやすく)できる。結論の推定をするために、必要な条件を加え、要約・整理した内容から多様な観点を示し、自分の意見や手順を論理的に展開できる。3
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性身内の中で、周囲の状況を改善すべく、自身の能力を発揮できる。 3
集団の中で、自身の能力を発揮して、組織の勢いを向上できる。3
日常生活の時間管理、健康管理、金銭管理などができる。常に良い状態を維持するための努力を怠らない。3
ストレスやプレッシャーに対し、自分自身をよく知り、解決を試みる行動をとることができる。日常生活の管理ができるとともに、目標達成のために対処することができる。3
学生であっても社会全体を構成している一員としての意識を持って、行動することができる。3
市民として社会の一員であることを理解し、社会に大きなマイナス影響を及ぼす行為を戒める。人間性・教養、モラルなど、社会的・地球的観点から物事を考えることができる。3
先にたって行動の模範を示すことができる。口頭などで説明し、他者に対し適切な協調行動を促し、共同作業・研究をすすめことができる。3
目指すべき方向性を示し、先に立って行動の模範を示すことで他者に適切な協調行動を促し、共同作業・研究において、系統的に成果を生み出すことができる。リーダーシップを発揮するために、常に情報収集や相談を怠らず自身の判断力をも磨くことができる。3
法令を理解し遵守する。基本的人権について理解し、他者のおかれている状況を理解することができる。自分が関係している技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を理解し、技術者が社会に負っている責任を認識している。3
法令を理解し遵守する。研究などで使用する、他者のおかれている状況を理解できる。自分が関係している技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を理解し、技術者が社会に負っている責任を認識し、身近で起こる関連した情報や見解の収集に努めるなど、技術の成果が社会に受け入れられるよう行動できる。3
未来の多くの可能性から技術の発展と持続的社会の在り方を理解し、自らのキャリアを考えることができる。3
技術の発展と持続的社会の在り方に関する知識を有し、未来社会を考察することができるとともに、技術の創造や自らのキャリアをデザインすることが考慮できる。3
総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力現実を踏まえ、公衆の健康・安全や文化・社会・環境に配慮すべきことが理解できる。さらに、複合的な工学的課題や、需要に適合したシステム・構成要素・工程の設計に取り組むことができる。3
現実を踏まえ、公衆の健康・安全への配慮、文化的・社会的・環境的な観点に配慮をしつつ、既存の枠にとらわれずに、複合的な工学的課題や、需要に適合したシステム・構成要素・工程を設計することができる。3
クライアントの要求を解決するための設計解を作り出すプロセス理解し、設計解を創案できる。さらに、創案した設計解が要求を解決するものであるかを評価しなければならないことを理解する。3
クライアントの要求を解決するための設計解を作り出すプロセスを理解し、設計解を創案できる。さらに、創案した設計解が要求を解決するものであるかを評価しデザインすることができる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合03000070100
基礎的能力0000000
専門的能力03000070100
分野横断的能力0000000