到達目標
□ 品質Q(Quality),納期D(Delivery),費用C(Cost)を考慮し て、生産を行うことの重要性を理解できる。
□ 日程管理で用いている基本的な管理手法を理解し、身近な問題の課題解決に応用できる。
□ 作業管理で用いている基本的な管理手法を理解し、身近な問題の課題解決に応用できる。(情報整理による論理的思考力等:MCC)
□ 品質管理で用いている基本的な管理手法を理解し、身近な問題の課題解決に応用できる。(特性要因図等による課題発見:MCC)
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
QDCの理解 | 製品の生産を行うとき、品質Q(Quality),納期D(Delivery),費用C(Cost)を考慮し て、生産を行うことの重要性が理解できる。 | 製品の生産を行うとき、品質Q(Quality),納期D(Delivery),費用C(Cost)を考慮し て、生産を行うことが理解できる。 | QDCが何の略称であるかは理解できる |
基本的管理手法の理解 | 日程管理、作業管理、品質管理で用いている基本的な管理手法を理解し、身近な問題の課題解決に応用できる | 日程管理、作業管理、品質管理がどのようなものであるか説明できる | 日程管理、作業管理、品質管理がどのようなものであるか理解できる |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
生産管理システムを構築するための「基本的な考え方(理論)」と「手法(ツール)」を概説する.
授業の進め方・方法:
生産管理が対象とする分野は多岐にわたっているが,生産計画,工程設計,日程管理,作業管理,品質管理に的を絞
って,具体例をあげながら授業を進める.
(1)生産管理序論 (生産管理の目的,必要性,難しさ等)
(2)生産計画 (ロット生産計画の立て方)
(3)工程設計 (ライン設計)
(4)日程管理 (PERT・CPMによる日程の計画と短縮方法)
(5)作業管理 (科学的管理法にもとずく作業の改善,標準化,維持)
(6)品質管理 (統計的品質管理を主体とした品質の計画と統制)
注意点:
生産管理活動のねらいは、顧客ニーズにあった製品やサービスをタイムリーに提供し、品質、価格、納期等において
顧客に満足してもらい、社会の発展に寄与するものである。開発、設計、生産においては、機能だけでなく、品質Q
(Quality),納期D(Delivery),費用C(Cost)を考慮して活動することの大切さを理解して欲しい。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
生産管理序論 |
生産管理の目的,必要性,重要性,近年のマーケットの動向を説明できる
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2週 |
生産方式の分類 |
製品企画者による分類,生産量による分類,仕事の流し方による分類を説明できる
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3週 |
ジャストインタイム生産方式見込み・受注生産、ジャストインタイム生産 |
生産方式に関する用語を説明できる
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4週 |
ロット生産計画(1) |
時間基準によるロット生産や生産計画の立て方を説明できる
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5週 |
ロット生産計画(2) |
費用基準によるロット生産計画を説明できる
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6週 |
ライン設計(1) |
ライン作業の割り付けの基本的な考え方を説明できる
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7週 |
ライン設計(2) |
作業の最適割付の考え方と方法を説明できる
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8週 |
中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
ライン設計(3) |
位置重み付け法等のライン設計手法を説明できる
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10週 |
日程管理(1) |
PERTによる日程管理を説明できる
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11週 |
日程管理(2) |
クリティカルパスと日程計画について説明できる
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12週 |
日程管理(3) |
日程計画の立て方を説明できる
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13週 |
日程管理(4) |
CPMによる日程短縮の考え方を説明できる
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14週 |
作業管理(1) |
科学的管理法とテーラ-の3原則を説明できる
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15週 |
作業管理(2) |
作業改善と動作経済の原則を説明できる
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16週 |
定期試験 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
作業管理(3) |
作業管理、作業の標準化を説明できる
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2週 |
品質管理(1) |
品質管理の歴史(SQC,TQC,TQM)を説明できる
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3週 |
品質管理(2) |
品質改善の考え方と特性要因図を説明できる
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4週 |
品質管理(3) |
ヒストグラムとパレート図を説明できる
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5週 |
品質管理(4) |
統計的方法の基礎、期待値と算術平均、母平均、標本平均、母分散、標本分散、不偏分散を説明できる
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6週 |
品質管理(5) |
確率計算の基礎を説明できる
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7週 |
中間試験 |
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8週 |
品質管理(6) |
確率計算の基礎を説明できる
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4thQ |
9週 |
品質管理(7) |
2項分布、ポアソン分布を説明できる
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10週 |
品質管理(8) |
管理図、3シグマ管理図の考え方を説明できる
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11週 |
品質管理(9) |
3シグマ管理図の考え方を説明できる
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12週 |
品質管理(10) |
管理図の理論を説明できる
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13週 |
品質管理(11) |
管理図の作り方と見方を説明できる
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14週 |
品質管理(12) |
工程能力指数、検査の種類課題を説明できる
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15週 |
品質管理(13) |
抜き取り検査を説明できる
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16週 |
定期試験 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 数学 | 数学 | 数学 | 積の法則と和の法則を利用して、簡単な事象の場合の数を数えることができる。 | 4 | |
簡単な場合について、順列と組合せの計算ができる。 | 4 | |
独立試行の確率、余事象の確率、確率の加法定理、排反事象の確率を理解し、簡単な場合について、確率を求めることができる。 | 3 | 後5,後6,後8 |
条件付き確率、確率の乗法定理、独立事象の確率を理解し、簡単な場合について確率を求めることができる。 | 3 | 後5,後6 |
1次元のデータを整理して、平均・分散・標準偏差を求めることができる。 | 3 | 後5,後6 |
2次元のデータを整理して散布図を作成し、相関係数・回帰直線を求めることができる。 | 3 | 後6,後8 |
工学基礎 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 技術者倫理が必要とされる社会的背景や重要性を認識している。 | 3 | 前1,前2 |
説明責任、製造物責任、リスクマネジメントなど、技術者の行動に関する基本的な責任事項を説明できる。 | 3 | 前1 |
社会における技術者の役割と責任を説明できる。 | 3 | 前2 |
現代社会の具体的な諸問題を題材に、自ら専門とする工学分野に関連させ、技術者倫理観に基づいて、取るべきふさわしい行動を説明できる。 | 3 | 前1 |
環境問題を考慮して、技術者としてふさわしい行動とは何かを説明できる。 | 3 | 前1,後2 |
国際社会における技術者としてふさわしい行動とは何かを説明できる。 | 3 | 前1,前2 |
過疎化、少子化など地方が抱える問題について認識し、地域社会に貢献するために科学技術が果たせる役割について説明できる。 | 4 | 前1,前2 |
科学技術が社会に与えてきた影響をもとに、技術者の役割や責任を説明できる。 | 3 | 前1,後2 |
科学者や技術者が、様々な困難を克服しながら技術の発展に寄与した姿を通し、技術者の使命・重要性について説明できる。 | 3 | 前1,後2 |
評価割合
| 試験 | 発表 | レポート | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 20 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 80 | 0 | 20 | 0 | 0 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |