数学基礎演習Ⅱ

科目基礎情報

学校 群馬工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 数学基礎演習Ⅱ
科目番号 2E002 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子メディア工学科 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 基礎の数学 碓氷久ほか 大日本図書  新微分積分I 碓氷久ほか 大日本図書  新線形代数 碓氷久ほか 大日本図書
担当教員 布施川 秀紀

到達目標

微分積分について、基本的な理解を得る。
行列の和、差、積、逆行列について、基本的な理解を得る。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1微分積分法について十分な理解を得て、計算ができる。微分積分法について、ある程度理解でき、計算ができる。微分積分法について理解できない。
評価項目2集合・証明・数列・場合の数・三角関数・複素数・空間図形・ベクトルについて十分な理解ができている。集合・証明・数列・場合の数・三角関数・複素数・空間図形・ベクトルについてある程度の理解ができている。集合・証明・数列・場合の数・三角関数・複素数・空間図形・ベクトルについて理解ができていない。
評価項目3専門基礎としての数学を十分理解している。専門基礎としての数学をある程度理解している。専門基礎としての数学が理解できていない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
微分積分の基礎について基本から復習する。
集合・証明・数列・場合の数・三角関数・複素数・空間図形・ベクトルについて基本から復習する。
専門基礎としての数学を基本から復習する。
授業の進め方・方法:
演習形式
注意点:
1年生、2年生で学んだ数学をある程度は理解していることを前提に演習を行う。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 集合、命題、証明 集合に使われる記号を理解している。対偶命題を理解している。基本的な等式等の証明方法を理解している。
2週 証明 基本的な等式等の証明方法を理解している。
3週 数学的帰納法
数学的帰納法による証明方法を理解している。
4週 数列 数列の基本的な理解ができている。
5週 数列 漸化式による数列の定義を理解している。
6週 場合の数、ベクトル 基本的な場合の数の数え方を理解している。ベクトルの基本を理解している。
7週 ベクトル ベクトルの一次独立等の性質を理解している。
8週 中間試験
4thQ
9週 空間図形 平面や球などの空間図形の方程式を理解している。
10週 三角関数 三角関数の基本的な性質を理解している。
11週 三角関数、複素数、微分法
三角関数の加法定理を使うことができる。複素数の基本的な演算ができる。微分の定義を理解している。
12週 微分法 基本的な微分計算ができる。
13週 微分法、積分法 微分に関する基本的な問題を解くことができる。積分の定義を理解している。
14週 積分法 基本的な積分計算ができる。
15週 後期定期試験
16週 答案返却 試験に関する説明が理解できる。

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオ小テスト等合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力80000020100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000