電気回路演習Ⅱ

科目基礎情報

学校 群馬工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 電気回路演習Ⅱ
科目番号 4E013 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子メディア工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 なし
担当教員 塚原 規志

到達目標

基本的な過渡現象の問題を解くことができる。ラプラス変換やフーリエ級数に関する問題を解くことができる。伝達関数を利用した回路応答が理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
いろいろな場合についての電気回路の過渡現象を持つ回路や、回路の伝達関数やボード線図について学ぶ。
授業の進め方・方法:
演習問題プリントを配布し問題を解き、小テストにて理解度の確認を行う。
注意点:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 微分方程式1 電気回路解析で頻繁に用いられる微分方程式の解き方が説明できる
2週 過渡現象1
コンデンサーを含む回路の過渡現象を理解する
3週 過渡現象2
コイルを含む回路の過渡現象を理解する
4週 過渡現象3 RLC直列回路の過渡現象を理解する
5週 ラプラス変換 ラプラス変換の計算ができるようになる
6週 微分方程式2 ラプラス変換を用いた微分方程式の解き方が理解できる
7週 過渡現象4 ラプラス変換を用いて回路解析を説明できる
8週 後期中間試験
7週までに学んだことの理解の確認を行う
4thQ
9週 RLC共振回路
共振回路の基本的性質を理解できる
10週 伝達関数1 回路の伝達関数を理解する
11週 伝達関数2 伝達関数を利用し、典型的な2端子対回路の問題を解ける
12週 フーリエ変換
ラプラス変換の計算ができるようになる
13週 振幅特性と位相特性、回路の安定性 周波数伝達関数に関して、振幅特性と位相特性、回路の安定性を理解する
14週 フィルタ回路 抵抗やコンデンサなどからなるフィルタに関して、ボード線図からその特性を理解する
15週 後期定期試験 後期中間試験から後期定期試験までに学んだことが理解できる。
16週 答案返却

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオレポート合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力0000000
専門的能力80000020100
分野横断的能力0000000