確率統計

科目基礎情報

学校 群馬工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 確率統計
科目番号 5E007 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子メディア工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 新確率統計 新井一道他著 大日本図書  新確率統計問題集 新井一道他著 大日本図書
担当教員 平井 宏

到達目標

□ 基本的な確率の計算や条件付き確率の計算ができる。
□ 確率変数の期待値や分散の計算ができ、確率変数の独立性を理解している。
□ 確率密度関数、正規分布、標本平均の性質を理解している。
□ 標本の基本的な統計処理ができる。
□ 大標本の場合に、母平均の区間推定、検定ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1基本的な確率の計算や条件付き確率の計算が的確にできる。基本的な確率の計算や条件付き確率の計算ができる。基本的な確率の計算や条件付き確率の計算ができない。
評価項目2確率変数の期待値や分散の計算が的確にでき、確率変数の独立性を的確に理解している。確率変数の期待値や分散の計算ができ、確率変数の独立性を理解している。確率変数の期待値や分散の計算ができず、確率変数の独立性を理解していない。
評価項目3確率密度関数、正規分布、標本平均の性質を的確に理解している。確率密度関数、正規分布、標本平均の性質を理解している。確率密度関数、正規分布、標本平均の性質を理解していない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
確率の考え方の基礎および統計の考え方の基礎を学ぶ。
授業の進め方・方法:
教科書で扱われている中の基本的事項について教授する。
この科目は国立研究所で実験データの統計的な解析を担当していた教員が、その経験を生かし、ヒストグラム、相関係数等について講義形式で授業を行うものである。
注意点:
問題集のうち授業で扱うレベルの問題は確実にとけるよう十分復習することが必要です。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 1〜4年の復習 場合の数
2週 1〜4年の復習 順列、組合せ。
3週 1〜4年の復習 円順列など
4週 確率の定義と性質 確率の定義
5週 確率の定義と性質 確率の基本性質
6週 いろいろな確率 条件付き確率
7週 いろいろな確率 乗法定理 1
8週 いろいろな確率

乗法定理 2
2ndQ
9週 いろいろな確率 事象の独立
10週 いろいろな確率 反復試行
11週 1次元のデータ 度数分布、代表値
12週 1次元のデータ 散布度
13週 2次元のデータ 相関
14週 2次元のデータ 回帰直線
15週 期末試験
16週 テスト返却

評価割合

試験小テスト相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力0000000
専門的能力80000020100
分野横断的能力0000000