概要:
各自が設定したテーマに沿って、性能や能力の数値的な目標を含んだ装置等の仕様を設定する。
この装置には,電気回路もしくは電子回路とマイコン等を持たなくてはならない。
学生はこの仕様を達成するために複数の解決策を提示しなければならない。
次に,提示した複数の解決策について検討し,最適な解決策を決定する。
その解決策を具体化するために,材料を集め、予備実験、製作、動作確認、特性試験、組み立て、総合的な動作確認 を行う。
最後にデモンストレーションとプレゼンテーションを行い、報告書を提出する。
授業の進め方・方法:
実験室,各教員の研究室,工作室等を使用し,各グループごとに装置等を製作する。
装置等は,できるだけモジュール化し,それぞれ担当を決め,モジュールを繋いだ時に正しく動作するか確かめながら,製作を進める。
注意点:
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
班分け,仕様設定 |
作ろうとする装置等の概要を決定し,大まかな仕様を検討する。
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2週 |
詳細な仕様設定 |
装置等の詳細な仕様を決定し,必要となる部品を選択する。
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3週 |
部品購入 |
装置等の製作に必要となる部品を購入する。
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4週 |
試作1 |
装置等の各部分を試作し,動作試験や特性測定を行う。
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5週 |
試作2 |
装置等の各部分を試作し,動作試験や特性測定を行う。
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6週 |
試作3 |
装置等の各部分を試作し,動作試験や特性測定を行う。
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7週 |
試作4 |
装置等の各部分を試作し,動作試験や特性測定を行う。
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8週 |
試作5 |
装置等の各部分を試作し,動作試験や特性測定を行う。
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2ndQ |
9週 |
試作6 |
装置等の各部分を試作し,動作試験や特性測定を行う。
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10週 |
試作7 |
装置等の各部分を試作し,動作試験や特性測定を行う。
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11週 |
試作8 |
装置等の各部分を試作し,動作試験や特性測定を行う。
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12週 |
試作9 |
装置等の各部分を試作し,動作試験や特性測定を行う。
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13週 |
試作10 |
装置等の各部分を試作し,動作試験や特性測定を行う。
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14週 |
試作11 |
装置等の各部分を試作し,動作試験や特性測定を行う。
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15週 |
試作12 |
装置等の各部分を試作し,動作試験や特性測定を行う。
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16週 |
中間発表会 |
作ろうとする装置等の概要や仕様をプレゼンテーションする。
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後期 |
3rdQ |
1週 |
装置等の制作1 |
装置等を製作する。
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2週 |
装置等の制作2 |
装置等を製作する。
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3週 |
装置等の制作3 |
装置等を製作する。
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4週 |
装置等の制作4 |
装置等を製作する。
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5週 |
装置等の制作5 |
装置等を製作する。
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6週 |
装置等の制作6 |
装置等を製作する。
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7週 |
装置等の制作7 |
装置等を製作する。
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8週 |
装置等の制作8 |
装置等を製作する。
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4thQ |
9週 |
装置等の制作9 |
装置等を製作する。
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10週 |
装置等の制作10 |
装置等を製作する。
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11週 |
装置等の動作確認1 |
装置等の動作確認をする。
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12週 |
装置等の動作確認2 |
装置等の動作確認をする。
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13週 |
装置等の動作確認3 |
装置等の動作確認をする。
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14週 |
発表会準備 |
作成した装置等の内容をプレゼンテーションする準備をする。
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15週 |
発表会 |
作成した装置等の内容をプレゼンテーションする。
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 国語 | 国語 | 実用的な文章(手紙・メール)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。 | 3 | |
報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。 | 3 | |
収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。 | 3 | |
報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。 | 3 | |
作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、的確に口頭発表することができる。 | 3 | |
課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。 | 3 | |
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。 | 3 | |
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。 | 3 | |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。 | 3 | |
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。 | 3 | |
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。 | 3 | |
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。 | 3 | |
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。 | 3 | |
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。 | 3 | |
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。 | 3 | |
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。 | 3 | |
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。 | 3 | |
事実をもとに論理や考察を展開できる。 | 3 | |
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。 | 3 | |
態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 目標の実現に向けて計画ができる。 | 3 | |
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。 | 3 | |
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。 | 3 | |
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。 | 3 | |
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。 | 3 | |
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。 | 3 | |
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。 | 3 | |
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。 | 3 | |
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。 | 3 | |
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている | 3 | |
総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。 | 3 | |
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。 | 3 | |
要求に適合したシステム、構成要素、工程等の設計に取り組むことができる。 | 3 | |
課題や要求に対する設計解を提示するための一連のプロセス(課題認識・構想・設計・製作・評価など)を実践できる。 | 3 | |
提案する設計解が要求を満たすものであるか評価しなければならないことを把握している。 | 3 | |
経済的、環境的、社会的、倫理的、健康と安全、製造可能性、持続可能性等に配慮して解決策を提案できる。 | 3 | |