卒業研究

科目基礎情報

学校 群馬工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 卒業研究
科目番号 5E013 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 4
開設学科 電子メディア工学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 前期:2 後期:6
教科書/教材
担当教員 佐々木 信雄,松本 敦,電子メディア工学科 科教員

到達目標

□研究テーマの背景について詳細な知識を学習することができる。
□研究テーマに関する情報収集を行い,内容を理解することができる.
□研究テーマを実現するための,処理能力を身につけることができる。
□研究内容について明確なプレゼンテーションができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1技術的課題を分析し,解決するためのシステムをデザインする高度な能力を身につけることができる。技術的課題を分析し,解決するためのシステムをデザインする能力を身につけることができる。技術的課題を分析し,解決するためのシステムをデザインする能力を身につけることができない。
評価項目2高度なコミュニケーション能力・高度なプレゼンテーション能力を身につけることができる。コミュニケーション能力・プレゼンテーション能力を身につけることができる。コミュニケーション能力・プレゼンテーション能力を身につけることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
 研究とは何か(いかにして研究テーマと出会うか、どのようにして研究を進めるか、その成果をどのようにして
世の中に紹介するかなど)を知らしめ、また、それを通じて専門の知識や技術の奥行き、幅を広げさせる。
 前期の始めに各担当教員より卒業研究のテーマ、概要について説明が行われる。その後、学生の希望等により、研
究室、および、研究テーマを決定する。各研究室への配属後は、各担当教員の指導により研究テーマに関する学習、
実験、研究等を行う。また、研究発表会を行い、研究成果を卒業論文として提出する。
授業の進め方・方法:
□ 各担当教員による。
□ 一般教科系教員の研究室(数学,物理,化学等)に所属することも可能です。
注意点:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 各研究室における実施1・2
2週 各研究室における実施3・4
3週 各研究室における実施5・6
4週 各研究室における実施7・8
5週 各研究室における実施9・10
6週 各研究室における実施11・12
7週 各研究室における実施13・14
8週 各研究室における実施15・16
2ndQ
9週 各研究室における実施17・18
10週 各研究室における実施19・20
11週 各研究室における実施21・22
12週 各研究室における実施23・24
13週 各研究室における実施25・26
14週 各研究室における実施27・28
15週 各研究室における実施29・30
16週 中間発表
後期
3rdQ
1週 各研究室における実施31・32
2週 各研究室における実施33・34
3週 各研究室における実施35・36
4週 各研究室における実施37・38
5週 各研究室における実施39・40
6週 各研究室における実施41・42
7週 各研究室における実施43・44
8週 各研究室における実施45・46
4thQ
9週 各研究室における実施47・48
10週 各研究室における実施49・50
11週 各研究室における実施51・52
12週 各研究室における実施53・54
13週 各研究室における実施55・56
14週 各研究室における実施57・58
15週 各研究室における実施59・60
16週 研究発表

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学国語国語専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できる。4
実用的な文章(手紙・メール)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。4
報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。4
収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。4
報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。4
作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、的確に口頭発表することができる。4
課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。4
英語英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。4
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。4
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。4
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。4
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。4
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。4
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。4
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。4
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。4
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。4
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。4
他者の意見を聞き合意形成することができる。4
合意形成のために会話を成立させることができる。4
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。4
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。4
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。4
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。4
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。4
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。4
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。4
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる4
複数の情報を整理・構造化できる。4
特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。4
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。4
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。4
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。4
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。4
事実をもとに論理や考察を展開できる。4
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。4
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性目標の実現に向けて計画ができる。4
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。4
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。4
総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。4
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。4
要求に適合したシステム、構成要素、工程等の設計に取り組むことができる。4

評価割合

研究遂行・発表(2回)合計
総合評価割合100100
目標達成度2020
内容理解度3030
デザイン能力2020
プレゼンテーション能力3030