確率統計

科目基礎情報

学校 群馬工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 確率統計
科目番号 0033 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子メディア工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 確率・統計 浅倉史興、竹居正登 学術図書:9784780604054/ 渡辺澄夫、竹田昇 コロナ社:9784339060775
担当教員 大嶋 一人

到達目標

基本的な確率の計算や条件付き確率の計算ができる。確率変数の期待値や分散の計算ができ、確率変数の独立性を理解している。確率密度関数、正規分布、標本平均の性質を理解している。標本の基本的な統計処理ができる。大標本の場合に、母平均の区間推定、検定ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1基本的な確率の計算や条件付き確率の計算が的確にできる。基本的な確率の計算や条件付き確率の計算ができる。基本的な確率の計算や条件付き確率の計算ができない。
評価項目2確率変数の期待値や分散の計算が的確にでき、確率変数の独立性を的確に理解している。確率変数の期待値や分散の計算ができ、確率変数の独立性を理解している。確率変数の期待値や分散の計算ができず、確率変数の独立性を理解していない。
評価項目3確率密度関数、正規分布、標本平均の性質を的確に理解している。確率密度関数、正規分布、標本平均の性質を理解している。確率密度関数、正規分布、標本平均の性質を理解していない。
評価項目4標本の基本的な統計処理が的確にできる。標本の基本的な統計処理ができる。標本の基本的な統計処理ができない。
評価項目5大標本の場合に、母平均の区間推定、検定が的確にできる。大標本の場合に、母平均の区間推定、検定ができる。大標本の場合の母平均の区間推定、検定ができない。

学科の到達目標項目との関係

準学士課程 B-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
確率の考え方の基礎および統計の考え方の基礎を学ぶ。
授業の進め方・方法:
教科書で扱われている中の基本的事項について教授し、その都度配布プリントの該当問題を解かせる。
注意点:
授業時に配布する問題プリントのうち授業で扱うレベルの問題は確実にとけるよう十分復習することが必要です。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 確率の基本、確率の基本法則
2週 確率の計算、事象の独立 いろいろな確率を求めることができる。余事象の確率、確率の加法定理、排反事象の確率を理解している。
3週 確率の計算、条件付き確率 条件付き確率を求めることができる。確率の乗法定理、独立事象の確率を理解している。
4週 確率変数、確率
5週 確率変数、期待値、分散
6週 2項分布
7週 2項分布の期待値と分散
8週 中間試験

2ndQ
9週 連続分布、確率密度関数
10週 正規分布
11週 統計処理、平均、分散
12週 相関係数、回帰直線 1次元および2次元のデータを整理して、平均・分散・標準偏差・相関係数・回帰曲線を求めることができる。
13週 標本、母集団と標本、標本平均の分布、中心極限定理
14週 推定、点推定と区間推定、母平均の推定
15週 仮説と検定、仮説の検定、仮説の誤りと棄却域、母平均の検定
16週 定期試験

評価割合

試験小テスト相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力0000000
専門的能力80200000100
分野横断的能力0000000