プログラミング基礎

科目基礎情報

学校 群馬工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 プログラミング基礎
科目番号 2J004 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子情報工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 プログラミング入門 C言語:浅井 宗海:実教出版:4407305364
担当教員 崔 雄

到達目標

1. 1年次のプログラミング(変数、条件分岐、繰り返し、配列、関数)が理解できる。
2. ポインタが理解できる。
3. ポインタと配列・文字列が理解できる。
4. 記憶の割り付けが理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目11年次のCプログラミングが十分に理解できる1年次のCプログラミングが理解できる1年次のCプログラミングが理解できない
評価項目2ポインタが十分に理解できるポインタが理解できるポインタが理解できない
評価項目3ポインタと配列・文字列が十分に理解できるポインタと配列・文字列が理解できるポインタと配列・文字列が理解できない
評価項目4 記憶の割り付けが十分に理解できる記憶の割り付けが理解できる記憶の割り付けが理解できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
前期では、課題の解決を通して1年次の復習を行う。
後期では、「ポインタ」「ポインタと配列・文字列」「記憶の割り付け」について学習する。
授業の進め方・方法:
講義と演習を通じてプログラミングに慣れることを目標とする。
注意点:
3年次の講義や実習につながる内容なので、この機会に身に付けてください。
特にポインタはつまづきやすい内容なので、わからないことがあれば気軽に質問してください。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス、1年次の復習(1) 本講義の進め方を理解し、C言語における変数,代入,データ型,演算子について復習する
2週 1年次の復習(2) ifやswitchによる条件分岐処理について復習する
3週 1年次の復習(3) forによる繰り返し処理について復習する
4週 1年次の復習(4) whileによる繰り返し処理について復習する
5週 1年次の復習(5) 配列について復習する
6週 1年次の復習(6) ライブラリ関数について復習する
7週 前期中間試験前までのまとめ 前期中間試験以前の単元について演習を通して理解する
8週 中間試験
2ndQ
9週 1年次の復習(7) #defineによる記号定数、探索アルゴリズムについて理解する
10週 1年次の復習(8) 探索アルゴリズムについて理解する
11週 1年次の復習(9) ソートアルゴリズムについて理解する
12週 1年次の復習(10) ソートアルゴリズムについて理解する
13週 1年次の復習(11) C言語における関数について復習する
14週 1年次の復習(12) 局所変数、大域変数について復習する
15週 前期中間試験後のまとめ 前期中間試験以降の単元について演習を通して理解する
16週 期末試験
後期
3rdQ
1週 ポインタ(1) ポインタの概念を理解する
2週 ポインタ(2) ポインタと配列との関係を理解する
3週 ポインタ(3) 値渡しと参照渡しおよびコマンドライン引数を理解する
4週 ポインタと配列・文字列(1) 多次元配列とポインタとの関係を理解する
5週 ポインタと配列・文字列(2) ポインタへのポインタを理解する
6週 ポインタと配列・文字列(3) 文字列の処理を理解する
7週 後期中間試験前のまとめ 後期中間試験以前の単元について演習を通して理解する
8週 後期中間試験
4thQ
9週 ポインタと配列・文字列(4) 文字列の処理を理解する
10週 標準ライブラリ関数 文字入出力、文字列操作、ライブラリ関数を理解する
11週 記憶の割り付け(1) 動的メモリ確保および解放を理解する
12週 記憶の割り付け(2) 動的メモリ確保および解放を理解する
13週 記憶の割り付け(3) alloc() 系関数により割り付けられる記憶領域とその扱いを理解する
14週 記憶の割り付け(4) alloc() 系関数により割り付けられる記憶領域とその扱いを理解する
15週 後期中間試験以降のまとめ 後期中間試験以降の単元について演習を通して理解する
16週 後期期末試験

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオレポート合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力6000001575
専門的能力200000525
分野横断的能力0000000