到達目標
・評論文の読解を通して、現代社会の諸問題について論理的に捉える。
・近代以降の小説の読解を通して、想像力を高め、感性を磨く。
・言葉の特徴やきまり、漢字などについて理解し、知識を身に付ける。
・適切な表現による文章を書き、自分の考えをまとめ、深めていく。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 文章を的確に、かつ幅広く読み取ることができる。 | 文章を的確に読み取ることができる。 | 文章を的確に読み取ることができない。 |
評価項目2 | 自分の考えをまとめ、適切に表現することがきでる。 | 自分の考えをまとめ、表現することができる。 | 自分の考えを表現することができない。 |
評価項目3 | 常用漢字について、漢検2級レベルをマスターできる。 | 常用漢字について、漢検準2級レベルをマスターできる。 | 常用漢字について、漢検準2級レベルをマスターできない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
「高等学校 現代文B 改訂版」(三省堂)を使用して、近代から現代までの様々な文章を読む。また、表現力を高めるための活動を適宜行う…
授業の進め方・方法:
最初に漢字テストを実施し、その後、テキストを読解していく。
注意点:
・課題や提出物は期限内に必ず提出してください。
・様々な情報を収集し活用して、進んで表現するよう努めてください。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
授業概要 |
ガイダンスと授業方針の確認をする。
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2週 |
「山月記」(1) |
小説の全体像を把握する。
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3週 |
「山月記」(2) |
李徴の人物像を理解する。
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4週 |
「山月記」(3) |
李徴の虎への返信の経緯を理解する。 李徴の心情の変化をまとめる。
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5週 |
「山月記」(4) |
虎の姿が表しているものと、最後に李徴がたどり着いたものは何かを考える。
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6週 |
「ホンモノのおカネの作り方」(1) |
「ニセガネ」の定義をつかむ。 「逆説」という形の論理展開を理解する。
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7週 |
「ホンモノのおカネの作り方」(2) |
「ホンモノのおカネ」とはどういうことかを読み取る。
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8週 |
中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
「ロゴスと言葉」(1) |
「ロゴス」としての言葉にどのような力があるかを理解する。
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10週 |
「ロゴスと言葉」(2) |
「分節」「差異化」など、言語についての言葉の意味や用法を理解する。
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11週 |
「ロゴスと言葉」(3) |
「分節」の具体的様相を把握する。
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12週 |
「ロゴスと言葉」(4) |
「カテゴリー自体を生み出す命名作用」の具体例を調べる。
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13週 |
「夏の花」(1) |
「私」が目撃した光景を整理する。
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14週 |
「夏の花」(2) |
「私」が抱いた思いを、場面ごとに整理する。
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15週 |
「夏の花」(3) |
漢字片仮名書きの詩の効果を考える。
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16週 |
「夏の花」(4) |
「N」の体験で結ばれている意味を考える。
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後期 |
3rdQ |
1週 |
「南の貧困/北の貧困」(1) |
「二重の疎外」の構造を理解する。
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2週 |
「南の貧困/北の貧困」(2) |
「南の貧困」の具体的なありようを捉える。
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3週 |
「南の貧困/北の貧困」(3) |
「北の貧困」の基本構造を理解する。
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4週 |
「南の貧困/北の貧困」(4) |
現代の情報消費社会が孕む問題を考える。
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5週 |
「ひよこの眼」(1) |
一人称回想形式について確認する。
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6週 |
「ひよこの眼」(2) |
「私」の心情の変化を整理する。
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7週 |
「ひよこの眼」(3) |
「ひよこの眼」が意味するものを考える。
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8週 |
中間試験 |
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4thQ |
9週 |
「擬似群衆の時代」(1) |
メディアと群衆の「関係の変化」を把握する。
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10週 |
「擬似群衆の時代」(2) |
「ポテト情報化社会」の特徴を理解する。
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11週 |
「擬似群衆の時代」(3) |
「待つ群衆」の事例を探し、考察する。
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12週 |
「こころ」(1) |
全体の構成を確認する。
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13週 |
「こころ」(2) |
「私」と「K」の認識の食い違いを捉える。
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14週 |
「こころ」(3) |
「K」の自殺に至る心理を捉える。
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15週 |
「こころ」(4) |
「語り手」の向こうに作者が想定している物語のありようを考える。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 国語 | 国語 | 論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。 | 3 | |
論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。 | 3 | |
文学的な文章(小説や随筆)に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。 | 3 | |
常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。 | 3 | |
類義語・対義語を思考や表現に活用できる。 | 3 | |
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 漢字テスト | 提出物 | 合計 |
総合評価割合 | 40 | 15 | 45 | 100 |
基礎的能力 | 40 | 15 | 45 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |