到達目標
□GUIプログラミングの基本的な事項について説明できる
□ソフトウェア開発の基本的な事項について説明できる
□プログラミングの基本技能とソフトウェア開発の基礎知識を応用し、簡易なアプリケーションを作成できる
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | GUIプログラミングの基本的な手法について具体的に説明できる | GUIプログラミングの基本的な手法について説明できる | GUIプログラミングの基本的な手法について説明できない |
評価項目2 | ソフトウェア開発の基礎知識について十分に説明できる | ソフトウェア開発の基礎知識について説明できる | ソフトウェア開発の基礎知識について説明できない |
評価項目3 | 効率や信頼性を考慮し仕様を満たす簡単なアプリケーションを作成できる | 仕様を満たす簡易なアプリケーションが作成できる | 仕様を満たす簡易なアプリケーションが作成できない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
コンピュータを操作するインタフェースの基本として、GUIプログラミングを取りあげ、いくつかの簡単な例を題材として学習する。
また、ソフトウェア開発の基礎知識についても学習する。ソフトウェア開発の基礎知識については座学と並行して、簡易なソフトウェア開発演習を通じて理解を深める。
授業の進め方・方法:
座学による講義とプログラミング演習を併用して進める。座学については授業内でのスムーズな理解を促進するため、教科書の予習・復習を推奨する。演習については、知識・技能の定着に重要であると考え、確実に取り組むこと。
注意点:
2年次までに学んだC言語の基礎知識、および3年次までに学んだアルゴリズムとデータ構造に関する知識など、プログラミングに関する基本技能は理解・修得していることを前提とする。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
前期ガイダンス |
前期に扱う話題、授業の進め方、前提知識を確認する
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2週 |
プログラミング環境概論 |
GUIプログラミングを行う環境とGUIプログラミングの基本構造を理解し、簡単なサンプルプログラムをコンパイルし実行できる
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3週 |
GUIプログラミングの基礎 |
コントロールの配置、コントロールを通じて入力されたデータの受け取りについて理解できる
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4週 |
GUIプログラミングの基礎 |
基本的なイベント処理の基本的な流れを理解できる
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5週 |
GUIプログラミングの基礎 |
マウス入力・キーボード入力のイベント受け取りについて理解できる。
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6週 |
GUIプログラミングの基礎 |
ビットマップ画像の扱いや基本図形描画について理解できる
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7週 |
GUIプログラミングの基礎 |
メニューおよびダイアログに関する基本的な処理について理解できる
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8週 |
前期中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
GUIプログラミングの基礎 |
前期中間試験までの内容を振り返り、これからの授業と演習概要を把握する
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10週 |
ソフトウェア開発の基礎知識 |
ソフトウェア開発の基本的な工程について理解できる
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11週 |
ソフトウェア開発の基礎知識 |
ソフトウェア開発における基礎用語について理解できる
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12週 |
ソフトウェア開発の基礎知識 |
UML、フローチャート、DFDなどの代表的なチャート記法の違いについて理解できる
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13週 |
ソフトウェア開発の基礎知識 |
WBS、ガントチャート、アローダイアグラムの違いについて理解できる
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14週 |
ウォーターフォール型開発モデル |
要件定義と要求定義の違いについて理解できる
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15週 |
前期期末試験 |
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16週 |
前半のまとめと振り返り |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
後期ガイダンス |
後期に扱う話題を理解し、前提知識と演習概要を確認する
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2週 |
ウォーターフォール型開発モデル |
外部設計と内部設計における必要事項について理解できる
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3週 |
ウォーターフォール型開発モデル |
コーディング規約の役割について理解できる
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4週 |
ウォーターフォール型開発モデル |
単体テストの基本事項について理解できる
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5週 |
ウォーターフォール型開発モデル |
ホワイトボックステストとブラックボックステストの違いについて理解できる
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6週 |
ウォーターフォール型開発モデル |
テスト工程の概要について理解できる
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7週 |
ウォーターフォール型開発モデル |
ウォーターフォール型開発モデルとアジャイル開発モデルとの違いを理解できる
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8週 |
後期中間試験 |
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4thQ |
9週 |
アジャイル型開発モデル |
後期中間試験までの内容を振り返り、これからの授業と演習概要を把握する
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10週 |
アジャイル型開発モデル |
アジャイル型開発モデルの概要を理解できる
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11週 |
アジャイル型開発モデル |
開発メンバの役割、インセプションデッキの役割について理解できる
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12週 |
アジャイル型開発モデル |
スプリントの役割について理解できる
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13週 |
アジャイル型開発モデル |
レトロスペクティブの役割について理解できる
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14週 |
プロジェクトマネジメント |
プロジェクトマネジメントの役割と基本的な用語について理解できる
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15週 |
後期期末試験 |
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16週 |
後半のまとめと振り返り |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 情報系分野 | プログラミング | 与えられた問題に対して、それを解決するためのソースプログラムを記述できる。 | 4 | 前2,前3,前4,前5,前6,前7 |
与えられたソースプログラムを解析し、プログラムの動作を予測することができる。 | 4 | |
ソフトウェア生成に必要なツールを使い、ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。 | 4 | 前2,前3,前4,前5,前6,前7 |
主要な言語処理プロセッサの種類と特徴を説明できる。 | 4 | 前2 |
ソフトウェア開発に利用する標準的なツールの種類と機能を説明できる。 | 4 | 前2 |
要求仕様に従って、いずれかの手法により動作するプログラムを設計することができる。 | 4 | |
要求仕様に従って、いずれかの手法により動作するプログラムを実装することができる。 | 4 | |
要求仕様に従って、標準的な手法により実行効率を考慮したプログラムを設計できる。 | 4 | |
要求仕様に従って、標準的な手法により実行効率を考慮したプログラムを実装できる。 | 4 | |
ソフトウェア | ソフトウェアを中心としたシステム開発のプロセスを説明できる。 | 4 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 60 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 70 |
専門的能力 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 30 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |