到達目標
□フーリエ級数の計算ができる
□フーリエ変換の計算ができる
□標本化定理について説明できる
□離散フーリエ変換の計算ができる
□z変換の計算ができる
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | フーリエ級数の計算が十分にできる | フーリエ級数の簡単な計算ができる | フーリエ級数の計算ができない |
評価項目2 | フーリエ変換の計算が十分にできる | フーリエ変換の簡単な計算ができる | フーリエ変換の計算ができない |
評価項目3 | 標本化定理について十分に説明できる | 標本化定理について簡単に説明できる | 標本化定理について説明できない |
評価項目4 | 離散フーリエ変換の計算が十分にできる | 離散フーリエ変換の簡単な計算ができる | 離散フーリエ変換の計算ができない |
評価項目5 | z変換の計算が十分にできる | z変換の簡単な計算ができる | z変換の計算ができない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
信号処理の基礎になるアナログ信号解析(フーリエ級数、フーリエ変換)およびディジタル信号解析(標本化、離散フーリエ変換、z変換)に関する基礎事項を学ぶ。
授業の進め方・方法:
基本事項については座学中心に進める。計算演習については自学自修により理解を深めていただく。信号処理の直感的な理解を助けるために、コンピュータを利用した演習も併用する。
注意点:
3年次までの数学で学んだ、複素数、三角関数および積分に関する計算ができることが前提である。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス |
確定信号と不確定信号、周期信号と非周期信号の違いについて説明できる
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2週 |
周期信号の周波数スペクトル |
周期信号に対するフーリエ係数が計算でき、周波数スペクトル表現が理解できる
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3週 |
複素フーリエ係数 |
複素フーリエ係数が計算できる
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4週 |
フーリエ変換 |
フーリエ変換の定義が理解できる
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5週 |
フーリエ変換 |
代表的な信号に対するフーリエ変換が計算できる
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6週 |
フーリエ変換の性質 |
フーリエ変換の主な性質を理解できる
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7週 |
フーリエ変換の性質 |
フーリエ変換の主な性質を計算に利用できる
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8週 |
中間試験 |
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4thQ |
9週 |
信号の標本化 |
標本化定理について説明できる
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10週 |
離散フーリエ変換と高速フーリエ変換 |
離散フーリエ変換に関する基本的な計算ができる
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11週 |
離散フーリエ変換と高速フーリエ変換 |
高速フーリエ変換の考え方が理解できる
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12週 |
線形システム |
線形システムの基本的な事項、インパルス応答及び伝達関数の基本的な事項が理解できる
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13週 |
離散時間システム |
z変換に関する基本的な計算が出来る
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14週 |
離散時間システム |
線形離散時間システムにおける時間領域・周波数領域での入出力関係を理解できる
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15週 |
期末試験 |
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16週 |
まとめと振り返り |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 情報系分野 | その他の学習内容 | ディジタル信号とアナログ信号の特性について説明できる。 | 4 | |
情報を離散化する際に必要な技術ならびに生じる現象について説明できる。 | 4 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 40 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 40 |
専門的能力 | 40 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 60 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |