到達目標
原子について初歩的な量子論を用いて原子軌道や電子配置、周期律が理解できる
分子の形や性質を混成軌道を用いて理解できる
エンタルピー、エントロピー、ギブスエネルギーを用いて化学反応とエネルギーの関係や反応の方向について理解できる
有機化合物の特徴や炭化水素の性質や構造について理解できる
有機化合物の代表的な反応について理解できる
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 原子について初歩的な量子論を用いて原子軌道や電子配置、周期律が十分理解できる | 原子について初歩的な量子論を用いて原子軌道や電子配置、周期律が理解できる | 原子について初歩的な量子論を用いて原子軌道や電子配置、周期律が理解できない |
評価項目2 | 分子の形や性質を混成軌道を用いて十分理解できる | 分子の形や性質を混成軌道を用いて理解できる | 分子の形や性質を混成軌道を用いて理解できない |
評価項目3 | エンタルピー、エントロピー、ギブスエネルギーを用いて化学反応とエネルギーの関係や反応の方向について十分理解できる | エンタルピー、エントロピー、ギブスエネルギーを用いて化学反応とエネルギーの関係や反応の方向について理解できる | エンタルピー、エントロピー、ギブスエネルギーを用いて化学反応とエネルギーの関係や反応の方向について理解できない |
評価項目4 | 有機化合物の特徴や炭化水素の性質や構造について十分理解できる
| 有機化合物の特徴や炭化水素の性質や構造について理解できる
| 有機化合物の特徴や炭化水素の性質や構造について理解できない
|
評価項目5 | 有機化合物の代表的な反応について十分理解できる | 有機化合物の代表的な反応について理解できる | 有機化合物の代表的な反応について理解できない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
物質を対象とした科学である「化学」の基礎的な知識の習得を目指している。
授業で扱う内容やレベルは、多くの大学の理工系学部初学年で開講されている基礎科目「化学」および高校化学の内容の一部である。前半は原子や分子の性質や結合が量子論によって理解できることを学ぶとともに、化学反応と熱力学の関係についても学ぶ。後半は有機化合物の性質や構造、代表的な反応について学ぶ
授業の進め方・方法:
講義形式の授業である
注意点:
本科目は学修単位なので、授業時間30時間に加えて、自学自習時間60時間が授業の前後に必要となります。具体的な学修内容は、授業を受講するにあたり必要な学修内容の復習および本授業内容に関する復習、および課題です。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
量子論① |
シュレディンガー方程式・波動関数・水素原子の電子軌道
|
2週 |
量子論② |
多電子原子の電子配置と周期性
|
3週 |
量子論③ |
混成軌道と分子の形・二重結合とは
|
4週 |
量子論④ |
電気陰性度による結合の理解・分子軌道法による結合の理解
|
5週 |
化学反応とエネルギー① |
位置エネルギー・エンタルピー
|
6週 |
化学反応とエネルギー② |
統計力学入門・エントロピー・ギブスエネルギー
|
7週 |
化学反応とエネルギー③ |
化学平衡とギブスエネルギー
|
8週 |
中間試験 |
|
2ndQ |
9週 |
有機化合物① |
有機化合物の特徴
|
10週 |
有機化合物② |
炭化水素の化学
|
11週 |
有機化合物③ |
アルコールと関連化合物
|
12週 |
実験 |
ジアゾ化合物の合成
|
13週 |
有機化合物④ |
芳香族化合物
|
14週 |
核化学
|
核化学
|
15週 |
期末試験 |
|
16週 |
答案返却 |
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 80 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |