到達目標
□古典電磁気学の体系を理解できる。
□電気・電子現象について、マクスウェルの方程式を用いて,簡単な問題を解くことができる。
□変位電流の法則、誘電体、磁性体をを理解できる。
□電気回路への応用をを理解できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 古典電磁気学の体系を理解できる。 | 古典電磁気学の体系を概ね理解できる。 | 古典電磁気学の体系を理解できない。 |
評価項目2 | 古典電磁気学に関する標準的な練習問題を解くことができる。 | 古典電磁気学に関する簡単な練習問題を解くことができる。 | 古典電磁気学に関する簡単な練習問題を解くことがd系ない。 |
評価項目3 | 電子情報工学への簡単な応用問題を解くことができる。 | 電子情報工学への簡単な練習問題を概ね解くことができる。 | 電子情報工学への簡単な応用問題を解くことができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
・マクスウェルの方程式が電場と磁場を統一的に理解できることを身に付ける。マクスウェルの方程式から、電磁場の波動方程式が導かれることを身に付ける.
・真空中の静電場及び静磁場の基本法則、誘電体中の静電場の基本法則および磁性体中の静磁場の基本法則にもとづいて物質中の電磁場の振る舞いを理解するとともに簡単な課題を解決する能力を身につける.
・ファラデーの電磁誘導の法則,変位電流の法則にもとづいて時間変化する電磁場に関わる現象を説明できること,
また,簡単な課題を解決できる能力を身につける.
授業の進め方・方法:
演習を中心とし、補足的に講義を含む.
注意点:
参考書等を予習しておいてください.本科目は学修単位なので、授業時間30時間に加えて、自学自習時間60時間が授業の前後に必要となります。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
電磁気学の概要 |
電気磁気現象とマクスウェルの方程式
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2週 |
静電場・静磁場に関する復習および演習課題1 |
クーロンの法則、電場、電束密度、ガウスの法則、ラプラス・ポアッソンの方程式
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3週 |
静電場・静磁場に関する復習および演習課題2 |
磁場、磁束密度、右ねじの法則、アンペアの法則、ビオ・サバールの法則、フレミング左手の法則、ローレンツ力、磁気回路
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4週 |
静電場・静磁場に関する復習および演習課題3 |
静電場及び静磁場に関する典型的な演習課題1
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5週 |
静電場・静磁場に関する復習および演習課題4 |
静電場及び静磁場に関する典型的な演習課題2
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6週 |
時間変化する電磁場の復習および演習課題1 |
ファラデーの法則、ローレンツ力、自己誘導、相互誘導、インダクタンス、変位電流、等
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7週 |
時間変化する電磁場の復習および演習課題2 |
ファラデーの法則、ローレンツ力、自己誘導、相互誘導、インダクタンス、変位電流、等
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8週 |
中間試験 |
中間試験
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4thQ |
9週 |
時間変化する電磁場の復習および演習課題3 |
時間変化する電磁場に関する典型的な演習課題2
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10週 |
電磁気学に関する総合演習1 |
静電場に関する総合演習
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11週 |
電磁気学に関する総合演習2 |
静磁場に関する総合演習
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12週 |
電磁気学に関する総合演習3 |
ファラデーの法則に関する総合演習1
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13週 |
電磁気学に関する総合演習4 |
ファラデーの法則に関する総合演習2
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14週 |
電磁気学に関する総合演習5 |
電磁波に関する総合演習
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15週 |
定期試験 |
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16週 |
答案返却、電磁気学についての総括 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | レポート | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |