概要:
OSの基礎知識習得を目指し、4つのトピック(CPUの仮想化・並行プロセス・主記憶管理・ファイル)について学習する。
授業の進め方・方法:
座学による講義と授業内演習、および授業時間外に自学自修として行う課題を基本とする。また、時間を要する演習課題については課題レポートとして行う。
本授業の受講にあたっては、毎回の授業に関する予習、復習および講義内で紹介した事後演習の実施など学生自身による授業時間外の学習を必要とする。
注意点:
本科目は学修単位であるため、授業時間30時間に加え、自学自習時間60時間が授業の前後に必要となる。具体的な学修内容例は、教科書や参考資料を用いた授業の予習と復習、および授業で指定した課題・レポートへの取り組みなどである。課題・レポートの提出をもって自学自習状況を確認するため、未提出の課題・レポートがある場合は不合格となる可能性があることに注意すること。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 情報系分野 | コンピュータシステム | 集中処理システムについて、それぞれの特徴と代表的な例を説明できる。 | 4 | 前1 |
分散処理システムについて、特徴と代表的な例を説明できる。 | 4 | 前1 |
デュアルシステムやマルチプロセッサシステムなど、コンピュータシステムの信頼性や機能を向上させるための代表的なシステム構成について説明できる。 | 4 | 前1 |
システムプログラム | コンピュータシステムにおけるオペレーティングシステムの位置づけを説明できる。 | 4 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14 |
プロセス管理やスケジューリングなどCPUの仮想化について説明できる。 | 4 | 前2,前3 |
排他制御の基本的な考え方について説明できる。 | 4 | 前4,前5,前6 |
記憶管理の基本的な考え方について説明できる。 | 4 | 前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14 |