ディジタル通信

科目基礎情報

学校 群馬工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 ディジタル通信
科目番号 5J012 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子情報工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 『ディジタル通信[第2版]』(大下眞二郎、半田志郎、デービッド アサノ共著、共立出版)
担当教員 大豆生田 利章

到達目標

□ディジタル信号とアナログ信号の特性について説明できる。
□通信で用いられる信号の表現について説明できる。
□情報を離散化する際に必要な技術ならびに生じる現象について説明できる。
□有線通信の仕組みと規格について説明できる。
□ベースバンド伝送方式に関して説明できる。
□無線通信の仕組みと規格について説明できる。
□搬送波ディジタル通信について説明できる。
□多元接続方式について説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1通信で用いられる信号の表現に関する質問に答えられる。通信で用いられる信号の表現に関する基本的質問に答えられる。通信で用いられる信号の表現に関する基礎的質問に答えられない。
評価項目2アナログ信号のディジタル表現に関する質問に答えられる。アナログ信号のディジタル表現に関する基本的質問に答えられる。アナログ信号のディジタル表現に関する基本的質問に答えられない。
評価項目3ベースバンド伝送方式に関する質問に答えられる。ベースバンド伝送方式に関する基本的質問に答えられる。ベースバンド伝送方式に関する基礎的質問に答えられない。
評価項目4搬送波ディジタル通信方式に関する質問に答えられる。搬送波ディジタル通信方式に関する基本的質問に答えられる。搬送波ディジタル通信方式に関する基本的質問に答えられない。
評価項目5多元接続方式に関する質問に答えられる。多元接続方式に関する基本的質問に答えられる。多元接続方式に関する基本的質問に答えられない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
ディジタル通信の基本原理を通信方式を中心に解説する。
授業の進め方・方法:
座学を中心に実施する。
注意点:
4年までの数学の内容、特にフーリエ級数、フーリエ変換、確率・統計の知識を用いるので、あらかじめ復習をしておく。
試験の結果のみで評価します。評点は試験の算術平均になります。正規の追試験・再試験以外の救済措置は一切ありません。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ディジタル通信の基礎 ディジタル通信の特徴
2週 通信で使う信号 正弦波と方形パルス
3週 通信で使う信号 インパルス信号
4週 アナログ信号のディジタル表現 標本化定理
5週 アナログ信号のディジタル表現 パルス変調方式
6週 ベースバンド伝送 伝送符号方式
7週 ベースバンド伝送 周波数スペクトル
8週 中間試験
4thQ
9週 搬送波ディジタル通信 ASK、PSK
10週 搬送波ディジタル通信 FSK
11週 搬送波ディジタル通信 QAM
12週 多元接続方式 TDMA、FDMA
13週 多元接続方式 CDMA
14週 多元接続方式 OFDM
15週 期末試験
16週 講義に関する補足

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力0000000
専門的能力10000000100
分野横断的能力0000000