到達目標
□情報テクノロジーの基礎的事項について説明できる。
□ハードウェアとソフトウェアの基礎的事項について説明できる。
□整数・小数を2進数、10進数、16進数で表現できるとともに、基数が異なる数の間で相互に変換できる。
□情報モラルの基礎的事項について説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 情報モラルとネットワーク社会の関わりを説明できる | 情報モラルの基本を説明できる
| 情報モラルの基本が説明できない |
評価項目2 | コンピュータ上での数値の表現を理解し、基数変換ができる | 整数・小数を2進数、10進数、16進数で表現でき、簡単な基数変換ができる
| 整数・小数を2進数、10進数、16進数で表現できない、基数変換ができない |
評価項目3 | コンピュータの動作原理をCPU、メモリ、補助記憶装置等について説明できる | コンピュータの動作原理の概要を説明できる | コンピュータの動作原理の概要が説明できない |
学科の到達目標項目との関係
準学士課程 B-2
説明
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準学士課程 C
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教育方法等
概要:
2年次以降コンピュータの原理、機能、制御、活用等について本格的に学んでいくが、この授業ではその全体像を描きつつ、情報テクノロジーの基本的理解を目指す。コンピュータでの数の表し方、コンピュータはどのように構成されて動作するのかについて学ぶとともに、現代の情報通信社会で重要となっている情報モラルについての正しい知識も身に付けていく。
授業の進め方・方法:
黒板を用いた板書とプリントを使用して説明をします。
注意点:
電子情報工学科で最初に学ぶ専門の科目です。授業中は説明を聞きしっかりとノートを取り、終わったら復習をするという専門科目の学習の基本習慣を身に付けてください。授業中に課す課題はしっかり取り組んでください。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
計算機概論の目的と講義概要 |
講義の概要を理解する。
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2週 |
情報テクノロジーとコンピュータの仕組み |
コンピュータの仕組みについて理解できる。
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3週 |
コンピュータの種類と構成 |
コンピュータの種類と構成を理解できる。
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4週 |
コンピュータの内部処理(データ表現) |
10進数、2進数、16進数の表現と基数、重みを理解できる。
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5週 |
コンピュータの内部処理(データ表現) |
整数を2進数、10進数、16進数で表現できる。
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6週 |
コンピュータの内部処理(データ表現) |
データの単位、補助単位を理解できる。負の数と補数が理解できる。
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7週 |
コンピュータの内部処理(データ表現) |
シフト演算が理解できる。
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8週 |
中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
コンピュータの内部処理(データ表現) |
浮動小数点を理解できる。
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10週 |
コンピュータの内部処理(データ表現) |
誤差、文字データの表現が理解できる。
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11週 |
コンピュータの動作原理(CPU、メモリ、) |
CPUの基本的な仕組み、主記憶装置について理解できる。
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12週 |
周辺装置(補助記憶装置) |
磁気ディスク、ハードディスク以外の補助記憶装置について理解できる。
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13週 |
周辺装置(入力装置、出力装置) |
キーボード、マウス、ディスプレイ、プリンタについて理解できる。
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14週 |
周辺装置(入出力インターフェース) |
USB,HDMI,Bluetooth、SCSIについて理解できる。
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15週 |
まとめと演習 |
基本的な演習問題が解ける。
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16週 |
定期試験 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 情報技術の進展が社会に及ぼす影響、個人情報保護法、著作権などの法律について説明できる。 | 2 | 前1,前2 |
高度情報通信ネットワーク社会の中核にある情報通信技術と倫理との関わりを説明できる。 | 2 | 前1,前2 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 情報系分野 | 計算機工学 | 整数・小数を2進数、10進数、16進数で表現できる。 | 2 | 前4,前5 |
整数・小数をコンピュータのメモリ上でディジタル表現する方法を説明できる。 | 2 | 前4,前5 |
基数が異なる数の間で相互に変換できる。 | 2 | 前4,前5 |
その他の学習内容 | コンピュータウィルスやフィッシングなど、コンピュータを扱っている際に遭遇しうる代表的な脅威について説明できる。 | 2 | 前1,前2 |
コンピュータを扱っている際に遭遇しうる脅威に対する対策例について説明できる。 | 2 | 前1,前2 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 40 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 60 |
専門的能力 | 40 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 40 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |