電磁気学Ⅰ

科目基礎情報

学校 群馬工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 電磁気学Ⅰ
科目番号 0033 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子情報工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 『電気磁気学の基礎』(湯本雅恵、数理工学社、978-4-901683-92-0)
担当教員 大豆生田 利章

到達目標

□電荷間に働く力が計算できる。
□電荷の作る静電界が計算できる。
□電荷の作る電位が計算できる。
□静電界の勾配および発散が計算できる。
□ガウスの定理を用いて電界が計算できる。
□導体が存在するときの電界と電位が計算できる。
□導体系の静電容量が計算できる。
□キャパシタの蓄積エネルギーが計算できる。
□仮想変位を用いて導体に働く力が計算できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1電荷間に働く力を計算できる。電荷間に働く力を簡単な場合に計算できる。電荷間に働く力を計算できない。
評価項目2電荷の作る静電界を計算できる電荷の作る静電界を簡単な場合に計算できる電荷の作る静電界を計算できない。
評価項目3電荷の作る電位を計算できる。電荷の作る電位を簡単な場合に計算できる。電荷の作る電位を計算できない。
評価項目4静電界の勾配および発散を計算できる。静電界の勾配および発散を簡単な場合に計算できる。静電界の勾配および発散を計算できない。
評価項目5ガウスの定理を用いて電界を計算できる。ガウスの定理を用いて電界を簡単な場合に計算できる。ガウスの定理を用いて電界を計算できない。
評価項目6導体が存在するときの電界と電位を計算できる。導体が存在するときの電界と電位を簡単な場合に計算できる。導体が存在するときの電界と電位を計算できない。
評価項目7導体系の静電容量を計算できる。導体系の静電容量を簡単な場合に計算できる。導体系の静電容量を計算できない。
評価項目8キャパシタの蓄積エネルギーを計算できる。キャパシタの蓄積エネルギーを簡単な場合に計算できる。キャパシタの蓄積エネルギーを計算できない。
評価項目39仮想変位を用いて導体に働く力を計算できる。仮想変位を用いて導体に働く力を簡単な場合に計算できる。仮想変位を用いて導体に働く力を計算できない。

学科の到達目標項目との関係

準学士課程 B-2 説明 閉じる
準学士課程 C 説明 閉じる

教育方法等

概要:
・電磁気学のうち、静電界に関する事項を学ぶ。内容はクーロンの法則、ガウスの定理、電界と電位の関係、静電界
の勾配と発散、静電容量、電界のエネルギー、導体に働く力である。
授業の進め方・方法:
座学中心に講義を行う。
注意点:
問題を数多く解き、自分なりのイメージを掴むことが電磁気学を理解するためのポイントです。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 準備事項
2週 電荷に働く力
3週 静電界
4週 電位
5週 電位の傾き
6週 ガウスの法則(1)
7週 ガウスの法則(2)
8週 中間試験
2ndQ
9週 導体の性質と電界
10週 導体が存在する場の電位分布(1)
11週 導体が存在する場の電位分布(2)
12週 静電容量とキャパシタに蓄えられるエネルギー(1)
13週 静電容量とキャパシタに蓄えられるエネルギー(2)
14週 静電容量とキャパシタに蓄えられるエネルギー(3)
15週 静電容量とキャパシタに蓄えられるエネルギー(4)
16週 期末試験

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力0000000
専門的能力10000000100
分野横断的能力0000000