国語演習

科目基礎情報

学校 群馬工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 国語演習
科目番号 4K001 科目区分 一般 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 物質工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教科書は指定せず、授業担当者の作成したプリントを教材とする。
担当教員 大島 由紀夫,瀬間 亮子

到達目標

的確で論理的な文章を作成するための基礎的表現技術を理解し、応用できる。また、必要な情報を収集・選択・分析し、論理構成に活かすことができる。
建設的な相互批評や推敲を重ねることによって、文章作成過程で留意すべき要件を理解し、実践できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1的確で論理的な文章を作成するための基礎的表現技術を理解し、適確に応用できる。的確で論理的な文章を作成するための基礎的表現技術を理解し、応用できる。的確で論理的な文章を作成するための基礎的表現技術を理解し、応用することができない。
評価項目2信頼性を重視して必要な情報を収集・選択・分析し、適確に論理構成に活かすことができる。信頼性を重視して必要な情報を収集・選択・分析し、論理構成に活かすことができる。信頼性を重視して必要な情報を収集・選択・分析し、論理構成に活かすことができない。
評価項目3相互批評・相互添削を通じて、他者の表現を客観的に評価するとともに、建設的に助言することができる。相互批評・相互添削を通じて、他者の表現を客観的に評価することができる。相互批評・相互添削を通じて、他者の表現を客観的に評価することができない。
評価項目4相互批評や推敲を重ねることによって、文章作成過程で留意すべき要件を理解し、実践できる。相互批評や推敲を重ねることによって、文章作成過程で留意すべき要件を理解することができる。相互批評や推敲を重ねることによって、文章作成過程で留意すべき要件を理解することができない。

学科の到達目標項目との関係

準学士課程 E-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
20名前後の少人数クラス編成により、到達目標の達成にむけて実践的に学習する。
授業の進め方・方法:
クラスを二つに分け、主として演習形式により、適宜解説的講義を交えて授業を展開する。
注意点:
〈日本語の使い手としてレベルアップする〉ことを心がけてください。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 表現演習(1) 意味の限定 演習問題の検討を通じて、文意が曖昧にならず、限定される表現方法を理解する。
2週 表現演習(1) 文の組み立て 演習問題の検討を通じて、組み立ての整った文の書き方を理解する。
3週 表現演習(2) 志望理由書作成 志望理由書作成の目的を確認する。
各自の進路希望に応じて、文意明瞭な志望理由書を作成する。
4週 表現演習(2) 志望理由書添削・完成 学生同士で、初稿を相互に添削する。相互添削および教員の添削をふまえて志望理由書を完成させる。
5週 表現演習(3) 敬語への理解 敬語の機能について理解し、適切な敬語の使い方を習得する。
6週 表現演習(3) 敬語理解の確認 演習問題や短文作成によって、敬語への理解を確認する。
7週 小論文(1) 作成準備 与えられたテーマについて論題を決定し、構想を練る。
構成表を作成して教員のチェックを受け、これに基づいて初稿を完成させる。
8週 小論文(1) 相互批評・添削 学生同士で、初稿を相互に批評する。教員より添削を受ける。
2ndQ
9週 小論文(1) 自己評価・小論文完成 相互批評および教員の添削をふまえて、さらに自己評価を行う。それらに基づいて小論文を完成させる。
10週 小論文(1) 評価 完成した小論文について教員より評価を受け、成果・注意事項等を理解する。
11週 小論文(2) 作成準備 問題文の内容、設定された課題を理解し、要旨・構成表を作成する。
12週 小論文(2) 初稿作成 要旨・構成表に基づき、初稿を作成する。
13週 小論文(2) 相互批評 学生同士で、初稿を相互に批評する。
14週 小論文(2) 相互批評・小論文完成 相互批評および教員の添削をふまえて小論文を完成させる。完成稿について自己評価を行う。
15週 表現演習(4) 手紙・メールの留意事項
総括    授業内容の確認
手紙文・メール文作成上の留意事項について理解する。
本授業を振り返り、得られた成果と残された課題を確認する。
16週

評価割合

表現演習レポート小論文(1)小論文(2)合計
総合評価割合403030100
基礎的能力403030100
専門的能力0000
分野横断的能力0000