高分子化学

科目基礎情報

学校 群馬工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 高分子化学
科目番号 4K012 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 物質工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 教科書:新高分子化学序論:伊勢典夫他:化学同人 参考書:高分子科学の基礎:高分子学会編:東京化学同人 参考書:高分子化学序論:岡村誠三他:化学同人 参考書:化学モノグラフ 高分子合成の化学:大津隆行:化学同人
担当教員 出口 米和

到達目標

高分子物質と低分子物質の違いについて説明できる。
高分子の合成方法について説明できる
高分子の固体構造と性質について説明できる。
高性能高分子や機能性高分子について説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1高分子物質と低分子物質の違いについて理解し説明できる。高分子物質と低分子物質の違いについて説明できる。高分子物質と低分子物質の違いについて説明できない。
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

準学士課程 B-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
高分子概念の歴史的背景について学ぶ。
各種高分子合成手法について学ぶ。
高分子の分子構造について学ぶ。
高分子の固体構造と物性について学ぶ。
高性能高分子材料や機能性高分子材料について学ぶ。
授業の進め方・方法:
座学
注意点:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 序論 高分子の概念について説明できる
2週 高分子合成(1) 高分子合成の原理について説明できる
3週 高分子合成(2) 重縮合について説明できる
4週 高分子合成(3) ラジカル重合について説明できる
5週 高分子合成(4) ラジカル重合について説明できる「
6週 高分子合成(5) イオン重合と遷移金属触媒による重合について説明できる
7週 高分子合成(6) イオン重合と遷移金属触媒による重合について説明できる
8週 前期中間試験 重付加・付加重合 熱硬化性高分子について説明できる
2ndQ
9週 高分子合成(7) 重付加・付加重合 熱硬化性高分子について説明できる
10週 高分子合成(8) 高分子反応について説明できる
11週 高分子の分子構造と溶液物性(1) 高分子の分子構造について説明できる
12週 高分子の分子構造と溶液物性(2) 高分子の形と大きさについて説明できる
13週 高分子の分子構造と溶液物性(3) 高分子の分子物性と稀薄溶液物性について説明できる
14週 高分子の分子構造と溶液物性(4) 高分子溶液の熱力学について説明できる
15週 前期定期試験
16週 高分子の分子構造と溶液物性(5) イオン性高分子溶液について説明できる
後期
3rdQ
1週 高分子の固体構造と性質(1) 高分子の固体構造について説明できる
2週 高分子の固体構造と性質(2) 高分子の固体構造について説明できる
3週 高分子の固体構造と性質(3) 高分子の力学的性質について説明できる
4週 高分子の固体構造と性質(4) 高分子の力学的性質について説明できる
5週 高分子の固体構造と性質(5) 高分子の力学的性質について説明できる
6週 高分子の固体構造と性質(6) 高分子の物理的性質について説明できる
7週 高分子の固体構造と性質(7) 高分子材料と高分子の成型加工について説明できる
8週 後期中間試験
4thQ
9週 高性能高分子材料(1) マテリアルサイエンスと高分子化学について説明できる
耐熱性高分子材料について説明できる
10週 高性能高分子材料(2) 高強度、高弾性率高分子材料について説明できる
11週 高性能高分子材料(3) 高強度、高弾性率高分子材料について説明できる
12週 高性能高分子材料(4) 耐熱性高性能プラスチックスについて説明できる
13週 高性能高分子材料(5) 耐熱性高性能プラスチックスについて説明できる
14週 機能性高分子材料(1) 電気・磁気特性を有する高分子について説明できる
オプトエレクトロニクス高分子材料について説明できる
分離材料について説明できる
15週 後期定期試験
16週 機能性高分子材料(2) 高分子触媒について説明できる
生分解性高分子について説明できる
医療用高分子材料について説明できる

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力80000020100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000