到達目標
□タンパク質を構成するアミノ酸をあげ、それらの側鎖の特徴を理解できる。
□アミノ酸の構造とペプチド結合の形成について構造式を用いて説明できる。
□核酸塩基の性質(化学的な構造の特徴や反応性など)を理解できる。
□ヌクレオチドの生合成と異化を理解できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | タンパク質を構成するアミノ酸を挙げ、それらの側鎖の特徴を説明できる。 | 基本的なアミノ酸を挙げ、それらの側鎖の特徴を説明できる。 | 左記に達していない。 |
評価項目2 | アミノ酸の構造とペプチド結合の形成について、構造式を用いて説明できる。 | アミノ酸の構造とペプチド結合を説明できる。 | 左記に達していない。 |
評価項目3 | 化学的な構造の特徴や反応性など、核酸塩基の性質を理解できる。 | 核酸塩基の基本的な性質を理解できる。 | 左記に達していない。 |
評価項目4 | ヌクレオチドの生合成と異化ついて、構造式を用いて説明できる。 | ヌクレオチドの生合成と異化を理解できる。 | 左記に達していない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
有機化学的な学習を通し、生物そのものや生物が作り出す現象についての基礎知識を得る。
生体では、有機化合物の官能基や立体構造が非常に重要な役割を果たしている。これまでに学んできた有機化学や生化学を基礎とし、アミノ酸と芳香族複素環化合物の性質およびその生体での働きを学ぶ。
授業の進め方・方法:
授業計画を参照のこと。
注意点:
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
アミノ酸 |
アミノ酸の構造と等電点を説明できる。
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2週 |
アミノ酸 |
アミノ酸の合成を理解できる。
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3週 |
アミノ酸 |
アミノ酸の合成を理解できる。
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4週 |
アミノ酸 |
ペプチド合成を理解できる。
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5週 |
アミノ酸 |
自動ペプチド合成を理解できる。
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6週 |
アミノ酸 |
ペプチドの反応を理解できる。
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7週 |
アミノ酸 |
アミノ酸について、整理して理解できる。
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8週 |
後期中間試験 |
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4thQ |
9週 |
芳香族複素環化合物 |
芳香族複素五員環化合物を理解できる。
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10週 |
芳香族複素環化合物 |
芳香族複素六員環化合物を理解できる。
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11週 |
芳香族複素環化合物 |
プリンリボヌクレオチドの生合成を理解できる。
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12週 |
芳香族複素環化合物 |
ピリミジンリボヌクレオチドの生合成を理解できる。
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13週 |
芳香族複素環化合物 |
デオキシリボヌクレオチドの生合成を理解できる。
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14週 |
芳香族複素環化合物 |
プリンリボヌクレオチドとピリミジンリボヌクレオチドの異化を理解できる。
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15週 |
後期定期試験 |
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16週 |
まとめ |
課題問題の解答を作成できる。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 化学・生物系分野 | 有機化学 | ルイス構造を書くことができ、それを利用して反応に結びつけることができる。 | 4 | |
共鳴構造について説明できる。 | 4 | |
芳香族性についてヒュッケル則に基づき説明できる。 | 4 | |
生物化学 | タンパク質の機能をあげることができ、タンパク質が生命活動の中心であることを説明できる。 | 4 | |
タンパク質を構成するアミノ酸をあげ、それらの側鎖の特徴を説明できる。 | 4 | |
アミノ酸の構造とペプチド結合の形成について構造式を用いて説明できる。 | 4 | |
タンパク質の高次構造について説明できる。 | 4 | |
ヌクレオチドの構造を説明できる。 | 4 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |