エネルギー資源工学

科目基礎情報

学校 群馬工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 エネルギー資源工学
科目番号 4K025 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 物質工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 資源・エネルギー工学要論:世良 力:東京化学同人:ISBN978-4-8079-0823-3
担当教員 中島 敏

到達目標

□ 必要とされる社会背景や重要性を理解し、社会における技術者の役割と責任(技術者倫理)を説明できる。
□ 世界の歴史、交通・通信の発達から生じた地域間の経済、文化、政治、社会問題を理解し、それぞれの役割、責任と行動について考えることができる。
□ 核分裂と核融合のエネルギー利用を説明することができる。

ルーブリック

不可
必要とされる社会背景や重要性を理解し、社会における技術者の役割と責任を説明できる達成目標の80%以上がこたえられる達成目標の70%以上がこたえられる達成目標の60%未満しか答えられない
世界の歴史、交通・通信の発達から生じた地域間の経済、文化、政治、社会問題を理解し、技術者として、それぞれの役割、責任と行動について考えることができる達成目標の80%以上がこたえられる達成目標の70%以上がこたえられる達成目標の60%未満しか答えられない
核分裂と核融合のエネルギー利用を説明することができる達成目標の80%以上がこたえられる達成目標の70%以上がこたえられる達成目標の60%未満しか答えられない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
 今日の社会にとってエネルギー資源の重要性は誰もが認めるところである。本講義では、石油、天然ガス、石炭、核エネルギー、バイオマスエネルギー、太陽エネルギー等と共に、エネルギーの生産・消費の効率および回収について講義する。 さらに、鉄、非鉄金属等重要資源の分布、代表的製錬方法、レアメタルの分布と用途についても紹介する。また、シェールガス等の新しいエネルギーの話題を適宜取り込んでゆく。 LCA(ライフサイクルアセスメント)についても若干触れる。
授業の進め方・方法:
通常の講義形式
教科書以外に配布資料を用いる。
注意点:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 地球環境問題と持続可能な開発
2週 人類、環境とエネルギー
エネルギーの種類、分類、換算
3週 SDGs
金属資源
4週 世界のエネルギー資源の埋蔵量とエネルギー事情
5週 日本のエネルギー事情
6週 化石燃料エネルギー
 石油①(OPEC、資源、生産)
7週 化石燃料
 石油②(消費、需給、石油製品、精製)
8週 中間試験 課題提出含む
2ndQ
9週 化石燃料エネルギー
 石炭(種類、資源量、消費量、利用法)
10週 化石燃料
 天然ガス、メタンハイドレート
11週 電力
 火力発電、燃料電池
12週 自然エネルギー
 水力、地熱、風力、海洋
13週 自然エネルギー
 太陽熱、太陽光、バイオマス
14週 核エネルギー
 原子炉の種類、核燃料資源、ITER
15週 省エネルギー
 
16週 期末試験 課題提出含む

評価割合

中間試験期末試験課題合計
総合評価割合404020100
前期404020100
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