到達目標
□ 社会における技術者の役割と責任を説明できる。
□ 地球環境の成り立ちを知り、人間を取り巻く環境要因を説明することができる。
□ 公害問題と環境問題の違いを説明することができる。
□ 環境問題に対する国際的な取り組みを説明することができる。
□ 日本における大気汚染の問題について、歴史的な経緯も含めて説明できる。
□ 日本における水質汚染の問題について、歴史的な経緯も含めて説明できる。
□ 地球規模の環境問題として、人口、食糧、エネルギー問題について説明できる。
□ 化石燃料に代わるエネルギーについて、新エネルギー、ならびに核エネルギーについて説明できる。
□ オゾン層の形成、オゾン層の破壊の機構、オゾン層の保護の歴史について説明できる。
□ 地球温暖化の機構や影響について説明することができる。
□ 環境の多様性の保全の意味を説明することができる。
□ 化学物質のリスク評価、適正管理について説明することができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
社会における技術者の役割と責任を説明できる。 | 十分に説明することができる。 | おおむね説明することができる。 | 到達目標の理解ができず、説明ができない。 |
地球環境の成り立ち、人間を取り巻く環境要因を説明することができる。 | 十分に説明することができる。 | おおむね説明することができる。 | 到達目標の理解ができず、説明ができない。 |
公害問題と環境問題の違いを説明することができる。 | 十分に説明することができる。 | おおむね説明することができる。 | 到達目標の理解ができず、説明ができない。 |
環境問題に対する国際的な取り組みを説明することができる。 | 十分に説明することができる。 | おおむね説明することができる。 | 到達目標の理解ができず、説明ができない。 |
日本における大気汚染の問題について、歴史的な経緯も含めて説明できる。 | 十分に説明することができる。 | おおむね説明することができる。 | 到達目標の理解ができず、説明ができない。 |
日本における水質汚染の問題について、歴史的な経緯も含めて説明できる。 | 十分に説明することができる。 | おおむね説明することができる。 | 到達目標の理解ができず、説明ができない。 |
地球規模の環境問題として、人口、食糧、エネルギー問題について説明できる | 十分に説明することができる。 | おおむね説明することができる。 | 到達目標の理解ができず、説明ができない。 |
新エネルギー、ならびに核エネルギーについて説明できる。 | 十分に説明することができる。 | おおむね説明することができる。 | 到達目標の理解ができず、説明ができない。 |
オゾン層の形成、オゾン層の破壊の機構、オゾン層の保護の歴史について説明できる。 | 十分に説明することができる。 | おおむね説明することができる。 | 到達目標の理解ができず、説明ができない。 |
地球温暖化の機構や影響について説明することができる。 | 十分に説明することができる。 | おおむね説明することができる。 | 到達目標の理解ができず、説明ができない。 |
環境の多様性の保全の意味を説明することができる。 | 十分に説明することができる。 | おおむね説明することができる。 | 到達目標の理解ができず、説明ができない。 |
学科の到達目標項目との関係
準学士課程 A-2
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準学士課程 C
説明
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教育方法等
概要:
環境問題は、今後の人間の「持続可能な発展」のために欠くことのできない問題であり、その総合的な理解のためには、幅広い分野の知識を必要とする。工学技術者、科学者として、選択肢を広げる視点と、それを選択していく倫理の視点を保持しながら、我々人類が将来にわたって繁栄を続けていくために、我々にとって住みやすい地球環境を保全していくために、これまでの人類の活動が地球に及ぼしてきた影響について概観しながら、これからなにをすべきなのかを考える態度を涵養する。
授業の進め方・方法:
地球環境問題を総合的にとらえることができる。
教室での座学で、教科書および配布資料で学ぶ。
注意点:
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
人間と環境 人間を取り巻く環境要因 地球環境の成り立ち |
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2週 |
生物と環境 人為的な環境 |
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3週 |
環境問題の歴史 公害問題 環境問題に対する国際的な取り組み エコロジーの芽生えから持続可能な開発へ |
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4週 |
SDGs 人口増加と食糧問題
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5週 |
私達の生活と環境 食生活と環境 化学物質と安全、用量・反応関係 |
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6週 |
陸水資源・淡水化技術 水資源の利用、地下水の保全 日本における水質基準 |
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7週 |
廃棄物とリサイクル 住生活と環境 |
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8週 |
中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
日本における環境問題 公害 環境基準 |
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10週 |
地球規模の環境問題 人口・食糧・エネルギー |
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11週 |
地球温暖化 パリ協定とカーボンニュートラル |
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12週 |
オゾン層 |
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13週 |
残留性有機汚染物質 ダイオキシン、環境ホルモン |
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14週 |
生物多様性の保全 酸性雨 森林の減少と砂漠化 |
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15週 |
定期試験(期末試験 |
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16週 |
まとめ |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 自然科学 | ライフサイエンス/アースサイエンス | ライフサイエンス/アースサイエンス | 地球は大気と水で覆われた惑星であることを説明できる。 | 4 | |
大気の熱収支を理解し、大気の運動を説明できる。 | 4 | |
大気の大循環を理解し、大気中の風の流れなどの気象現象を説明できる。 | 4 | |
生態ピラミッドについて説明できる。 | 4 | |
生態系における炭素の循環とエネルギーの流れについて説明できる。 | 4 | |
有害物質の生物濃縮について説明できる。 | 4 | |
地球温暖化の問題点、原因と対策について説明できる。 | 4 | |
工学基礎 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 環境問題の現状についての基本的な事項について把握し、科学技術が地球環境や社会に及ぼす影響を説明できる。 | 3 | |
環境問題を考慮して、技術者としてふさわしい行動とは何かを説明できる。 | 3 | |
全ての人々が将来にわたって安心して暮らせる持続可能な開発を実現するために、自らの専門分野から配慮すべきことが何かを説明できる。 | 3 | |
技術者を目指す者として、平和の構築、異文化理解の推進、自然資源の維持、災害の防止などの課題に力を合わせて取り組んでいくことの重要性を認識している。 | 3 | |
評価割合
| 試験:100% | 課題:0% | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 |
専門的能力 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 |
分野横断的能力 | 40 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 40 |