到達目標
□触媒の三大機能について理解できる。
□アンモニア合成合成触媒について理解できる。
□触媒表面で起こる化学反応機構について理解できる。
□各種分光測定による触媒のキャラクタリゼーションについて理解できる。
□現在の触媒技術について理解できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 触媒の三大機能について十分に説明できる。 | 触媒の三大機能についておおむね説明できる。 | 触媒の三大機能について説明できない。 |
評価項目2 | アンモニア合成合成触媒について十分に説明できる。 | アンモニア合成合成触媒についておおむね説明できる。 | アンモニア合成合成触媒について説明できない。 |
評価項目3 | 触媒表面で起こる化学反応機構について十分に説明できる。 | 触媒表面で起こる化学反応機構についておおむね説明できる。 | 触媒表面で起こる化学反応機構について説明できない。 |
評価項目4 | 各種分光測定による触媒のキャラクタリゼーションについて十分に説明できる。 | 各種分光測定による触媒のキャラクタリゼーションについておおむね説明できる。 | 各種分光測定による触媒のキャラクタリゼーションについて説明できない。 |
評価項目5 | 現在の触媒技術について十分に説明できる。 | 現在の触媒技術についておおむね説明できる。 | 現在の触媒技術について説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
触媒化学の基礎は主に物理化学ではあるが、触媒材料や触媒反応は無機化学・有機化学・錯体化学・化学工学などの複数の分野の知識を活用するため、相補的に理解を深め、分野横断的能力を育成する。さらに、各種分光測定による触媒のキャラクタリゼーション方法を学ぶことで機器分析・分析化学の理解を深め、触媒技術について学ぶ。
授業の進め方・方法:
学生参加型授業、発表、テスト
注意点:
これまで学習した物理化学・無機化学・有機化学・錯体化学・化学工学・機器分析・分析化学の基礎知識が必要。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス、触媒とは
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2週 |
"アンモニア合成触媒 触媒の構成・分類・形態"
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3週 |
"反応器の形式 複合反応の解析 "
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4週 |
"触媒反応の2種類の反応機構 レドックス機構"
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5週 |
"物理吸着と化学吸着 吸着等温線 主な分子の吸着・配位"
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6週 |
"固体触媒の調製法と担持様式 触媒の粒径・細孔について"
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7週 |
中間試験
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8週 |
"中間試験の解説 授業後半の概要説明"
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2ndQ |
9週 |
"固体触媒の酸塩基性質(B酸L酸) 各種分光測定を用いた触媒のキャラクタリゼーション方法①"
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10週 |
各種分光測定を用いた触媒のキャラクタリゼーション方法②
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11週 |
各種分光測定を用いた触媒のキャラクタリゼーション方法③
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12週 |
"多元金属触媒 金属と酸化物の複合化効果"
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13週 |
触媒の活性劣化・寿命について
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14週 |
現在の触媒技術紹介(発表)①
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15週 |
"現在の触媒技術紹介(発表)② まとめ"
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16週 |
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評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
基礎的能力 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |