セラミックス材料学

科目基礎情報

学校 群馬工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 セラミックス材料学
科目番号 4K034 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 物質工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 ウエスト固体化学 基礎と応用:アンソニー. R・ウエスト (著):講談社:978-4061543904
担当教員 齋藤 雅和

到達目標

□ セラミックス材料に関する測定手法(顕微鏡法,分光法,熱分析法)について理解できる。
□ セラミックス材料に関する相図とその解釈について理解できる。
□ セラミックス材料の電気的性質について理解できる。
□ セラミックス材料の磁気的性質について理解できる。
□ セラミックス材料の光学的性質について理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1十分にセラミックス材料に関する測定手法について理解できる。セラミックス材料に関する測定手法について理解できる。セラミックス材料に関する測定手法について理解できない。
評価項目2十分にセラミックス材料に関する相図とその解釈について理解できる。セラミックス材料に関する相図とその解釈について理解できる。セラミックス材料に関する相図とその解釈について理解できない。
評価項目3十分にセラミックス材料の電気的性質について理解できる。セラミックス材料の電気的性質について理解できる。セラミックス材料の電気的性質について理解できない。
評価項目4十分にセラミックス材料の磁気的性質について理解できる。セラミックス材料の磁気的性質について理解できる。セラミックス材料の磁気的性質について理解できない。
評価項目5十分にセラミックス材料の光学的性質について理解できる。セラミックス材料の光学的性質について理解できる。セラミックス材料の光学的性質について理解できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
セラミックス材料と呼ばれる範疇に入る材料を理解するためには,固体化学の理解は不可欠である。そこで固体化学の観点からセラミックス材料の基礎を学ぶ。
授業の進め方・方法:
座学
注意点:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 セラミックスに関する測定手法(顕微鏡法,分光法,熱分析法)① セラミックスの評価を行うために用いる顕微鏡法、分光法を理解できる。
2週 セラミックスに関する測定手法(顕微鏡法,分光法,熱分析法)② セラミックスの評価を行うために用いる分光法、熱分析法を理解できる。
3週 相図とその解釈① 単純な一成分系の相図を理解できる。
4週 相図とその解釈② 単純な二成分系の相図を理解できる。
5週 セラミックス材料の電気的性質① 導電性物質(金属伝導,超伝導性,イオン伝導)の役割について理解できる。
6週 セラミックス材料の電気的性質② 半導体の役割について理解できる。
7週 セラミックス材料の電気的性質③ 絶縁体・誘電体の役割について理解できる。
8週 中間試験
4thQ
9週 中間試験までの復習 セラミックス材料の基礎となる測定手法、相図、電気的性質について理解できる。
10週 セラミックス材料の磁気的性質① セラミックス材料の基本的な磁気的性質を理解できる。
11週 セラミックス材料の磁気的性質② セラミックス材料の基本的な磁気的性質の利用例について理解できる。
12週 セラミックス材料の光学的性質① セラミックス材料の基本的な光学的性質を理解できる。
13週 セラミックス材料の光学的性質② 蛍光体の原理と応用について理解できる。
14週 セラミックス材料の光学的性質③ レーザー材料の原理と応用について理解できる。
15週 期末試験
16週 答案返却とセラミックス材料のまとめ 答案返却と固体化学およびセラミックス材料について理解し、現在の材料技術の発展の流れについて理解できる。

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオ課題(実験レポートなど)合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力0000000
専門的能力80000020100
分野横断的能力0000000