到達目標
□有機化合物の成り立ちについて、原子や結合の状態に基づき理解できる。
□分子の立体構造を理解し、適切に表現できる。
□基本的な有機化合物について、正しく命名できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 有機化合物の成り立ちについて、原子や結合の状態に基づき十分に説明できる。 | 有機化合物の成り立ちについて、原子や結合の状態に基づき説明できる。 | 有機化合物の成り立ちについて、原子や結合の状態に基づき説明できない。 |
評価項目2 | 基本的な有機化合物について、正しく命名できる。 | 基本的な有機化合物について、ある程度命名できる。 | 基本的な有機化合物について、命名できない。 |
評価項目3 | 分子の立体構造を十分に理解し、適切に表現できる。 | 分子の立体構造を理解し、表現できる。 | 分子の立体構造を理解しておらず、適切に表現できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
化学特講Ⅰでは、教科書の1章から3章を主に学ぶ。
授業の進め方・方法:
講義形式で行う。必要に応じて分子模型を使って理解を深める。
注意点:
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス・原子の構造 |
有機物が炭素骨格を持つ化合物であることが説明できる。
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2週 |
結合・化合物の構造式 |
誘起効果と共鳴効果を理解し、結合の分極を予測できる。
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3週 |
原子軌道・分子軌道 |
σ結合とπ結合について説明できる。
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4週 |
混成軌道(1) |
混成軌道を用い物質の形が説明できる。
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5週 |
混成軌道(2) |
混成軌道を用い物質の形が説明できる。
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6週 |
酸と塩基の定義・酸の強さ・有機酸と有機塩基 |
ルイス構造を書くことができ、それを反応に結びつけることができる。
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7週 |
前期中間試験 |
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8週 |
酸の強さに与える影響 |
誘起効果と共鳴効果を理解し、結合の分極を予測できる。共鳴構造について説明できる。
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2ndQ |
9週 |
官能基・アルカン・アルカンの命名法 |
代表的な官能基を有する化合物を含み、IUPACの命名法に基づき、構造から名前、名前から構造の変換ができる。炭化水素の種類と、それらに関する性質および代表的な反応が説明できる。代表的な官能基に関して、その構造および性質が説明できる。
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10週 |
ハロゲン化アルキル、エーテル、アルコール、アミンの命名法 |
代表的な官能基を有する化合物を含み、IUPACの命名法に基づき、構造から名前、名前から構造の変換ができる。
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11週 |
アルカン、ハロゲン化アルキル、エーテル、アルコール、アミンの物理的性質 |
炭化水素の種類と、それらに関する性質および代表的な反応が説明できる。代表的な官能基に関して、その構造および性質が説明できる。
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12週 |
エタンの配座異性体 |
分子の三次元的な構造がイメージでき、異性体について理解できる。化合物の立体化学に関して、その表記法により正しく表示できる。
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13週 |
ブタンの配座異性体 |
分子の三次元的な構造がイメージでき、異性体について理解できる。化合物の立体化学に関して、その表記法により正しく表示できる。
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14週 |
シクロヘキサンの配座異性体 |
分子の三次元的な構造がイメージでき、異性体について理解できる。化合物の立体化学に関して、その表記法により正しく表示できる。
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15週 |
置換シクロヘキサンの配座異性体 |
分子の三次元的な構造がイメージでき、異性体について理解できる。化合物の立体化学に関して、その表記法により正しく表示できる。
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16週 |
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評価割合
| 中間試験 | 期末試験 | レポート | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 40 | 40 | 20 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 10 | 10 | 5 | 0 | 0 | 0 | 25 |
専門的能力 | 30 | 30 | 15 | 0 | 0 | 0 | 75 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |