到達目標
□生物の個体および細胞の成り立ちについて理解できる。
□地球上には多種多様な生物が存在しているが、その本質は共通していることを理解する
□代謝(異化と同化)のしくみを理解できる。
□セントラルドグマ、遺伝のしくみの概要を理解できる。
□ホメオスタシスを理解できる。
□生体防御としての免疫を理解できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 生物の個体および細胞の成り立ちについて説明できる | 生物の個体および細胞の成り立ちについて理解できる | 生物の個体および細胞の成り立ちについて説明できない |
評価項目2 | 地球上に存在する多種多様な生物の共通性について説明できる | 地球上に存在する多種多様な生物の共通性について理解できる | 生物の共通性について説明できない |
評価項目3 | 代謝(異化と同化)のしくみを説明できる | 代謝(異化と同化)のしくみを理解できる | 代謝(異化と同化)のしくみを説明できない |
評価項目4 | セントラルドグマ、遺伝のしくみの概要を説明できる | セントラルドグマ、遺伝のしくみの概要を理解できる | セントラルドグマ、遺伝のしくみの概要を説明できない |
評価項目5 | ホメオスタシスについて説明できる | ホメオスタシスについて理解できる | ホメオスタシスについて説明できない |
評価項目6 | 生体防御としての免疫を説明できる | 生体防御としての免疫を理解できる | 生体防御としての免疫を説明できない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
・前半は生物を構成する最小単位である細胞を構成する物質や細胞内小器官を理解し、酵素の性質、代謝のしくみや生命体のうごくしくみについて学ぶ。
・後半はDNAの複製と遺伝子の発現とその調節について学ぶ。ホメオスタシスの液性調節と神経性調節について理解する。発生のしくみを通して、幹細胞工学とその応用について学ぶ。
授業の進め方・方法:
講義形式、プリント配布
注意点:
・授業を休まないこと
・毎回の授業に「フォトサイエンス生物図録」(副教材)を持ってくること
・ノートをしっかりとること
・疑問点は質問すること
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
セントラルドグマ |
セントラルドグマの概要が理解できる
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2週 |
DNAの複製 |
複製フォーク、DNA複製の分子機構が理解できる
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3週 |
転写 |
RNAポリメラーゼ、プロモーター、転写の開始・伸長・終結が理解できる
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4週 |
転写調節のしくみ |
オペロン説が理解できる
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5週 |
遺伝暗号 |
コドン、コドン表、読み枠について理解できる
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6週 |
翻訳 |
翻訳の開始・伸長・終結について理解できる
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7週 |
転写後調節と翻訳後の運命 |
真核生物の転写後修飾、翻訳後修飾について理解できる
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8週 |
後期中間試験 |
後期のこれまでの内容についての試験に対して60%以上の点数をとる
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4thQ |
9週 |
ホメオスタシス(1) |
液性調節について理解できる
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10週 |
ホメオスタシス(2) |
神経性調節について理解できる
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11週 |
免疫系 |
生体防御のしくみについて理解できる
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12週 |
がん |
がん遺伝子について理解できる
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13週 |
発生 |
発生の機構について理解できる
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14週 |
幹細胞工学 |
クローン、ES細胞、iPS細胞について理解できる
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15週 |
植物の発生 |
植物ホルモン、花の形成、ABCモデルについて理解できる
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16週 |
ヒトの遺伝子と調節 |
真核生物の遺伝子、エピジェネティクスについて理解できる
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評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 10 | 0 | 10 | 100 |
基礎的能力 | 40 | 0 | 0 | 5 | 0 | 5 | 50 |
専門的能力 | 40 | 0 | 0 | 5 | 0 | 5 | 50 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |