到達目標
世界史における重要な諸事件や諸現象について学ぶ。さらに、地球上の多様な地域や国家の間のヒト・モノ・情報の交流が、それぞれの地域や国家に影響を与え、世界史を動かしていく実態を学ぶ。そして、これらの学習内容が、現代の世界とどのような関係を有しているのかを考察し、よりよき未来を切り開くために必要な視座を獲得する。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 世界史における重要な諸事件や諸現象の原因・結果に加えて、類似の現象についても説明することができる。 | 世界史における重要な諸事件や諸現象の原因・結果について理解できる。 | 世界史における重要な諸事件や諸現象の原因・結果がよくわかっていない。 |
評価項目2 | 地球上の多様な地域や国家の間のヒト・モノ・情報の交流が、それぞれの地域や国家に影響を与え、世界史を動かしていく実態を理解し、授業で学んだ現象についても応用することができる。 | 地球上の多様な地域や国家の間のヒト・モノ・情報の交流が、それぞれの地域や国家に影響を与え、世界史を動かしていく実態を理解できる。 | 地球上の多様な地域や国家の間のヒト・モノ・情報の交流が、それぞれの地域や国家に影響を与え、世界史を動かしていく実態を理解していない。 |
評価項目3 | 世界史の学習内容が現代の世界とどのように関係しているかを理解し、よりよき未来を切り開くための視座を獲得している。 | 世界史の学習内容が現代の世界とどのように関係しているかを理解している。 | 世界史の学習内容が現代の世界とどのように関係しているかを理解できていない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
・現代世界の歴史的背景を学習することにより、現代世界の課題を見出し、その解決に向けて思考し、行動するため
の基礎的な知的訓練を積むことができる。
・世界の国々の文化や社会の歴史的背景を学ぶことにより、グローバル化の時代にふさわしい教養・知識を身につけ
ることができる。
・現代の日本とは異なる過去の社会や人々の生活を学ぶことにより、物事について多様な角度からアプローチするた
めの訓練を積むことができる。
・歴史における人類の偉業ならびに愚行について考察することにより、これからの世界を形作るうえで必要な教訓を
得ることができる。
授業の進め方・方法:
・授業は主に講義形式で行なう。指定の教科書・資料集を用いて、主に近代以降の世界史に重点を置いて学習する。
・日本史との関連にも留意して、授業を進める。
・基本的な歴史的事実を学習した後、担当教員との質疑応答のやり取りをつうじて、講義内容の理解を深めていく。
学生には積極的に発言・質問することを期待する。
・授業中配布する資料や文章を読んだり、レポートを作成したりすることにより、思考力や文章表現力を鍛える。
注意点:
課題提出を怠らないように。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
イントロダクション |
世界史を学ぶ意義について。
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2週 |
19世紀の東アジア(1) |
ヨーロッパ諸国の進出とアジア諸国の動揺(三角貿易、アアヘン戦争)
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3週 |
19世紀の東アジア(2) |
東アジア諸国の対応(洋務運動、明治維新)
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4週 |
19世紀の東アジア(3) |
東アジア国際秩序の再編①(19世紀後半の日本・清・朝鮮。日清戦争)
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5週 |
19世紀の東アジア(4) |
東アジア国際秩序の再編②(変法運動。義和団事件。韓国併合)
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6週 |
革命の時代のヨーロッパ・アメリカ(1) |
アメリカの独立
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7週 |
革命の時代のヨーロッパ・アメリカ(2) |
産業革命
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8週 |
前期中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
革命の時代のヨーロッパ・アメリカ(3) |
フランス革命とナポレオン①
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10週 |
革命の時代のヨーロッパ・アメリカ(4) |
フランス革命とナポレオン②
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11週 |
革命の時代のヨーロッパ・アメリカ(5) |
小括
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12週 |
ナショナリズムの時代のヨーロッパ(1) |
ウィーン体制の成立
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13週 |
ナショナリズムの時代のヨーロッパ(2) |
1848年の革命と第二帝政
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14週 |
ナショナリズムの時代のヨーロッパ(3) |
クリミア戦争
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15週 |
前期定期試験 |
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16週 |
ナショナリズムの時代のヨーロッパ(4) |
ドイツ、イタリアの統一
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後期 |
3rdQ |
1週 |
帝国主義の時代(1) |
・第二次産業革命。 ・帝国主義の成立。
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2週 |
帝国主義の時代(2) |
アジアやアフリカにおける植民地化の動き①
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3週 |
帝国主義の時代(3) |
アジアやアフリカにおける植民地化の動き②
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4週 |
第一次世界大戦とロシア革命(1) |
第一次世界大戦の背景
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5週 |
第一次世界大戦とロシア革命(2) |
第一次世界大戦の経過
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6週 |
第一次世界大戦とロシア革命(3) |
ロシア革命
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7週 |
第一次世界大戦とロシア革命(4) |
第一次世界大戦とアジア
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8週 |
後期中間試験 |
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4thQ |
9週 |
戦間期の世界(1) |
・ヴェルサイユ体制の成立。
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10週 |
戦間期の世界(2) |
・大戦後の合衆国とヨーロッパ。
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11週 |
戦間期の世界(3) |
・アジアの民族独立運動。
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12週 |
戦間期の世界(4) |
・世界恐慌とファシズムの台頭。
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13週 |
第二次世界大戦(1) |
・第二次世界大戦の勃発。
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14週 |
第二次世界大戦(2) |
・第二次世界大戦下の諸地域。
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15週 |
後期定期試験 |
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16週 |
第二次世界大戦(3) |
・大戦の終結と戦後構想。
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評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |