到達目標
□古典を学習する意義を理解し、古典に親しむ態度を養うことができる。
□古文の学習に必要な基礎的知識を習得し、活用できる。
□古語と現代語を対照し、日本語の特質について理解を深めることができる。
□古典の読解・鑑賞を通して、思想や文化の普遍性・個別性について考察する視座を広げることができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 古文の基礎的な知識を理解し独t九のリズムを体感した上で、古典に親しみ、古典の意義を理解することができる。 | 古典についての基礎的な知識を習得し、古典に親しむことができる。 | 古典についての基礎的な知識が知識が習得できず、古典に親しもうとする姿勢を持つことができない。 |
評価項目2 | 古典の随筆や物語の文意を正しく理解し、辞書を活用して現代語訳することができる。 | 古典の随筆や物語の文章を正しく理解できる。 | 古典の随筆や物語の文意を理解できず、辞書の使い方が習得できない。 |
評価項目3 | 古典のおもしろさを味わい、作者の考えに対する自分なりの感想を持つことができる。 | 古典のおもしろさを近いし、作者の考えを把握することができる。 | 古典のおもしろさが理解できず、古典文学に対する興味を持つことができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
古文の組み立て、語句の働き、表記のしかたを理解し、文章の主題や要旨を的確にとらえる方法を学ぶ。
古文教材として『宇治拾遺物語』『徒然草』『伊勢物語』を取りあげて読解・鑑賞する。
授業の進め方・方法:
教科書に従い、講義形式で行う。定期的にノート・プリントの点検をする。
注意点:
中学校でもすでに古文に接してきたでしょうが、また改めて入門するつもりでがんばりましょう。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス |
・古文学習の意義を理解する。 ・授業の目的や概要を把握する。
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2週 |
今昔物語集 |
・内容をとらえながら正しく音読する。 ・歴史的かなづかいを理解する。
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3週 |
宇治拾遺物語 |
・説話のおもしろさを味わう。 ・古語辞典の引き方を理解する。
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4週 |
十訓抄 |
・基本的な古語の意味や用い方を理解する。
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5週 |
品詞の分解 |
・古語の品詞の特質を理解する。 ・品詞分解の手順を会得する。
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6週 |
動詞の活用 |
・活用・活用形・活用の種類といった文法用語を理解する。
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7週 |
形容詞・形容動詞の活用 |
・古語の用言の活用について理解する。
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8週 |
中間試験 |
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4thQ |
9週 |
徒然草 |
・随筆文学の特質を理解する。
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10週 |
徒然草 |
・作者の考えを、叙述に即して的確に読み取る。
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11週 |
徒然草 |
・作者の考えを踏まえて、ものの見方、感じ方、考え方を豊かにする。
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12週 |
伊勢物語 |
・歌物語の特質を理解する。
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13週 |
伊勢物語 |
・人物、情景、心情などを、表現に即して読み取る。
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14週 |
伊勢物語 |
・創造力をはたらかせながら、物語の世界を読み味わう。
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15週 |
助動詞 |
・古語の助動詞の特質や働きについて、体系的に理解する。
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16週 |
(助動詞) |
(・教科書の古文教材を参照していろいろな助動詞の意味を理解する。)
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評価割合
| 中間試験 | 期末試験 | レポート | 小テスト | 合計 |
総合評価割合 | 40 | 40 | 10 | 10 | 100 |
基礎的能力 or 専門的能力 | 40 | 40 | 10 | 10 | 100 |