国語表現

科目基礎情報

学校 群馬工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 国語表現
科目番号 1A041 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 一般教育 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 精選 現代の国語:三省堂:9784385727608
担当教員 田貝 和子

到達目標

□論理的な文章を客観的に理解することができる。
□論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。
□自己の考えを論理的、客観的に表現するための基本的な能力を養うことができる。
□常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。
□類義語・対義語を思考や表現に活用できる。
□社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。
□現代日本語の運用、語句の意味、常用漢字等の基礎的知識について理解を深めることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1論理的な文章を客観的に理解することが十分にできる。論理的な文章を客観的に理解することができる。論理的な文章を客観的に理解することができない。
評価項目2論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約することが十分にできる。論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約することができる。論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約することができない。
評価項目3現代日本語の運用、語句の意味、常用漢字等の基礎的知識について理解を深めることが十分にできる。現代日本語の運用、語句の意味、常用漢字等の基礎的知識について理解を深めることができる。現代日本語の運用、語句の意味、常用漢字等の基礎的知識について理解を深めることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
 語彙・文法的事項を丁寧に確認しつつ、文章の展開に即して論旨を正確に把握し、論説内容に検討を加える。併せて、文章表現力の錬成も兼ねて「論旨の要旨」をまとめる作業を行う。
授業の進め方・方法:
 1学年の国語表現では、読むことを中心に行います。正確に読解することを通じて、考える力を身につけてください。それが、自分の考えを他人に正確に伝えるための表現力につながります。
注意点:
 ノートを一冊用意してください。また、国語辞典も常に机上に置き、辞書を引く習慣をつけてください。なお、提出物、授業態度に関してもしっかりチェックします。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 社会で使用される言葉を始め広く日本語を習得し、その意味や用法を理解できる。また、それらを適切に用い、社会的コミュニケーションとして実践できる。
2週 口語文法 社会で使用される言葉を始め広く日本語を習得し、その意味や用法を理解できる。また、それらを適切に用い、社会的コミュニケーションとして実践できる。
3週 話す・聞く一
ぐうぜん、うたがう、読書のススメ1
読書習慣の形成をとおして感受性を培い、新たな言葉やものの見方を習得して自らの表現の向上に生かすことができる。
4週 話す・聞く一
ぐうぜん、うたがう、読書のススメ2
文章を客観的に理解し、人間・社会・自然などについて考えを深め、広げることができる。
5週 書く一
水の東西1
比較という方法を理解し、文化について考えることができる。
6週 書く一
水の東西2
文章を客観的に理解し、人間・社会・自然などについて考えを深め、広げることができる。
7週 書く一
水の東西3
現代日本語の運用、語句の意味、常用漢字、熟語の構成、ことわざ、慣用句、同音同訓異義語、単位呼称、対義語と類義語等の基礎的知識についての理解を深め、その特徴を把握できる。また、それらの知識を適切に活用して表現できる。
8週 読む一
情報と身体1
情報と身体の関係に着目してインターネット社会を分析することができる。
2ndQ
9週 読む一
情報と身体2
読書習慣の形成をとおして感受性を培い、新たな言葉やものの見方を習得して自らの表現の向上に生かすことができる。
10週 読む一
情報と身体3
論理的な文章を読み、論理の構成や展開の把握にもとづいて論旨を客観的に理解し、要約し、意見を表すことができる。また、論理的な文章の代表的構成法を理解できる。
11週 読む一
情報と身体4
現代日本語の運用、語句の意味、常用漢字、熟語の構成、ことわざ、慣用句、同音同訓異義語、単位呼称、対義語と類義語等の基礎的知識についての理解を深め、その特徴を把握できる。また、それらの知識を適切に活用して表現できる。
12週 書く二
アガルとノボル1
用例を検討して言葉の意味の違いを考えることができる。
13週 書く二
アガルとノボル2
文章を客観的に理解し、人間・社会・自然などについて考えを深め、広げることができる。
14週 書く二
アガルとノボル3
読書習慣の形成をとおして感受性を培い、新たな言葉やものの見方を習得して自らの表現の向上に生かすことができる。
15週 書く二
アガルとノボル4
現代日本語の運用、語句の意味、常用漢字、熟語の構成、ことわざ、慣用句、同音同訓異義語、単位呼称、対義語と類義語等の基礎的知識についての理解を深め、その特徴を把握できる。また、それらの知識を適切に活用して表現できる。
16週 前期到達目標の確認 社会で使用される言葉を始め広く日本語を習得し、その意味や用法を理解できる。また、それらを適切に用い、社会的コミュニケーションとして実践できる。
後期
3rdQ
1週 読む二
ありのままの世界は見えない1
「見る」とはどういうことか、事例をもとに考察することができる。
2週 読む二
ありのままの世界は見えない2
読書習慣の形成をとおして感受性を培い、新たな言葉やものの見方を習得して自らの表現の向上に生かすことができる。
3週 読む二
ありのままの世界は見えない3
論理的な文章を読み、論理の構成や展開の把握にもとづいて論旨を客観的に理解し、要約し、意見を表すことができる。また、論理的な文章の代表的構成法を理解できる。
4週 読む二
ありのままの世界は見えない4
現代日本語の運用、語句の意味、常用漢字、熟語の構成、ことわざ、慣用句、同音同訓異義語、単位呼称、対義語と類義語等の基礎的知識についての理解を深め、その特徴を把握できる。また、それらの知識を適切に活用して表現できる。
5週 書く三
人間にできて機械にできないこと1
機械の認識と人間の認識の違いを考えることができる。
6週 書く三
人間にできて機械にできないこと2
論理的な文章を読み、論理の構成や展開の把握にもとづいて論旨を客観的に理解し、要約し、意見を表すことができる。また、論理的な文章の代表的構成法を理解できる。
7週 書く三
人間にできて機械にできないこと3
現代日本語の運用、語句の意味、常用漢字、熟語の構成、ことわざ、慣用句、同音同訓異義語、単位呼称、対義語と類義語等の基礎的知識についての理解を深め、その特徴を把握できる。また、それらの知識を適切に活用して表現できる。
8週 書く四
命は誰のものなのか1
「生命の尊さ」について考えを深めることができる。
4thQ
9週 書く四
命は誰のものなのか2
文章を客観的に理解し、人間・社会・自然などについて考えを深め、広げることができる。
10週 書く四
命は誰のものなのか3
論理的な文章を読み、論理の構成や展開の把握にもとづいて論旨を客観的に理解し、要約し、意見を表すことができる。また、論理的な文章の代表的構成法を理解できる。
11週 書く四
命は誰のものなのか4
現代日本語の運用、語句の意味、常用漢字、熟語の構成、ことわざ、慣用句、同音同訓異義語、単位呼称、対義語と類義語等の基礎的知識についての理解を深め、その特徴を把握できる。また、それらの知識を適切に活用して表現できる。
12週 読む三
グローバリゼーションの光と影1
グローバル化する社会とどう向き合うかを考えることができる。
13週 読む三
グローバリゼーションの光と影2
読書習慣の形成をとおして感受性を培い、新たな言葉やものの見方を習得して自らの表現の向上に生かすことができる。
14週 読む三
グローバリゼーションの光と影3
論理的な文章を読み、論理の構成や展開の把握にもとづいて論旨を客観的に理解し、要約し、意見を表すことができる。また、論理的な文章の代表的構成法を理解できる。
15週 読む三
グローバリゼーションの光と影4
現代日本語の運用、語句の意味、常用漢字、熟語の構成、ことわざ、慣用句、同音同訓異義語、単位呼称、対義語と類義語等の基礎的知識についての理解を深め、その特徴を把握できる。また、それらの知識を適切に活用して表現できる。
16週 後期到達目標の確認 社会で使用される言葉を始め広く日本語を習得し、その意味や用法を理解できる。また、それらを適切に用い、社会的コミュニケーションとして実践できる。

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力6000002080
専門的能力100000010
分野横断的能力100000010