数学AⅠ

科目基礎情報

学校 群馬工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 数学AⅠ
科目番号 0005 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 一般教育 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 4
教科書/教材 新微分積分I
担当教員 清水 理佳

到達目標

微分係数・導関数の定義や、導関数の性質が理解できる.
合成関数の導関数, 三角関数、逆三角関数、対数関数、指数関数の導関数を求めることができる.
高次導関数について学び、曲線の凹凸との関係を調べることができる.
関数のグラフの接線と法線を求められる.
媒介変数表示された関数の導関数や速度と加速度を求められる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1微分係数,導関数の定義を十分理解できる.微分係数,導関数の定義が理解できる.微分係数,導関数の定義が理解できない.
評価項目2導関数と関数の増減の関係を十分理解できる.導関数と関数の増減の関係を理解できる.導関数と関数の増減の関係を理解できない.
評価項目3媒介変数表示された複雑な関数の導関数を求められる.媒介変数表示された関数の導関数を求められる.媒介変数表示された関数の導関数を求められない.

学科の到達目標項目との関係

準学士課程 B-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
1. 関数の極限について学び、微分係数・導関数の定義や、導関数の性質、基本公式等を学習する。
2. 合成関数の導関数の求め方や諸公式の応用の習熟を図る。
3. 三角関数、逆三角関数、対数関数、指数関数の導関数を学習する。
4. 導関数と関数の増減との関係を学び、最大値・最小値を求める問題に応用する。
5. 高次導関数について学び、曲線の凹凸との関係を調べ、グラフとの関係を学習する。
6. 関数のグラフの接線と法線、ロピタルの定理。
7. 媒介変数表示された関数の導関数や速度と加速度。
授業の進め方・方法:
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 関数の極限と導関数 (1) いろいろな関数の極限を求めることができる。
2週 関数の極限と導関数 (2) 微分係数の意味を理解し、求めることができる。
3週 関数の極限と導関数 (3) 導関数の定義を理解している。
4週 関数の極限と導関数 (4) 積・商の導関数の公式を使うことができる。
5週 いろいろな関数の導関数(1) 合成関数の導関数を求めることができる。
6週 いろいろな関数の導関数 (2) 三角関数・指数関数・対数関数の導関数を求めることができる。
7週 いろいろな関数の導関数 (3) 逆三角関数を理解している。逆三角関数の導関数を求めることができる。
8週 関数の変動(1) 基本的な関数の接線の方程式を求めることができる。
2ndQ
9週 関数の変動(2) 関数の増減表をかいて、極値を求め、グラフの概形をかくことができる。
10週 関数の変動(3) 関数の最大値・最小値を求めることができる。
11週 関数の変動(4) ロピタルの定理を理解できる.
12週 いろいろな応用(1) 2次以上の導関数を求めることができる。
13週 いろいろな応用(2) 関数の凹凸,変曲点を求めることができる.
14週 いろいろな応用(3) 関数の媒介変数表示を理解し、その導関数を計算できる。
15週 いろいろな応用(4) 速度,加速度を理解できる.
16週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力80000020100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000