概要:
日常生活や社会との関連を図りながら生物や生物現象への関心を高める。
観察,実験などを通して,生物学的に探究する能力と態度を身につける。
生物学の基本的な概念や原理・法則を理解するとともに,科学的な見方や考え方を養う。
地球をその外部や内部から概観するとともに,生命や人間活動とのかかわりについて理解と関心を高める。
授業の進め方・方法:
教科書、図録、配布するプリントを用い、板書を中心に授業を進める。必要に応じてパワーポイント、動画などの視聴覚教材を併用したり、グループや個人でのワークも含めて学生の積極的な参加を促しながら実施する。
注意点:
ノートとしっかりとり、プリントもファイルするかノートに貼るなどして整理して散逸しないようにすること。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
生物の多様性と共通性(1) |
細胞のつくりについて理解している。
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2週 |
生物の多様性と共通性(2) |
真核細胞と原核細胞について理解している。
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3週 |
生命活動とエネルギー(1)ATPと酵素 |
生体のエネルギー通貨ATPについて理解している。
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4週 |
生命活動とエネルギー(2)光合成と呼吸 |
光合成と呼吸、エネルギーや物質の収支について理解している。
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5週 |
生命活動とエネルギー(3)ミトコンドリアと葉緑体の起源 |
ミトコンドリアと葉緑体の構造と機能、その起源について理解している。
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6週 |
植生の多様性と遷移(1) |
植生とその環境について理解している。
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7週 |
前期中間試験 |
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8週 |
植生の多様性と遷移(2) |
植生の遷移について理解している。
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2ndQ |
9週 |
実習1 酵素の働きとATP |
酵素の性質やATPの働きについて理解できる。
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10週 |
太陽系の中の地球とその成り立 ち |
太陽系の中の地球とその成り立 ちについて理解している。
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11週 |
バイオームとその分布(1)
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気候とバイオームについて理解している。
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12週 |
バイオームとその分布(2) |
世界と日本のバイオームについて理解している。
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13週 |
生態系とその保全(1)
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生態系と物質の循環について理解している。
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14週 |
生態系とその保全(2)
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生態系とバランスについて理解している。
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15週 |
生態系とその保全(2) |
生物多様性とその保全について理解できる。
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16週 |
前期定期試験 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
生物と遺伝子(1)
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遺伝子の本体がDNAであること,その働きについて理解している。
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2週 |
生物と遺伝子(2) |
DNAの構造,ゲノムと遺伝情報について理解している。
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3週 |
実習2 植物からDNAを抽出してみよう
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植物からDNAを取り出す実験を通じて,DNAとその性質について理解できる。
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4週 |
遺伝情報の分配(1)
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細胞分裂とDNAの関係について理解している。
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5週 |
遺伝情報の分配(2) |
遺伝情報の複製について理解している。
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6週 |
遺伝情報とタンパク質の合成(1) |
遺伝情報をもとにしたタンパク質合成の過程について理解している。
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7週 |
遺伝情報とタンパク質の合成(2) |
遺伝子発現とその調節について理解している。
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8週 |
後期中間試験 |
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4thQ |
9週 |
体内環境(1) |
体内環境の特徴と血液の循環について理解している。
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10週 |
体内環境(2)
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体内環境を調節する器官について理解している。
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11週 |
体内環境維持のしくみ(1)
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自律神経系による調節について理解している。
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12週 |
体内環境維持のしくみ(1) |
内分泌系による調節について理解している。
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13週 |
免疫(1)
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生体防御のいろいろな段階とそれらのしくみについて理解している。
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14週 |
免疫(2) |
自然免疫・適応免疫について理解し,関連する医療についても理解空いている。
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15週 |
まとめ |
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16週 |
後期定期試験 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 自然科学 | ライフサイエンス/アースサイエンス | ライフサイエンス/アースサイエンス | 太陽系を構成する惑星の中に地球があり、月は地球の衛星であることを説明できる。 | 2 | |
地球は大気と水で覆われた惑星であることを説明できる。 | 2 | |
陸地および海底の大地形とその形成を説明できる。 | 2 | |
地球の内部構造を理解して、内部には何があるか説明できる。 | 1 | |
マグマの生成と火山活動を説明できる。 | 1 | |
地震の発生と断層運動について説明できる。 | 1 | |
地球科学を支えるプレートテクトニクスを説明できる。 | 1 | |
プレート境界における地震活動の特徴とそれに伴う地殻変動などについて説明できる。 | 1 | |
地球上の生物の多様性について説明できる。 | 2 | |
生物の共通性と進化の関係について説明できる。 | 2 | |
生物に共通する性質について説明できる。 | 2 | |
大気圏の構造・成分を理解し、大気圧を説明できる。 | 1 | |
大気の熱収支を理解し、大気の運動を説明できる。 | 1 | |
大気の大循環を理解し、大気中の風の流れなどの気象現象を説明できる。 | 1 | |
海水の運動を理解し、潮流、高潮、津波などを説明できる。 | 1 | |
森林の階層構造を理解し、森林・草原・荒原の違いについて理解している。 | 2 | |
植生の遷移について説明でき、そのしくみについて説明できる。 | 2 | |
世界のバイオームとその分布について説明できる。 | 2 | |
日本のバイオームの水平分布、垂直分布について説明できる。 | 2 | |
生態系の構成要素(生産者、消費者、分解者、非生物的環境)とその関係について説明できる。 | 2 | |
生態ピラミッドについて説明できる。 | 2 | |
生態系における炭素の循環とエネルギーの流れについて説明できる。 | 2 | |
熱帯林の減少と生物多様性の喪失について説明できる。 | 2 | |
有害物質の生物濃縮について説明できる。 | 2 | |
地球温暖化の問題点、原因と対策について説明できる。 | 2 | |